デジタル製品ビジネスとは、デジタル形式でのみ存在する製品を創造し、販売する会社を指します。これらの製品は、多くの場合、モバイルアプリ、電子書籍、オンラインコース、ストリーミングプラットフォーム、デザインソフトウェアといった、ソフトウェアやオンラインサービス関連のものです。顧客はデジタルデバイスを通じて製品にアクセス・使用し、ビジネスは仮想機能、コンテンツ、または機能を通じて価値を提供することに重点を置いています。
2023 年、デジタル商品・サービスへの支出額は、世界の顧客の購買資金の 2.7% を占めると推定されています。ますます多くの人々がインターネットやデジタルデバイスにアクセスするようになっており、この市場は大きく成長する可能性を秘めています。以下では、どのようなデジタル製品の需要があるか、これらの製品をパッケージ化する方法、Stripe がこの種のビジネスの管理にどのように役立つかなど、デジタル製品ビジネスを開始する際に知っておくべきことについて説明します。
この記事の内容
- デジタル製品ビジネスを始める理由
- 需要があるデジタル製品の種類
- デジタル製品の作成方法・パッケージ方法
- デジタル製品ビジネスに役立つ Stripe の機能
- デジタル製品ビジネスが直面し得る課題と解決法
デジタル製品ビジネスを始める理由
デジタル製品ビジネスとは、起業家にとって創造性を発揮する自由な場であり、拡張を見込める可能性があります。ここでは、ビジネスオーナーがこの分野で働き始めるきっかけとなるメリットを、詳しく見ていきます。
拡張性: デジタル製品は、一度作成すれば、実質的に継続生産コストをかけずに繰り返し販売できます。
オーバーヘッドの削減: 物理的な製品とは異なり、製造、在庫、出荷の作業が不要です。つまり、初期費用と運営費があまりかかりません。
海外へのリーチ: デジタル製品は、どこにいても、インターネットに接続している人なら誰に対しても、マーケティングや販売を行うことができます。
受動的収入の可能性: オンラインコースや電子書籍などの多くのデジタル製品は、特に販売と配送を自動化した場合、実務的な関与を常に行わなくても、時間の経過とともに収益を生み出す可能性があります。
創造の自由: デジタル製品を通して、自分の知識、スキル、熱意を、他の人にとって価値のあるものに変えることができます。
適応性: ゼロから始めることなく、デジタル製品を迅速に更新または改善して、関連性を維持し、顧客の期待に応えることができます。
需要があるデジタル製品の種類
価値あるデジタル製品は、問題を解決し、時間を節約し、人々のデジタルライフに価値を提供します。
ここでは、現在需要のあるデジタル製品をいくつか紹介します。
教育コンテンツ
オンラインコース: コーディング、ビジネス、自己啓発、フィットネス、クリエイティブスキルなどのトピックを扱います
電子書籍: 特にニッチなトピックやハウツーガイド
ワークショップおよびウェビナー: ライブまたは録画で、スキルや戦略に焦点をあてます
会員制サイト: 継続的な学習機会または限定コンテンツ
デジタルツールとソフトウェア
モバイルアプリ: 生産性やフィットネスから、ゲームやソーシャルネットワーキングまで
サービスとしてのソフトウェア (SaaS): プロジェクト管理プラットフォーム、顧客関係管理 (CRM) ソリューション、グラフィックデザインアプリ
プラグインと拡張機能: WordPress、Shopify、Chrome、その他多くのプラットフォームの機能強化
クリエイティブアセット
テンプレート: ウェブサイトのテーマ、ソーシャルメディアのテンプレート、履歴書のデザイン
ストックアセット: ストックフォト、動画、効果音、音楽
フォントとグラフィック: カスタム書体またはデジタルイラストレーション
エンターテイメントとライフスタイル
ストリーミングコンテンツ: ポッドキャスト、動画、ライブ配信
デジタルアート: イラスト、壁紙、非代替性トークン (NFT)
ゲーム: モバイル、デスクトップ、またはブラウザベース
ビジネスと生産性に関するリソース
ガイドとツールキット: ビジネスプラン、マーケティングテンプレート、または財務トラッカー
自動化スクリプト: 反復処理を自動化するツール
データ分析: パフォーマンスを追跡または改善するためのソフトウェア
健康とウェルネス
フィットネスプラン: ワークアウトのガイド、プログラム、アプリ
瞑想とマインドフルネス: ガイド付き瞑想、サウンドスケープ、習慣の追跡
食事プランナー: 栄養追跡のためのカスタマイズ可能なデジタル食事プラン
サブスクリプションサービス
コンテンツライブラリ: 厳選されたリソース、書籍、またはソフトウェアへのアクセス
プレミアムニュースレター: 専門的なトピックや業界を深く掘り下げる
バーチャル体験
拡張現実 (AR) および仮想現実 (VR) コンテンツ: バーチャルツアー、トレーニングシミュレーション、没入型ゲーム
対話型学習: ゲーミフィケーションされた教育アプリ
財務追跡
予算スプレッドシート: すぐに使えるファイナンシャルプランニングテンプレート
暗号ツール: ウォレットトラッカーまたはポートフォリオ管理ソフトウェア
パーソナライゼーションサービス
カスタムデザイン: ロゴ、ブランディングキット、個人のアートワーク
AI を活用したツール: パーソナライズされたレコメンデーション、AI ライティング、画像生成
デジタル製品の作成方法・パッケージ方法
デジタル製品を構築してパッケージ化するには、専門知識やアイデアを人々が使用し、有益だと感じるものに変える必要があります。開始方法は次のとおりです。
問題意識や熱い気持ちから始める:
あなたが他の人に教えたり、解決したり、改善したりできることは何でしょう?深く気にかけていることは何でしょう?例をいくつかご紹介します。
デザインが得意な方は、Canva テンプレートのコレクションを作るのもいいかもしれません。
ライフスキルを見つけたら、それを電子書籍やオンラインコースに変えましょう。
あなたがコーダーなら、退屈なタスクをシンプルにするツールを作成してもよいでしょう。
本当に役に立つことや楽しいことを見つけるのに意識を向けます。
シンプルに、しかし洗練させる
最初の製品を複雑にしすぎないでください。管理しやすい高品質の製品から始めます。例をいくつかご紹介します。
Canva または Google ドキュメントを使用してテンプレートまたはガイドを作成します。明快でプロフェッショナルな見映えで、使いやすいものにしてください。
コースは、携帯電話で録画し、iMovie または CapCut で仕上げた複数のビデオで構成可能です。
アプリは大量の機能を搭載する必要はありません。代わりに、1 つの問題を本当にうまく解決することに集中してください。
製品は完璧である必要はありませんが、デザインをよく練り指示を明確にして、意図的であると感じさせる必要があります。
体験を創出する
顧客が求めているのは PDF やビデオだけではありません。彼らは体験を求めています。次のような詳細を追加します。
製品の使用方法を説明する「ウェルカム」ページまたは紹介ビデオ
チェックリスト、ボーナスリソース、クイックウィンでエンゲージメントを高める
ユーザーが期待以上のものを得ていると感じさせる機能
たとえば、オンラインコースを販売している場合は、マイルストーンを作成し、ダウンロード可能な概要を提供し、ユーザーが進捗状況を共有できるコミュニティーの構築を検討します。
配信を強化する
購入品を検索したがそこで止まってしまう、ということがないよう、Gumroad、Payhip、Etsy などのプラットフォームを使用して、数回クリックするだけで製品を販売・配信できるようにします。次のような側面を自動化します。
テンプレートや電子書籍のインスタントダウンロードリンク
受講を促すためのコースの順次配信コンテンツ
お礼のメールや Zapier などのアプリによるフォローアップ
顧客にとって配信が楽に感じられるようにします。彼らは、あなたが作ったものを数秒または数分で購入し、インストールし、楽しみ始めることができるはずです。
ローンチ前に期待感を醸成する
人々をワクワクさせることは、デジタル製品を構築することとほぼ同じくらい重要です。興味を持ってもらうために、チラ見せしたり、ヒント、プロセスの一部を共有したりします。例は以下のとおりです。
舞台裏のクリップをソーシャルメディアに投稿する
早期支援者に無料サンプルまたはベータ版を提供する
テスターから証言を集めて価値を実証する
この期待感が話題を呼び、製品が仕上がったときに順風なスタートを切ることができます。
結果を売る
製品をパッケージするときは、それが何であるかを説明だけではなく、予測される結果についても焦点を当ててください。例をいくつかご紹介します。
「これは新しい食事計画ガイドです」と述べる代わりに、「週に 10 分かけて健康的な食事を計画し、何時間分もの日々のストレスをカットしましょう」と述べます。
「これは瞑想アプリです」と言うのではなく、「毎日たった 5 分で落ち着き、集中力が高まる」と伝えてみてください。
学びながら進める
最初からすべてを正しく行おうとストレスを感じないでください。管理可能な規模から開始し、フィードバックに耳を傾け、改善を行います。初めてのデジタル製品は、学習と構築の基礎段階として捉えましょう。
デジタル製品ビジネスに役立つ Stripe の機能
Stripe は、支払いをシンプルにし、重要なプロセスを自動化することでデジタル製品ビジネスを支援します。また、オンラインビジネス向けに特別に作成された機能が含まれています。どのように役立つかを紹介します。
グローバルに決済を受け付ける
Stripe は、ほぼどこからでも支払いを受け付けることができます。顧客は、クレジットカード、デビットカード、デジタルウォレット (Apple Pay、Google Payなど)、または銀行振込で支払うことができます。さらには、135 を超える通貨をサポートしており、通貨換算を気にすることなくグローバルに販売できます。
サブスクリプションとメンバーシップの販売
Stripe では、継続請求をシンプルに行えます。これはデジタル製品が、サブスクリプションベースのサービス (コースプラットフォーム、SaaS製品など) またはメンバーシップベースのサイトである場合に重要です。Stripe を利用すると、以下が可能になります。
自動更新を設定する
無料トライアルまたは段階制料金プランを提供する
請求書の更新と顧客の請求書を自動的に管理する
簡単な決済機能と連携する
Stripe の事前構築済みの決済ページは、購入を完了に導くよう洗練されており、モバイルフレンドリーで、ウェブサイトに簡単に実装できます。これらのページをブランディングでカスタマイズして、購入する顧客にとって馴染みがあるようなプロセスにできます。
1 回限りの決済を処理する
Stripe は、電子書籍、テンプレート、ガイドなどのデジタル製品の迅速な 1 回限りの決済をサポートしています。決済用リンクを作成して、コーディングなしで顧客を安全な決算フローにリダイレクトできます。
デジタル製品を自動配信する
Stripe は Gumroad、SendOwl、Zapier などのプログラムと連携して、商品の配送を自動化します。顧客が購入すると、ダウンロードリンクまたはアクセス手順が即座に送信され、手作業は必要ありません。
税金を管理する
デジタル製品では、多くの場合、地域に応じて売上税、付加価値税 (VAT)、物品サービス税 (GST) の規則に準拠する必要があります。Stripe Tax は、顧客の所在地に基づいて税金を自動的に計算、徴収、納付するため、法律・会計関連の法令遵守がはるかに簡単になります。
パフォーマンスを追跡する
Stripe ダッシュボードで、売上、収益のトレンド、顧客の行動に関する詳細なインサイトを確認できます。このデータを使用して、価格の微調整、プロモーションの実施、最も高パフォーマンスな製品の分析を行うことができます。
データを安全に保つ
Stripe はお客様のビジネスのデータセキュリティを処理します。そのシステムは、PCI データセキュリティ基準 (PCI DSS) に準拠しており、高度な暗号化を使用して支払い情報を保護します。この準拠により、特に製品が市販されて間もない場合に、顧客の信頼を得ることができます。
カスタム連携に対応
技術的なスキルがある場合や、開発者に作業してもらっている場合は、Stripe のアプリケーションプログラミングインターフェイス (API) を使用して、特定のニーズに合ったカスタム決算フローなどのソリューションを構築できます。
簡単に拡張可能
電子書籍を販売している場合でも、本格的な SaaS 企業を経営している場合でも、Stripe は拡張できるように設計されています。ビジネスの成長に合わせて、不正利用防止や詳細レポートなどの高度な機能を追加したり、物理的な商品の販売に挑戦したりもできます。
デジタル製品ビジネスが直面し得る課題と克服方法
デジタル製品ビジネスを運営することは非常にやりがいのあることですが、一定のハードルがあります。ここでは、直面する可能性のある課題とその克服方法をいくつか紹介します。
競争の激しい市場で抜け出す
デジタル製品は、電子書籍、コース、アプリ、SaaS のどの分野であっても、飽和状態にあります。非常に多くの企業や製品が注目を集めようと競い合っているため、「とりあえず十分」な製品ではもはや通用しません。これを克服する方法は次のとおりです。
ニッチを見つける: すべての人にアピールしようとしないでください。固有の問題を持つ特定の対象者に焦点を当てます。ソリューションの対象が絞られていればいるほど、購入者とつながる可能性が高くなります。
価値にこだわる: 追加のリソース、パーソナライズされた気配り、継続的なサポートなどにより、期待以上のものを提供します。簡単に買えるようになった価値あるものを作り出しましょう。
広くではなく、深くブランディングする: ストーリーを伝え、対象者の共感を呼ぶブランドアイデンティティを強力に打ち出せるよう投資します。ブランドとのつながりを感じてもえるようにしましょう。
顧客の期待に応える
デジタル製品に対して、人々はすぐに結果や完璧なパフォーマンスを期待する傾向があるため、顧客の期待値が高くなっている可能性があります。これを克服する方法は次のとおりです。
明確な期待値を設定する: 販売ページ、オンボーディングプロセス、または製品ドキュメントには、顧客が期待できることと期待できないことを概説する必要があります。たとえば、コースが「生産性の向上」を約束している場合は、結果が見えるまでに通常どのくらいの時間がかかるか、および結果をどのように確認できるかを説明します。
実用的なガイダンスを提供する: 顧客が早い段階でスピーディーに成果を得られるようにします。たとえば、オンラインコースでは、レッスン 1 の終わりにミニタスクを与えて、すぐに価値がわかるようにします。
優れたサポートを提供する: よくあるご質問セクション、ライブチャット、自動フォローアップといった機能で、顧客が簡単に回答を得たり、問題のトラブルシューティングを行ったりできるようにします。
料金と知覚価値のバランスをとる
デジタル製品の料金体系は複雑に感じるかもしれません。料金が低すぎると、製品が過小評価される恐れがあります。しかし料金を高くしすぎると、購入者がおびえてしまう可能性があります。これを克服する方法は次のとおりです。
料金を固定する: 顧客が投資レベルを選択できる段階的オプションを作成します。たとえば、基本バージョン、ボーナス機能を備えた中間層オプション、カスタムサポートを備えたプレミアム層を提供してみてください。
お客様の声と証拠を使用する: ケーススタディ、顧客の成功事例、製品の価値を証明する指標などを取り上げます。実際の結果を見れば、多く場合、人はより多くのお金を払うことをいとわないものです。
価格変えて実験する: A/B テストを実施して、価値と手頃な料金のバランスがちょうどいい箇所を特定します。
顧客を維持して長期的に成長する
新規顧客の獲得にはコストがかかります。サブスクリプション型製品が主力である場合は、解約によって利益が減っていってしまう可能性があります。これを克服する方法は次のとおりです。
維持努力を重視する: 製品を継続的に改善します。ユーザーからのフィードバックに基づいて、新しい機能、更新、コンテンツを追加します。
コミュニティーを構築する: プライベートグループ、ライブイベント、定期的なメール更新などを通じて、製品を使い続ける理由を顧客に提示しましょう。
ロイヤルティを奨励する: 長期の顧客や購読者に割引や限定特典を提供します。
絶え間ない技術変化に対応する
テクノロジーは常に発展しており、今日の最先端は 1 年で時代遅れになることがあります。これを克服する方法は次のとおりです。
最新情報を受け取る: 業界の新しいトレンドに注意を払いますが、そのすべてを追いかけるのはやめましょう。製品と対象者に合ったものだけを慎重に採用してください。
定期的に改善する: 完全な再構築なしで更新できる柔軟なプラットフォーム上に、製品を構築します。
可能な限り将来にも対応する: API やモジュール設計などの柔軟なインフラストラクチャに投資して、必要に応じて適応できるようにします。
海賊版や模倣品に対処する
デジタル製品は簡単に複製できるため、アイデアを盗もうとする侵害者や競合他社が出てくる可能性があります。これを克服する方法は次のとおりです。
可能な限り知的財産を保護する: 不正な共有を阻止するには、透かし、ライセンス契約、アクセスが制限された配信プラットフォームなどを使用します。
製品だけでなく、ブランドに焦点を当てる: 強力なブランドはコピーするのが難しく、模造品よりも貴社製品を選ぶよう顧客を促す効果があります。
忠実な対象者を構築する: 貴社や貴社のミッションとのつながりを人々が感じていれば、海賊版や競合他社に流れる可能性は低くなります。
浪費にならない効果的なマーケティング
明確な戦略なしに広告にお金を投じることはよくある罠であり、オーガニックなアウトリーチは非常に遅く感じることがあります。これを克服する方法は次のとおりです。
パートナーシップに頼る: インフルエンサー、アフィリエイト、補完的なブランドとコラボレーションして、多額の広告費をかけずに対象者にリーチします。
コンテンツマーケティングを戦略的に活用する: 価値あるニッチなコンテンツ (ブログ、ビデオ、ポッドキャストなど) を共有して、適切な人々を惹きつけます。うまく実行すれば、コンテンツはより自信があふれ権威あるものになります。
マイクロキャンペーンを実施: さまざまなメッセージ、プラットフォーム、割引を少ない予算でテストして、規模を拡大する前に何が効果的であるかを確認します。
品質を損なうことなく業務拡大する
需要が高まるにつれて、同じレベルの品質と顧客体験を維持することが難しくなる場合があります。これを克服する方法は次のとおりです。
賢く自動化する: 反復的なタスク (メールシーケンス、オンボーディング、支払い処理など) には自動化を使用し、最も重要な部分には人による作業を追加します。
チームを編成する: 収益が増加したら、専門的なタスク (カスタマーサポート、マーケティングなど) を外注したり担当者を雇用したりして、自分自身の時間を確保します。
柔軟なシステムを構築する: プロセスにテンプレートを使用する、またはモジュール式の製品設計を使用するといったように、常に再発明を行わなくても、ビジネスを拡大できるようにしましょう。
この記事の内容は、一般的な情報および教育のみを目的としており、法律上または税務上のアドバイスとして解釈されるべきではありません。Stripe は、記事内の情報の正確性、完全性、妥当性、または最新性を保証または請け合うものではありません。特定の状況については、管轄区域で活動する資格のある有能な弁護士または会計士に助言を求める必要があります。