決済 API の基礎知識: その概要とビジネスでの活用方法

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成長中のスタートアップからグローバル企業まで、あらゆるビジネスに対応できる決済ソリューションを利用して、オンライン決済、対面支払いなど、世界中のあらゆる場所で決済を受け付けます。

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  1. はじめに
  2. API の正式名称
  3. API とは
  4. 決済 API とは
  5. 決済 API の仕組み
  6. ウェブサイトへの決済 API の導入方法
  7. 決済 API を利用する業種
  8. 決済 API の選び方
  9. Stripe Payments でできること

これまでビジネスに携わってきて、「API」という用語を聞いたことがあっても、それは技術者やプログラマーのみが使うものだと見なしてきた人がいるかもしれません。 API を利用することで、重要な技術を利用できる人を増やし、小売業者による決済の受け付けなど、ビジネスの多くの領域で効果を得られる可能性があります。 2025 年現在、API 関連の組み込みが会社収益の 40% 以上を占めています。

ここでは、決済に特化した API が顧客の買い物の仕方をどう変えているのか、そしてビジネスの成長に伴ってそれらを理解しておくべき理由を説明します。

目次

  • API の正式名称
  • API とは
  • 決済 API とは
  • 決済 API の仕組み
  • ウェブサイトへの決済 API の導入方法
  • 決済 API を利用する業種
  • 決済 API の選び方
  • Stripe Payments でできる決済対応

API の正式名称

「API」は「アプリケーションプログラミングインターフェイス」の略です。

API とは

API とは、2 つの異なるソフトウェアをつなぐインターフェイスまたは仲介役です。API を利用すれば、開発者やサイトビルダーは、コードを自分で作成せずに、技術アプリケーションを簡単に使用できます。開発者は、API を利用して適用できる機能を検討してから API を実装することにより、その機能を一から構築することなく、短時間で正確に性能を向上させることができます。

API を使うと、開発者はお気に入りのブランドやソリューションが提供する機能を活用できるため、導入が容易になり、より優れた結果につながります。(多くの場合、特定の製品やサービスで API を機能させるために、開発者が独自にカスタマイズする必要はあります。) さらに、API のクリエイターは、API 技術がさまざまなプラットフォームで一貫して使用され、意図した決済手段で使われるよう、開発者向けのサポートや教育を提供することがよくあります。

API は非常に信頼性が高いと考えられています。2025 年時点での平均 API 稼働時間は約 99.46% で、AI トラフィックと複雑さの増加により若干減少しています。

決済 API とは

決済 API は、オンライン小売業者の決済管理に役立ちます。さまざまなオンラインビジネスに一貫性、セキュリティ、統合性をもたらします。また、変化するコンプライアンス規約に対応する負担も軽減します。

決済 API は、決済代行業者またはペイメントゲートウェイから提供される場合がありますが、目的は同じです。それは、企業が決済を回収しやすくし、顧客が購入を完了しやすくすることです。カード API などの決済連携は、顧客がオンライン購入時に安心感を持てるようにするためのセキュリティ対策の一部にも役立ちます。また、開発者が独自の決済ソリューションを作成する際や、顧客が金融情報を誤入力した際に発生する可能性のあるエラーから、決済代行業者やカード会社を保護するのにも役立ちます。グローバル決済 API は、さまざまな通貨、決済手段、国をまたぐ取引を円滑にします。

ペイメントゲートウェイ API は、決済情報を安全に取得し、それを決済代行業者に送信して承認を受ける役割を果たします。これは、顧客の決済体験と広範な決済インフラをつなぐ技術的な橋渡しとして機能します。

無料で使用できる決済 API もあれば、取引ごとに企業に手数料を請求するものや、サブスクリプションモデルで請求するものもあります。

決済 API の仕組み

決済 API は、小売業者のウェブサイトを、決済時に使用される決済代行業者に接続します。また、決済ネットワークへの直接接続を提供するため、決済機能を作り直す必要がありません。決済 API は、単発の決済と継続課金の両方に対応しており、顧客による購入完了とビジネスの拡大を容易にします。ほとんどの決済 API は高度にカスタマイズ可能で、ほかの決済ソリューションやゲートウェイの決済 API と組み合わせて使用できます。

決済 API を使用している小売業者は、決済に関する自動サポートを受けられます。たとえば、決済 API は、顧客の決済情報が有効かつ最新であることを自動的に確認し、取引ステータスや決済履歴に関するリアルタイムデータを提供できます。さらに、API は、トークン化されたデータと機密情報の安全な処理を通じて不正取引を検出して防止し、ビジネスの PCI 準拠に役立てることもできます。これにより、小売業者は決済プロセスを効率化し、エラーや不正利用を減らし、全体的により優れた顧客体験を提供できます。

多くの決済 API には、自動サポートに加えて、小売業者が継続課金やサブスクリプション決済など、自社の特定のビジネスニーズに合わせて決済処理を調整できるカスタマイズ機能もあります。決済 API はリアルタイムレポートも提供できるため、在庫管理や、不正利用の可能性があるカード決済への対応にも役立ちます。

決済 API は、コードスニペットを貼り付けるだけで利用できる場合もあり、追加のコードライブラリやソフトウェアコンポーネントをインストールしなくても、ユースケースに応じてカスタマイズできます。

ウェブサイトへの決済 API の導入方法

決済 API の導入には通常、決済代行業者でアカウントを作成し、API キーを生成し、決済または支払い用のコードをサイトに埋め込み、本番環境へ移行する前に取引をテストすることが含まれます。

具体的な技術的ステップはプロバイダーによって異なりますが、一般的にこのプロセスは、使いやすさとエンタープライズクラスのセキュリティのバランスを取るように設計された標準化された方法に従います。

  • API キーによる認証: アカウントが有効になると、プロバイダーは一意のシークレットキーを発行します。このキーは、お客様のウェブサイトと決済代行業者の間の安全な「ハンドシェイク」として機能し、すべての取引が承認され、特定の加盟店 ID に関連付けられるようにします。

  • ローコード導入とカスタム導入: 開発リソースに応じて、コーディングが最小限で済む構築済みのユーザーインターフェースコンポーネントか、決済フローを完全に制御できるカスタム構築の API 連携を選択できます。

  • サンドボックステスト: 開発者は、実際の資金を扱う前に、「サンドボックス」、つまりテストモード環境を使用します。これにより、実際の顧客データや資金を危険にさらすことなく、さまざまなシナリオをシミュレーションして、サイトが正しく応答することを確認できます。

これらの段階を経ることで、企業は静的なウェブサイトから完全に機能するデジタル店舗に、数ヵ月ではなく数日で移行できます。

決済 API を利用する業種

あらゆる業種のビジネスが決済 API を利用できます。ただし、API は従来、オンライン小売業者、つまり美容商品からゲームアプリまでさまざまな商品を販売するビジネスでよく利用されてきました。オンラインで決済を回収する実店舗型のビジネスでも、決済 API を利用している場合があります。近年では、フリーランスやコンサルタントなどの個人事業主が、クライアントが簡単に決済できるように、自身のウェブプロパティに決済 API を導入するケースも増えています。

ウェブサイト作成会社は、テンプレートのオプション機能として決済 API を含めていることが多いため、企業や個人事業主が気付かないうちに API を使っていることもあります。決済 API を使えば、ウェブサイトホスティング会社などの代行業者は、独自のソリューションの開発にリソースを費やすことなく、簡単に決済サービスを提供できます。

一般に、オンライン決済を受け付けることを望む人は誰でも、決済 API の利用者になる可能性があります。中小企業にとって、決済 API はカスタム開発の必要性を減らし、組み込みのセキュリティとコンプライアンスを提供し、ビジネスの成長に応じた決済の拡張を容易にします。EC ビジネスは通常、複数の決済方式、各国の通貨、不正利用対策、スムーズな決済体験に対応する決済 API を求めます。ほかの業種では、給与計算や支払いのために ACH 決済 API などの特化型の統合を選ぶこともあります。

決済 API の選び方

選択できる決済 API のオプションは多数あります。事前に調査しておくことで、時間とコストを節約でき、すでに使用しているシステムや技術と互換性のある API を導入できます。

信頼できる決済 API には、次の要素が備わっている必要があります。

  • サポートスタッフによる対応を含む継続的な技術サポートと、適切に記述され、頻繁に更新されるドキュメントやリソースガイド
  • API クライアントライブラリ: 一般的なプログラミング言語ですぐに使えるコードを利用できるため、コードの仕組みを理解するのに多くの時間をかけなくても、すばやく使い始められる
  • 高い信頼性の稼働時間により、決済サービスが最も必要なときでも障害を心配せずに済むこと
  • 必要なときに受けられる、信頼性が高く適切な更新
  • API キーによる安全な認証情報管理と、アクセスを保護するためのその他の対策
  • サンドボックスなどのテスト機会があり、自社サイトでの使用を決める前に API を試せること
  • 決済手段、地域、または取引量に応じて変動する一般的な取引ごとの手数料など、明確な料金体系

Stripe Payments でできること

Stripe Payments は、成長中のスタートアップからグローバル企業まで、あらゆるビジネスがオンライン、対面、および世界中で決済を受け付けられるようにする統合型のグローバル決済ソリューションです。

Stripe Payments でできること。

  • 決済体験の最適化: 構築済みの決済 UI、125 種類以上の決済手段へのアクセス、および Stripe が構築したウォレットである Link により、スムーズな顧客体験を実現し、エンジニアリング工数を何千時間も節約できます。
  • 新市場への迅速な展開: 195 カ国、135 以上の通貨で利用可能な越境決済オプションにより、世界中の顧客にリーチし、多通貨管理の複雑さとコストを軽減できます。
  • 対面とオンラインの決済を統合: オンラインと対面のチャネル全体でユニファイドコマース体験を構築し、インタラクションをパーソナライズし、ロイヤルティを高め、収益を拡大できます。
  • 決済パフォーマンスの向上: ノーコードの不正利用対策や承認率を向上させる高度な機能など、カスタマイズ可能で設定が簡単な決済ツールにより、収益を増やせます。
  • 柔軟で信頼性の高いプラットフォームで迅速に成長: 過去の稼働率 99.999% と業界トップクラスの信頼性を備え、ビジネスの成長に合わせて拡張できるプラットフォーム上で構築できます。

Stripe Payments がオンラインおよび対面決済をどのように強化できるかについての詳細をご覧いただくか、今すぐ始めることもできます。

この記事の内容は、一般的な情報および教育のみを目的としており、法律上または税務上のアドバイスとして解釈されるべきではありません。Stripe は、記事内の情報の正確性、完全性、妥当性、または最新性を保証または請け合うものではありません。特定の状況については、管轄区域で活動する資格のある有能な弁護士または会計士に助言を求める必要があります。

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