決済用の URL リンクとは? 基本知識と使用方法

ウェブサイトを持っていなくても、決済用の URL リンクを使えば簡単にカスタムの決済ページを作成できます。ここでは、決済用のリンクをあらゆるチャネルで使うために知っておくべきことを説明します。

Payment Links

Payment Links ならウェブサイトがなくても、オンライン決済が可能になります。数クリックで支払いページが簡単に完成し、顧客に支払い用の URL リンクを共有できます。コードを作成する必要はありません。

もっと知る 
  1. はじめに
  2. 決済用の URL リンクとは
  3. 決済用の URL リンクの利用対象とその理由
  4. Stripe Payment Links
    1. Stripe Payment Links の作成方法
    2. Stripe Payment Links の送信方法
    3. 決済用のリンクの追跡
  5. 決済用の URL リンクのメリット
  6. 決済用の URL リンクの手数料
  7. 決済用の URL リンク以外の選択肢

貴社がオンラインチャネルを通じて販売している場合、ショッピング体験で購入者にかかる負担を最小限に抑え、カゴ落ちを防ぐためにあらゆる手段を講じるという、永遠の課題をよく理解されていることでしょう。販売する商品、販売する場所、対象となる購入者層を問わず、決済用の URL リンクを使用することで、オンライン決済にすばやく対応できます。

ウェブサイトを持っていない、あるいはウェブサイトで E-コマースに対応していない場合でも、商品やサービス、サブスクリプションをオンラインで販売することに関心がある方なら、リンク型決済が適している可能性があります。決済用リンクは、汎用性のある E-コマースツールというより、オンラインで販売する際の面倒な課題を解決する「万能型」のソリューションと言った方がふさわしいかもしれません。

Baymard Institute の調査によれば、ショッピングカートの 69% 以上が、購入に至る前に放棄されています。その理由は、配送費用が高すぎる、潜在顧客が購入を完了する際のアカウント登録を面倒に感じるなど、様々です。しかし、この調査によると、アメリカのオンラインショッピング利用者の 17% は、決済プロセスが「長すぎる、または複雑すぎる」ことを理由に、注文を途中で断念しています。このような問題を最小限に抑えられるのが、まさにリンク型決済の利点の 1 つです。

ここでは、決済用の URL リンクとは何か、状況に応じてどのように使い分ければ良いのかについて、事業者が知っておくべきことを説明します。

この記事の内容

  • 決済用の URL リンクとは
  • 決済用の URL リンクの利用対象とその理由
  • Stripe Payment Links
    • Stripe Payment Links の作成方法
    • Stripe Payment Links の送信方法
    • 決済用の URL リンクの追跡
  • 決済用の URL リンクのメリット
  • 決済用の URL リンクの料金
  • 決済用の URL リンク以外の選択肢

決済用の URL リンクとは

決済用の URL リンクとは、購入者を固有の決済ページに直接誘導し、そこで購入を完了できるようにするためのもので、URL、ボタン、QR コードで表示されます。決済用のリンクはすばやく簡単に作成でき、ウェブブラウザー、テキストメッセージ、メール、ソーシャルメディアの投稿からアクセスできます。決済用のリンクを導入することで、事業者は決済ページを作成し、そのリンクを購入者と直接共有することが可能となります。Stripe の Payment Links はコーディング不要なうえ、メール、ソーシャルメディア、テキストメッセージなどあらゆるチャネルで、必要に応じて何度でも共有できます。

決済用の URL リンクの利用対象とその理由

決済用のリンクの利用が適しているのは、オンライン購入のプロセスを簡素化し、購入者が簡単かつダイレクトに購入を完了できるようにしたいと考えている事業者です。この定義はあまりにも広すぎると思われるかもしれませんが、これには理由があります。決済用のリンクは、あらゆるデジタル消費者層の購買を促進するために、幅広い業界で使用されています。最大の特長は、その汎用性です。ほぼすべてのタイプのオンライン購入で使用できます。

ここでは、決済用のリンクの一般的な使用例をご紹介します。

  • ウェブサイトを持っていない
    または、少なくとも、E-コマースに対応したウェブサイトを持っていない。貴社では、現在 EC サイトを構築中かもしれません。または、オンラインで決済を処理する必要がほとんどないため、サイトを構築する予定がゼロという場合もあるかもしれません。いずれの場合でも、オンラインで決済を処理する必要がある事業者にとって、決済用のリンクはシンプルで信頼性の高いソリューションです。

  • SMS マーケティングを多く手掛けている
    テキストメッセージを通じて顧客にアプローチするうえで、リンク型決済は理想的なツールです。SMS マーケティングのリストが充実していて、それが貴社にとって重要な販売チャネルとなっている場合、決済用のリンクが最適な選択肢です。

  • 購入者層が幅広い
    購入者層が明確であり、それぞれに的を絞ったメッセージを使用することが多い場合、決済用のリンクを使うと、それぞれの購入者バケットに最適化されたカスタムの決済ページを作成できます。

  • 募金や寄付を集めている
    消費者に商品やサービスを販売するにあたって重要となるのが、スムーズで効率的な決済プロセスですが、慈善目的の寄付を集めている場合には、この点が一層重要になります。寄付をしてもらうには、その仕組みをできるだけ簡単にしておく必要があります。そうしないと、せっかくの支援者が行動を起こしてくれないおそれがあります。決済用のリンクは、募金活動や慈善活動への寄付を、労力と所要時間を最小限に抑えながら、スピーディーかつダイレクトに行える方法です。

  • 対面で決済を受け付ける必要があるが、ハードウェアがない
    たとえば、貴社が地域の農産物直売所で職人仕込みのピーナッツバターを販売する事業を行っているとします。遅い時間に、現金を持っていない購入希望者が買い物に来ましたが、ビジネスパートナーはすでにカードリーダーを片付けて、数分前に帰ってしまったとします。その場合でも、潜在顧客を帰すのではなく、ご自身のスマホで商品の決済用のリンクをすぐに作成して、それを購入希望者にテキストメッセージで送ることができます。

カードリーダーなしで決済を受け付けなければならない理由は、いろいろあります。決済用リンクは、そうした多くの状況でも、決済を円滑に行うことのできる万能型のツールです。

  • 商品の回転率が高い
    タイムリーに商品を投下し、予想に基づいて在庫を補充して、高い商品の回転率を実現しているとしたら、誰の目からも好ましいシナリオです。

では、この素晴らしいシナリオを商品に最大限に生かすには、どうすればよいでしょうか。たとえば、最新情報配信サービスへの登録を購入者に呼びかけ、発売日になったら決済用リンクを送信するというのも 1 つの方法です。このようにして、購入者がすぐに行動を起こせる方法を提供できれば、需要の高い商品に対する「早く買わないとなくなるかもしれない」という心理と希少性の原理を、十分に活かすことができます。

Stripe Payment Links は、オンライン、対面、またはその両方で複数のチャネルでの決済を受け付ける事業者向けの、より大きい規模の支払い設定方法として機能するほか、まだウェブサイトを持っていない新規事業者にとっても、スピーディーかつ簡単に商品の販売を開始できる手段として機能します。Stripe Payment Links は、クレジットカード、デビットカードや、Apple Pay、Google Pay などのデジタルウォレットを含む、20 以上の決済手段に対応しています。決済ページは 30 以上の言語に対応しており、ブラウザーで設定された購入者の使用言語に自動的に翻訳されます。

Stripe Payment Links では、ユーザーが決済ページにカスタムカラーやその他のブランディング要素を加えられるほか、ストアポリシーや連絡先の追加や決済用リンクの QR コードの作成も可能で、プロモーションコード、クロスセル、アップセルにも対応できます。

Stripe Payment Links は、Stripe アカウントをお持ちの方がご利用いただけます。お持ちでない場合は、まず登録が必要です。Stripe への登録が済み、ログインしたら、ダッシュボードに移動します。そこから、Payment Links をクリックし、次の各ステップを実行します。

  • 「+新しい商品を追加」を選択する。
  • 商品の詳細を入力する。
  • 「商品を追加」をクリックする。
  • 「次へ」をクリックする。
  • 「リンクを作成」をクリックする。

新しい決済用リンクを作成すると、自動的に詳細ページが表示されます。これで、リンクを共有するための準備が整いました。

決済用リンクを大量に作成したい場合、API を使用して決済用の URL リンクを作成することも可能です。

Stripe Payment Links の送信方法は、その他のリンクを送信する場合と同じです。共有したい場所にコピー&ペーストしてください。必要に応じて、同じリンクを何度でも利用できます。

決済用のリンクの追跡

決済用のリンクの送信が完了すると、そのパフォーマンスをダッシュボードから追跡することができます。

決済用の URL リンクのメリット

決済用の URL リンクはシンプルで必要最低限の機能に特化しているため、事業者にとっては非常に魅力的です。他のページに移ってさらにクリックしなくても、1 つの商品ページにアクセスして購入を簡単に完了できることが分かれば、その潜在的な可能性をすぐに理解できるでしょう。

決済用のリンクは、シンプルで洗練されているだけでなく、以下のような注目すべきメリットもあります。

  • スムーズな支払いで決済体験が向上
    決済用のリンクは、メールやテキストメッセージで送信したり、ソーシャルメディアで共有したりすることができます。購入者はワンクリックで取引を完了できます。実際、これほどシンプルな方法は他にありません。

  • 購入完了率の向上
    貴社におけるカートの放棄率が現状どの程度であれ、それが大幅に低下した状況を想像してみてください。それを実現できるのが決済用のリンクであり、ビジネスに決定的な変化をもたらすことができます。決済用のリンクは柔軟に使用できるため、新しい購入者層にアプローチする場合や、既存の購入者層にターゲットを絞る場合にも役立ちます。全般的に、決済用のリンクは他の決済手段よりも購入完了率が高まります。

  • 優れたカスタマイズ性
    E-コマース対応のウェブサイトでは、すべての購入者層に対応できる決済体験を 1 つしか提供できませんが、決済用のリンクでは限りなく動的なメカニズムが提供されるため、そのメカニズムを利用してカスタムの決済ページを作成できます。特定のキャンペーンに関連付けた決済用のリンクを作成する場合でも、特定の購入者グループ向けの決済体験を作成する場合でも、決済用のリンクは、カスタマイズした決済体験を必要に応じていくつでも気軽に作成できます。

決済用の URL リンクの手数料

Stripe Payment Links は Stripe の価格体系モデルにすでに含まれているため、決済用の URL リンクを作成したり、それを使って決済を受け付けたりするために追加料金を支払う必要はありません。継続支払いのための Billing や Stripe Tax など、Stripe の他のソリューションと組み合わせて決済用のリンクを使用する場合には、他の手段で完了した取引と同様に、各サービスに関連して適用される手数料を支払う必要があります。ただし、それ以上に、決済用のリンクの使用によって Stripe ユーザーに手数料が追加で発生することはありません。

決済用の URL リンク以外の選択肢

オンライン取引の場合、決済用のリンクに代わる主な方法としては、E-コマースに対応できるウェブサイトを構築する方法があります。購入者がオンラインで購入を完了できるウェブサイトを提供し、決済処理に対応できるようになれば、決済用のリンクと同じように商品ページへのダイレクトリンクを使用して、共有できます。もちろん、このリンクに決済用のリンクのような機能はありませんが、それでも、トラフィックを自社のウェブサイトに誘導し、うまくいけば決済フローにまで誘導できます。

しかし、実際のところ、決済用のリンクに代わるいかなる方法を導入しても、最終的には、決済用のリンクが持つ独自のメリットばかりが強調されることになります。購入者が直接かつ気軽にアクションを起こして、複数の決済プロセスを通過しなくても簡単にオンライン購入を完了できる方法は、決済用のリンク以外にありません。

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アカウントを作成し、支払いの受け付けを開始しましょう。契約や、銀行情報の提出などの手続きは不要です。貴社ビジネスに合わせたカスタムパッケージのご提案については、営業担当にお問い合わせください。