POS ソフトウェアについて: 概要、仕組み、選び方

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取引がオンラインで行われる場合も、対面で行われる場合も、一貫性のあるユニファイドコマース体験を構築できます。Stripe Terminal は、プラットフォームや大手企業向けの開発者ツール、認証済みのカードリーダー、 iPhone および Android デバイスに対応できる Tap to Pay、クラウドベースのデバイス管理を提供します。

もっと知る 
  1. はじめに
  2. 販売時点情報管理 (POS) ソフトウェアとは
  3. POS ソフトウェアの用途
  4. POS ソフトウェアの仕組み
  5. POS 端末と POS ソフトウェアの比較
    1. POS 端末
    2. POS ソフトウェア
  6. POS ソフトウェアとペイメントゲートウェイの比較
    1. POS ソフトウェア
    2. ペイメントゲートウェイ
  7. POS ソフトウェアの選び方
  8. Stripe Terminal でできること

POS ソフトウェアはシンプルなレジから総合的なデジタルプラットフォームへと、長年にわたって大きな進化を遂げましたPOS ソフトウェアの活用は取引に限定されません。事業者と顧客とのやり取りや日常業務の管理まで行うことができます。Grand View Research のレポートによると、世界の POS ソフトウェア市場は2030 年には 277億1,000 万ドルに達すると予測されています。

最新の POS システムの機能は多岐にわたります。在庫管理や詳細な売上レポートの作成から、中小企業向けの顧客対応まで、事業者の作業フローの改善に不可欠な役割を果たしています。多機能であるがゆえに、タスクの統合と簡素化を支援し、効率を高めることができます。

事業者は進化する顧客の期待と効率性のバランスを取るため、自社に適した POSシステムの選択の重要性が高まっています。ここでは、特定のビジネスニーズに適した POS ソフトウェアソリューションを見つけるために知っておくべきことをご紹介します。

目次

  • 販売時点情報管理 (POS) ソフトウェアとは
  • POS ソフトウェアの用途
  • POS ソフトウェアの仕組み
  • POS 端末と POS ソフトウェアの比較
  • POS ソフトウェアとペイメントゲートウェイの比較
  • POS ソフトウェアの選び方
  • Stripe Terminal でできること

販売時点情報管理 (POS) ソフトウェアとは

販売時点情報管理 (POS) ソフトウェアは、事業者が販売取引を実施、管理するためのデジタルソリューションです。このソフトウェアは多くの場合、バーコードスキャナー、領収書プリンター、カードリーダーといったハードウェア端末と連携して売上のキャプチャーや確定処理を行います。

モバイルおよびクラウドベースのテクノロジーにより、POS ソフトウェアは、従来のレジからスマートフォンやタブレットまでさまざまなデバイスで操作できます。このように柔軟性が高いため、事業者は顧客にさらに効果的にサービスを提供できるとともに、どこからでも売上データにアクセスできます。

事業形態が異なれば、必要な POS システムの種類も異なります。ここでは、主な POS システムの種類をご紹介します。

  • 従来の POS システム

  • モバイル POS システム

  • クラウドベース POS システム

  • セルフサービス POS システム

  • キオスク POS システム

  • マルチチャネル POS システム

POS ソフトウェアの用途

POS ソフトウェアは、POS システムという広範なカテゴリーとは異なり、取引処理や関連する事業運営に必要なデジタル機能に重点を置くものです。ここでは、POS ソフトウェアが事業者にもたらす利点について詳しく解説します。

  • 取引の処理
    POS ソフトウェアの中心的な役割は、販売取引の処理です。その中には商品の会計、合計金額の算出、割引の適用、そしてクレジットカードデビットカードデジタルウォレットといった様々な決済方法の処理が含まれます。

  • 在庫管理
    POS ソフトウェアの主な機能の 1 つは、商品在庫の追跡です。販売された後、リアルタイムで在庫を確認できるため、品薄になることを防ぎ、速やかに仕入スケジュールを立てられます。

  • 売上の報告と分析
    POS ソフトウェアは、販売傾向、人気商品、取引のピーク時間に関するデータを収集、提示できます。このようなインサイトを活用することで、仕入、人員配置、マーケティングについて情報に基づいた判断ができます。

  • 顧客管理
    POS ソフトウェアは、顧客関係管理 (CRM) システムとは異なりますが、多くの場合、連携することで顧客の行動をより正確に把握できます。購入履歴や好みなどの顧客データを随時追跡することで、顧客サービスの向上、ターゲットを絞ったマーケティングキャンペーンが実現できます。

  • 従業員の勤務管理と業績の追跡
    売上や在庫管理に加えて、POS ソフトウェアでは従業員の業績も追跡できます。勤務時間の記録、歩合計算、売上目標の設定などの機能があります。

  • ロイヤルティプログラムおよびプロモーション機能
    POS ソフトウェアには多くの場合、顧客維持率やリピーターを増やすためのロイヤルティプログラム、ギフトカード、特別なプロモーションを管理する機能が組み込まれています。

  • 税額計算
    税コードが複雑であるため、特に複数の管轄区域で事業を行う場合、POS ソフトウェアが売上税や付加価値税 (VAT) などの税金を自動で正確に計算して取引に適用する機能は非常に有益です。

  • 注文管理
    レストランやサービスベースの企業に特に妥当な機能が、POS ソフトウェアによる特別な注文、テーブルの割り当て、予約管理、サービススケジュールなどの管理です。これにより業務の円滑化と顧客満足度の向上が実現できます。

  • 連携機能
    最新の POS ソフトウェアには、多くの場合、他のソフトウェアツールやプラットフォームと連携する機能が備わっています。例えば、EC サービス、会計ソフトウェア、またはサードパーティーの CRM システムと同期することで、企業は包括的なデジタル環境を構築できます。

総合すると、POS ソフトウェアは販売業務を支えるデジタルブレインとして機能しています。円滑な取引を促進するとともに、事業のさまざまな側面を改善させるために必要なデータや機能を提供してくれます。

POS ソフトウェアの仕組み

支払い処理のために POS ソフトウェアを採用する究極の目的は、顧客と事業者双方にとって円滑で安全かつ効率的な決済体験を実現することにあります。POS ソフトウェアは多岐にわたる機能を管理し、取引プロセスを効率化するものです。ここでは POS ソフトウェアの仕組みを詳しく解説します。

  • 取引の開始: 顧客が購入する準備が整うと、店員がその商品またはサービスをソフトウェアに手入力、またはバーコードをスキャンして入力します。この入力により、売上のデジタル記録が作成されます。

  • 価格計算: ソフトウェアは、適用可能な割引、プロモーション、またはロイヤルティポイントを考慮して、合計額を算出します。商品やサービス、販売場所に基づいて、税金が自動で加算されます。

  • 決済手段の選択: 顧客は決済手段を選びます。POS ソフトウェアは、クレジットカードやデビットカード、デジタルウォレット、さらには店舗独自のクレジットやギフトカードなど、様々な決済手段に対応できます。

  • 決済の開始: 選択された方法が電子決済の場合、ソフトウェアはペイメントゲートウェイに接続します。このゲートウェイは、支払い内容を該当する金融機関に安全に送信します。

  • 支払いの確定: POS ソフトウェアが取引ステータスを受け取ります。支払いが承認されると確認メッセージが表示され、デジタルまたは紙の領収書が作成されます。

  • 在庫調整: ソフトウェアは、販売された商品の店舗在庫数を自動で調整します。この機能により、最新の在庫状況が確認でき、補充が必要な商品が一目でわかります。

  • 売上データの集計: 各取引が記録され、データが保存されます。このデータを活用すると、販売傾向の分析、売れ筋商品の追跡、全体的な業績の測定を行うことができます。

  • 1 日の終わりの照合: 業務終了時に、ソフトウェアはすべての取引を集計し、販売、返品、その他の関連指標の概要を提供します。この日次レポートは財務状況の追跡に有効で、会計目的に使用できます。

  • データの同期とバックアップ: クラウドベースの POS ソフトウェアソリューションでは、取引データやその他の関連指標がクラウドに定期的に同期されます。このバックアップにより、データの安全が確保され、さまざまな場所やデバイスからデータにアクセスできます。

POS ソフトウェアの基本的な仕組みは、一連のプロセスを一つのシステムに統合することです。販売の開始から支払いの照合に至るまで、このソフトウェアが取引を円滑に進め、事業者は有益な業績分析と運営の効率化を実現できます。

POS 端末と POS ソフトウェアの比較

POS 端末と POS ソフトウェアは、支払い処理において、相互に関連するものの異なる役割を果たしています。この2つの違いを詳しくご説明します。

POS 端末 (ハードウェア)

POS ソフトウェア (デジタルインターフェイス)

物理的な決済を処理する

販売オペレーションおよび事業機能を一元管理する

物理的な端末

端末、タブレット、またはスマートフォンにインストールされたアプリケーション

顧客が決済手段をスワイプ、タップ、または挿入するために使用

スタッフが売上の処理、在庫の確認、レポートの表示に使用

クレジットカードまたは QR データをキャプチャし、決済リクエストを開始する

ゲートウェイに決済情報を送信し、取引ステータスを表示

取引の入出力に限定

在庫、顧客、業績の分析、従業員の行動を管理する

機能にはソフトウェアが必要

複数種類のハードウェアで実行可能

POS 端末

  • 物理的な取引の処理: POS 端末とは主に取引で使用される物理的なデバイスを指します。商品やサービスに対する支払いはこの端末で処理されます。スタンドアロンの端末の場合もあれば、連携システムの場合もあります。
  • 入力された決済情報の処理: この端末は、支払いカードの読み取り、顧客の署名のキャプチャ、場合によってはモバイル決済QR コードのスキャンなどによって決済処理を円滑化します。
  • 顧客とのやり取りの支援: 顧客は、クレジットカードのスワイプ、PIN の入力、非接触型クレジットカードやデバイスのタップなど方法は様々ですが、多くの場合 POS 端末と直接やり取りします。

POS ソフトウェア

  • 取引操作の実行: 端末は物理的なものですが、POS ソフトウェアはその物理的デバイス上で動作するデジタルソリューションであり、端末の操作性と機能を強化します。
  • 様々な端末への適応: POS ソフトウェアは、従来のレジから最新のタブレットやスマートフォンまで、さまざまな端末にインストールできます。
  • 幅広いビジネス機能の管理: このソフトウェアは、取引の処理に加えて在庫管理、顧客データの追跡、販売パターンの分析、他のビジネスシステムとの連携などが可能です。
  • 従業員の業績管理: 通常、従業員や企業人事担当者はソフトウェアインターフェイスを通して売上の記録、在庫確認、売上レポートの確認を行います。

POS 端末では、取引の際に顧客と行う実際のやり取りが主になりますが、POS ソフトウェアはさらに深く掘り下げて、売上や関連業務まで管理できるツールやリソースを提供します。この双方の要素は連携しており、端末がゲートウェイ、ソフトウェアはインテリジェンスや機能を処理するものになります。

POS ソフトウェアとペイメントゲートウェイの比較

決済処理の分野に共通する用語に、「POS ソフトウェア」と「決済ゲートウェイ」があります。これらは類似しているようですが、取引プロセスにおいて果たす役割は異なっています。ここでは、その違いについてご説明します。

POS ソフトウェア

  • 対面販売の管理: POS ソフトウェアは、売上取引を管理するデジタルダッシュボードとして機能します。このインターフェイスは通常、店員やレジ係が販売、返品、交換を処理するために使用するものです。
  • 多機能の処理: POS ソフトウェアは取引の処理だけでなく、在庫管理、販売傾向のモニタリング、顧客データの追跡などのタスクも処理できます。
  • 店舗レベルの管理: 主に実店舗で利用されるもので、対面取引を効果的に管理できます。

ペイメントゲートウェイ

  • オンライン決済の承認とルーティング: ペイメントゲートウェイは、主にオンライン決済を承認、処理するサービスです。事業者と顧客の間のデジタル仲介業者と考えることができます。
  • 機密性の高い決済データの保護: ペイメントゲートウェイは、クレジットカード番号などの機密情報を暗号化して、顧客、事業者、銀行の間でデータが安全にやり取りされるようにします。
  • オンラインおよびリモートコマースに対応: POS ソフトウェアが通常、物理的な店舗で使用されるのに対して、ペイメントゲートウェイは主に EC ストア、サブスクリプションベースのプラットフォーム、オンラインサービスプロバイダといったオンライン環境で使用されます。

POS ソフトウェアとペイメントゲートウェイはどちらも決済処理を行うものですが、対応する環境が異なります。POS ソフトウェアは、店舗内での物理的な取引や全体的な売上管理に主に利用されます。それに対してペイメントゲートウェイは、主にオンライン取引を安全に進めること、事業者と利用者の両者がオンラインプロセスを信頼できるようにすることに焦点を当てています。

POS ソフトウェアの選び方

ここでは、自社に適した POS ソフトウェアの選択に有益なガイドをご紹介します。

  • 運用ニーズの定義
    まずは自社に固有の要件の特定から始めます。例えば、小売店舗では迅速な精算処理が重要ですが、レストランの場合は注文のカスタマイズに重きを置くことがあり得ます。サービス中心の事業者の場合、高度なスケジュール機能が重要になるかもしれません。自社の運営ニーズを具体化することで選択肢を絞り込むことができます。

  • ビジネスタスクに機能を適合させる
    定期的に活用する機能をすべて文書に記録します。そのうちどれが POS ソフトウェアで補完できるでしょうか。ほとんどの POS システムは決済処理を管理しますが、その他の側面、例えばロイヤルティプログラムの統合、請求書の発行、リモートでの決済オプション、返金、チップの回収なども検討する必要があります。自社が必要とする機能に近いシステムを選択しましょう。

  • ハードウェアの互換性を確認する
    すでに所有している、または購入を予定しているハードウェアと互換性がある POS ソフトウェアを選ぶ必要があります。バーコードスキャナー、領収書プリンター、キャッシュレジスタのいずれにしても、選択するソフトウェアがこれらの端末と簡単に連携できることを確認しましょう。

  • ソフトウェアの柔軟性と利便性を評価する
    ソフトウェアの特性が日常業務に影響する可能性があります。たとえば、一部の POS ソリューションはクラウド上で動作するため、リアルタイムのデータアクセスやリモート管理が可能というメリットがあります。また、複数のオペレーティングシステムと互換性があるソフトウェアを選択して柔軟性を高めることも効果的です。

  • 料金体系を理解する
    財務面の影響は重要な要素です。POS システムは、取引ごとに請求するか、月額サービス手数料を請求することで収益を生み出します。自社のビジネスモデルと予算に見合う料金体系を選択しましょう。

  • 顧客サポートの対応状況を優先する
    ダウンタイムや技術的なトラブルが発生した場合には速やかに解決する必要があります。メール、チャット、電話といった複数のチャネルで 24 時間体制のサポートを提供する POS ソリューションを優先しましょう。

  • データセキュリティ標準を確認する
    金融取引の機密性という性質から、POS システムは最高水準の安全基準に則る必要があります。エンドツーエンドの暗号化などの手段を用いてデータを保護する POS システムを選ぶことが不可欠です。

  • 拡張性と更新を念頭に置いて計画を立てる
    POS システムは事業の進化に対応できるものでなければなりません。ソフトウェアアップデート、新機能の連携、ビジネスの成長に対応した拡張を容易に行えるソリューションを探しましょう。

  • 本格導入前にテストを実施する
    ソフトウェアを直接体験することは有益です。無料トライアル、本番デモ、詳細なドキュメントを利用して提供されるオプションが自社のニーズに適しているか判断できます。

  • 実際のフィードバックを収集する
    外部の意見にも耳を傾けましょう。同業他社の動向や顧客の評価を確認します。このようなフィードバックから、システムの長期的な信頼性やパフォーマンスに関する洞察が得られます。

適切な POS ソフトウェアを見つけるには、自己分析、調査、評価という一連の作業を行う必要があります。このプロセスに時間をかけると、ビジネスニーズに応え、さらにそれを先取りするソリューションを見つけられる可能性が高くなります。

Stripe Terminal でできること

Stripe Terminal は POS システムと連携して、急成長中のスタートアップから、プラットフォーム、大企業にいたるまで、高性能な決済機能を提供します。詳しくは Stripe のドキュメントをご覧ください。

この記事の内容は、一般的な情報および教育のみを目的としており、法律上または税務上のアドバイスとして解釈されるべきではありません。Stripe は、記事内の情報の正確性、完全性、妥当性、または最新性を保証または請け合うものではありません。特定の状況については、管轄区域で活動する資格のある有能な弁護士または会計士に助言を求める必要があります。

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