日本の WordPress に決済機能を導入する方法とは?

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構築済み決済フォームである Stripe Checkout で購入完了率を高めましょう。Checkout をウェブサイトに埋め込むか、Stripe がオンラインで提供するページを利用することで、単発購入でも、サブスクリプションでも、簡単かつ安全に支払いを受けることができます。

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  1. はじめに
  2. WordPress に決済機能を導入する方法
    1. プラグイン
    2. オンライン決済サービス
  3. WordPress への導入が推奨される決済手段
  4. WordPress での EC 事業運営に必須な機能
    1. カート機能
    2. 管理機能
    3. セキュリティ機能
    4. マーケティング機能
    5. カスタマーサポート・お問い合わせ機能
  5. WordPress で EC サイトを運用するメリット 
    1. 簡単なプラグイン
    2. SEO 対策
    3. 集客ノウハウ
  6. WordPress で EC サイトを運用する際の注意点
    1. セキュリティ面
    2. 決済手段の充実度
    3. カスタマイズの専門知識
  7. EC 事業で WordPress を利用しない場合
    1. EC プラットフォーム
    2. EC モール
    3. ソーシャルコマース
  8. Stripe Checkout でできること

WordPress (ワードプレス) とは、HTML や CSS などの専門知識がなくても Web サイトを作成できる CMS (コンテンツマネジメントシステム) です。Web サイトの制作経験のない初心者の方でも利用しやすく、日本ではブログ記事やネットショップ、オンライン講座の作成などに用いられることがよくあります。

WordPress で EC サイトを構築し、サイト上で商品やサービスを販売するには、決済機能の導入が必要となりますが、実際に WordPress にオンライン決済を導入するにはどうすればよいのかと疑問に思われる方も少なくはありません。そこで本記事では、日本でこれから EC 事業を始めるにあたって知っておくべき、WordPress への決済機能の導入方法、推奨される決済手段、WordPress で EC を運用するメリットや注意点を解説します。

目次

  • WordPress に決済機能を導入する方法
  • WordPress への導入が推奨される決済手段
  • WordPress での EC 事業運営に必須な機能
  • WordPress で EC サイトを運用するメリット
  • WordPress で EC サイトを運用する際の注意点
  • EC 事業で WordPress を利用しない場合
  • Stripe Checkout でできること

WordPress に決済機能を導入する方法

WordPress に決済機能を導入するには、以下の 2 つの方法があります。

プラグイン

まず 1 つ目は WordPress で作成されたサイトでオンライン決済を利用可能にするため、e コマース (EC) プラグインをインストールする方法です。

「プラグイン」とは、日本語では「拡張機能」ともいい、WordPress などの既存のソフトウェアやシステムだけでは補えない機能を後から追加し、サイトをより使いやすくするプログラムを指します。WordPress に対しては、サイト機能の拡張性や柔軟性を高めるためのさまざまなプラグインがありますが、EC 決済に特化したプラグインでは、WooCommerce が代表例として挙げられます。

プラグインを用いて決済機能をサイトに追加するメリットは、ほとんどの場合において無料でインストールが可能な点です。もちろん決済機能の導入後は、決済が完了されるごとに手数料は発生するものの、導入コストはゼロとなります。ただし、デメリットとしては、インストール済みの他のプラグインとの互換性が悪いと、サイトが正しく表示されなかったりといった不具合が生じるケースがあります。そのため、プラグインを採用する前に、万が一の不具合に備えてバックアップを取っておくことがとても大切です。

オンライン決済サービス

2 つ目は、ASP-EC のような外部のオンライン決済サービスの EC システムと連携させる方法です。外部のサービスを利用するため、自社ですべてを担う必要がなく、手順さえ踏めば比較的簡単に ネットショップを構えることができます。大まかな手順としては、まずサービスを契約したうえ、WordPress で作成したサイト内に決済用の URL を埋め込むことで、決済機能が導入できます。

この方法の場合、たとえばブログと EC サイトの両方を展開する際、同じドメインの URL で運営できる点がメリットです。つまり、ブログとしての機能と EC としての機能の相乗効果を 1 つのサイトで、最大化できるということになります。また、プラグインのインストールに伴う不具合も回避できます。

一方のデメリットとしては、WordPress との連携はオプション料金となり、初期費用や月額利用料金がかかる点が挙げられます。さらに、WordPress と ASP-EC でアカウントや管理画面が別々になるため、一元管理ができず、運用や管理が煩雑になってしまう恐れがあります。

WordPress への導入が推奨される決済手段

ここでは総務省のデータを参考にしながら、WordPress を用いた EC サイトではどの決済手段が最適かを見てみましょう。

同データによると、2023 年の「インターネットを使って商品を購入する際の決済手段」として、以下が特に利用頻度の高いものとなっています (複数回答)。

  • クレジットカード決済: 76.7%
  • 電子マネー決済: 38.5%
  • コンビニ決済: 34.7%
  • 銀行・郵便局の窓口・ATM での支払い: 23.0%
  • インターネットバンキング: 21.9%
  • 代引き (代金引換): 17.8%

上記のうち、クレジットカード決済を筆頭として QR コード決済を含む電子マネー決済、コンビニ決済が 3 割を超えており、EC 市場において特に普及している決済手段であることがわかります。そのため、これらの決済手段については、優先的に導入を進めるのが理想的といえるでしょう。

ただし、ターゲットとする顧客層によっては、銀行振込などの決済手段が好まれる場合も考えられます。よって、自社で販売する商品やサービスの顧客ニーズを見据えたうえで、慎重に選定することが大切です。たとえば、口座さえあれば誰でも利用できる銀行決済を導入しておけば、クレジットカードを持たない方やシニア世代への効果的なアプローチが期待できます。したがって、選択肢として用意しておくのが望ましいでしょう。

WordPress での EC 事業運営に必須な機能

決済機能のほか、WordPress で EC サイトを作成する際に必要となる機能は、以下のとおりです。

カート機能

ネットショップで必ず目にするのが買い物カゴ、すなわち「カート」です。ユーザーが購入したい商品をカートに加えていくことで、合計金額が自動計算される仕組みとなります。また、カートをクリックすると、カート内の商品が購入数量とともに一覧で表示されるため、不要な商品を削除したり、数量の変更がカート内で簡単に実行することができます。

管理機能

EC 事業を展開するには、サイト内にて以下の管理機能が必要となります。

  • 顧客情報
  • 商品情報
  • 受注 (または返品) 情報
  • 在庫情報
  • 売上情報

これらすべての情報量をマニュアルで管理するには、多大な労力を要します。したがって、EC サイトで必要な情報を適切に管理するには、管理システムを利用するようにしましょう。これにより、効率的な業務の遂行や、実用的なマーケティング戦略を練ることが可能になります。

セキュリティ機能

WordPress で作成した EC サイトの安全性向上を図るには、セキュリティ機能を導入し、個人情報漏えいなどのトラブル防止策を徹底しましょう。たとえば、ログインの失敗回数に基づいてアカウントロックを実行させるプラグインなどが有用です。このほかにも、メールや SMS、スマートフォンアプリによる 2 段階認証は、パスワードを不正に取得した悪意ある第三者によるログインを防止できるため、不正利用の発生リスクを軽減できます。

マーケティング機能

EC サイト上の収益を上げるには、販促活動が欠かせません。そのためには、マーケティング機能を活用して効果的な集客を行い、売上につなげることが大切です。具体例としては、EC サイトに登録している顧客へのメルマガ配信やセールの開催、クーポンやプロモコードの配布などが挙げられます。

マーケティング機能なら、顧客層の分析や顧客ニーズの把握が可能なため、過去に購買経験のある休眠顧客の掘り起こしといった、売上につなげるためのさまざまな戦略を実践できるでしょう。

カスタマーサポート・お問い合わせ機能

顧客からのさまざまな問い合わせに対応できるようにするには、カスタマーサポート機能を活用しましょう。対応方法には、メールのほか、電話やチャットなどが挙げられますが、自社 EC サイトのユーザーからの感想や悩みなどの声に耳を傾けることで、新たな商品の開発やサービスの質の改善ができるようになります。また、的確かつ迅速なコミュニケーションが実現できれば、カスタマーエンゲージメントの強化も期待できるでしょう。

WordPress で EC サイトを運用するメリット 

WordPress へのオンライン決済導入には、以下のようなメリットが挙げられます。

簡単なプラグイン

プラグインを用いれば、WordPress に簡単に決済機能を実装することが可能です。特に、既に集客性の高いサイトを運営している場合、そのまま EC 事業にも集客させることが期待できます。

SEO 対策

プログラム構造が整備されている WordPress は、Google から SEO において評価されています。つまり、サイトやテキストファイル、画像、動画などのデータを Web 上で巡回、収集するクローラーが、サイト構造を理解しやすい仕様となっており、ユーザーにとっても検索されやすいことが WordPress による EC サイトの強みといえます。

集客ノウハウ

WordPress での集客を成功に導いた企業や個人ブログ運営者などによる集客ノウハウが無料で公開されているため、初心者でも事業運営やオンライン決済の導入に関する前例を参考にして、これから開始する EC 事業に活かすことができます。

WordPress で EC サイトを運用する際の注意点

WordPress で EC サイトを運用する際には、以下の点について注意しましょう。

セキュリティ面

ここまでの解説でおわかりかもしれませんが、WordPress を含むどのような EC サイトでも、セキュリティ面についてはしっかりと対応しておく必要があります。また、WordPress のような、ソースコードが一般公開されているオープンソースのソフトウェアは、ターゲットが豊富なため攻撃されやすく、利用するプラグインやテーマによっては、脆弱性を悪用した攻撃を受けるリスクがあります。

そのため、WordPress の利用にあたっては、WordPress を常に最新バージョンにアップデートされた状態にしておくことを心がけましょう。

また、インストール済みではあるけれど不要のプラグインがある場合は、削除することも大切です。プラグインについては、どのような機能なのかを知らないまま、多くの WordPress ユーザーが利用する人気プラグインだからといってインストールすることは避けましょう。一方、セキュリティ対策用のプラグインや外部の不正防止システムを取り入れることは、有益といえます。

決済手段の充実度

WordPress を用いて EC 事業を行う場合、最新の決済手段に対応できないケースが生じ得ることを理解しておきましょう。その理由は、WordPress の場合、決済手段の種類は利用するプラグインに委ねられるためです。つまり、導入可能な決済手段はプラグイン次第ということになるため、最新のサービスや希望する決済手段に対応したプラグインが見つからず、導入できないケースも考えられます。

決済手段については、できるだけ種類を豊富に用意しておくことが機会損失の回避につながります。そのため、先ほど解説したような、クレジットカード決済はもちろん、電子マネー決済やコンビニ決済といった一般的に普及している決済手段を少なくとも 1 つは導入し、顧客ニーズに応じて決済手段を増やすとよいでしょう。

なお、決済手段の充実度を高めるには、プラグインの代わりに、先ほど解説した外部オンライン決済サービスの EC システムを WordPress に連携するのも、対策の 1 つといえます。外部の EC システムであれば多種多様な決済手段を網羅し、最新のサービスも随時追加されることから、長期目線で事業を成長させていくためには効果的な手段といえるでしょう。

カスタマイズの専門知識

WordPress の利用に際しては、初心者でも操作しやすいことがメリットですが、カスタマイズの際には、HTML や CSS などの専門知識やスキルがある程度求められます。たとえば、プラグインでは対応不可なカスタマイズを行いたい場合には、独自にソースコードを書き換える必要性が出てきます。そのため、理想とする EC サイトを構築するまでには、予定外の手間がかかる可能性があるほか、プログラミングスキルに長けた人材がいないと、細かい修正やカスタマイズは困難となることも考えられます。

このような懸念を事前に解消したい場合、プラグインではなく、初期設定で多くの機能が備わっている外部 EC システムとの連携が理想的といえるかもしれません。この方法であれば、各自で細かなカスタマイズを行わずに、EC システムのさまざまな機能によって柔軟に対応することができます。EC システムの利用には相応のコストはかかりますが、将来的に本格的な事業展開を計画しているのであれば、選択肢として検討してみるとよいでしょう。

EC 事業で WordPress を利用しない場合

WordPress にこだわる必要がなければ、以下のようにして EC 事業を開始する方法も選択肢として挙げられます。

EC プラットフォーム

サイトの構築に必要なシステムが備わっている EC プラットフォームを利用して運営を始めるのも 1 つの案です。EC プラットフォームにはさまざまな種類があるため、自社ブランドや販売商品との適合性、将来的な事業視野を考慮しながら選ぶことが大切です。また、選ぶ際のポイントとして、搭載機能の充実度やサポート体制、費用対効果を見定めたうえで、慎重に検討するようにしましょう。

EC モール

独自の EC サイトではなく、EC モールに出店する方法で、商品やサービスを販売することも可能です。EC モールなら、ゼロから EC サイトを立ち上げる必要がなく、構築済みの EC システムを利用して事業を展開できるため、手間と時間を省くことができます。また、既に知名度の高い EC モールを利用することで、単独のサイトで販売活動を行うよりも集客が容易な可能性があります。

ソーシャルコマース

通常の EC サイトではなく、SNS と EC を組み合わせたソーシャルコマースを活用して、商品やサービスを販売することも可能です。今日では多くの人々が日常的に SNS を利用しているため、ソーシャルコマースには SNS 上での新たな販売手法としてのポテンシャルが秘められています。 たとえば、ソーシャルコマースのうちの 1 種、ライブコマースなら、SNS 上でライブ動画配信を実施して、商品やサービスをリアルタイムで紹介でき、そのまま販売に導くことが可能です。ソーシャルコマースなら、このような SNS ならではの効果的なユーザーへのアプローチがスムーズに行えるでしょう。

Stripe Checkout でできること

Stripe Checkout は、ウェブサイトやアプリで簡単に決済を開始できる完全カスタマイズ可能な事前構築済みの決済フォームです。

Checkout の特徴

  • 購入完了率の向上: Checkout の決済フォームはモバイル向けに最適化され、ワンクリックで完了する決済フローが構築されています。顧客は支払い情報を簡単に入力し、再利用できます。

  • 開発時間を短縮: Checkout を自社サイトに直接組み込むか、顧客を Stripe のオンライン決済ページへ誘導します。数行のコードで実行可能です。

  • セキュリティの向上: Checkout が機密性の高いクレジットカードデータを処理し、PCI 準拠を効率化します。

  • グローバルに拡大: Adaptive Pricing で 100 以上の通貨および 30 以上の言語に対応し、各地域に合った決済フォームを提示。購入完了率を向上させる決済手段を動的に表示します。

  • 高度な機能: サブスクリプションのための Billing、不正利用防止のための Radar など、他の Stripe プロダクトと Checkout を連携できます。

  • 柔軟な管理: 決済手段の保存や購入後のアクション設定など、決済体験を完全にカスタマイズできます。

Checkout を活用した決済フローの最適化について、詳しくはこちらをご覧ください。今すぐ開始する場合はこちら

この記事の内容は、一般的な情報および教育のみを目的としており、法律上または税務上のアドバイスとして解釈されるべきではありません。Stripe は、記事内の情報の正確性、完全性、妥当性、または最新性を保証または請け合うものではありません。特定の状況については、管轄区域で活動する資格のある有能な弁護士または会計士に助言を求める必要があります。

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