課題
共同創業者兼 CEO の David Paffenholz 氏と、共同創業者兼 CTO の Ishan Gupta 氏は、採用分野の明確な課題を解決するため、2022 年に Juicebox を立ち上げました。当時の採用チームは、スケーラブルでインテリジェントな自動化を活用する代わりに、バラバラのツール、手作業によるソーシング、キーワード検索をつなぎ合わせて業務を行っていました。現在、Juicebox のチームは 50 名を超える規模に成長し、Network Sourcing や 24 時間 365 日稼働のソーシングエージェントなど、多くの企業に利用されているプロダクトを提供しています。この勢いの多くは、スピード、効率、継続的な改善を重視する企業文化から生まれています。
決済代行業者の選定にあたり、Paffenholz 氏と Gupta 氏は、利用企業と社内チームの双方にとっての使いやすさを重視しました。利用企業が希望する決済手段で、さらに Juicebox のグローバル展開に伴い現地通貨で、迅速かつ簡単に支払える必要がありました。また、Juicebox はサブスクリプション型のビジネスモデルであるため、オーソリ成功率を高めて不承認を減らし、決済不履行による解約を最小限に抑えられるように設計された決済インフラも求めていました。
これらすべてを、手間をかけずに管理、維持できる必要がありました。「少数精鋭のチームで運営しているため、バックグラウンドで確実に機能してくれるインフラが不可欠です。そうすればプロダクトと顧客に集中できます」と、Juicebox の財務責任者である Eric Lee 氏は述べています。
また、無駄のない財務・経理体制を維持しながら、今後長期にわたる規模拡大と進化を支えてくれるパートナーを求めていました。「成長するにつれて物足りなくなるのではなく、成長に合わせて活用の幅を広げていけるパートナーを探していました」と Lee 氏は言います。
ソリューション
Juicebox は複数の決済代行業者を検討した結果、ソリューションの幅広さと、信頼できる確かなパートナーとしての評判を理由に Stripe を選びました。
グローバル展開という目標を踏まえ、Juicebox は 195 カ国、135 を超える通貨に対応する Stripe Payments を導入しました。Payments を通じて、Stripe 決済ソリューションも利用できるようになりました。このスイートにはコンバージョン向けに最適化された構築済み決済フォームである Stripe Checkout による埋め込み可能な UI 要素が含まれます。さらに、国内主要決済手段に加え、Stripe が開発したデジタルウォレットである Link も利用でき、顧客は決済情報の自動入力によって、これまでよりも迅速かつ簡単に支払えるようになります。
Juicebox は当初、クレジットカードとデビットカード、ACH 決済、Apple Pay、Google Pay、Cash App Pay などの決済手段を有効にしました。また、Adaptive Pricing を有効化し、利用企業が現地通貨で支払えるようにしました。
さらに、Stripe Authorization Boost も採用しました。これは、Adaptive Acceptance、ネットワークトークン、自動カード更新機能といった Stripe の AI を活用した承認最適化機能を組み合わせ、決済の不承認を最小限に抑えて承認率を高めるものです。
請求管理のため、Juicebox は価格設定の管理、解約の削減、売上の拡大に対応する Stripe のプラットフォームである Stripe Billing を導入しました。チームは Billing を使用して、シート単位とエージェント単位という 2 種類のサブスクリプションモデルをサポートし、利用企業がいずれかの支払い方法を選択できるようにしました。また、Billing の導入により、Smart Retries も利用できるようになりました。これは、Stripe ネットワーク全体の数十億件のデータポイントで学習した AI により、決済のリトライに最適なタイミングを予測するツールです。
財務・経理業務では、売上に関する信頼できる情報源かつ補助元帳として、Stripe Revenue Recognition を導入しました。また、Stripe を自社の ERP と接続し、Revenue Recognition を ERP と併用することで、会計計算全体の正確性を確保しています。
結果
98% のオーソリ成功率で簡単な決済が可能に
Stripe により、Juicebox はサブスクリプション型ビジネスに共通する解約リスクを最小限に抑えるさまざまな最適化を実施しました。Stripe の解約削減機能の活用により、98% を超えるオーソリ成功率を達成しています。
グローバルな顧客基盤全体で、決済総額が毎月 20% 増加
過去数年間、Juicebox は顧客基盤を世界中に拡大しながら、決済総額を前月比 20% のペースで伸ばしてきました。現在は、1 人で運営するスタートアップから数千人の従業員を抱える Fortune 500 企業まで、5,000 を超える企業にサービスを提供しています。決済総額の約 24% は米国外からのものです。
「顧客がサインアップしてサブスクリプションを開始するまで、わずか 1 分しかかかりません。これ以上ないほど簡単です」と Lee 氏は述べています。
Juicebox を利用する企業の間では、情報の自動入力により決済を迅速化する Link の活用も進んでいます。提供開始以来、575 社が Link アカウントを作成し、現在では取引の 30% で Link が使用されています。
財務・経理業務を実質 1 人体制で運用
Juicebox はこれまでに 1 億 1,600 万ドルの資金を調達していますが、効率性は今も同社の DNA の中核にあります。決済機能とデータを Stripe 上に統合したことで、業務をスリムに保ちながら、プラットフォームを利用する企業を 5,000 社以上に拡大できました。「Stripe のおかげで、請求書の発行、決済の回収、顧客の請求内容の変更、レポート作成を 1 か所に集約でき、財務・経理業務を実質的に 1 人体制で運用できています」と Lee 氏は言います。
少数精鋭のエンジニアリングチームがプロダクトの革新とカスタマーエクスペリエンスに集中
Stripe は当初から、導入と管理が簡単なプラットフォームを求める Juicebox のニーズを満たしていました。「Stripe の立ち上げは非常にスムーズに進みました」と Lee 氏は述べています。
Juicebox が成長を続ける中で、エンジニアがプロダクトの構築とカスタマーエクスペリエンスの向上に集中し続けられるよう、同社は Stripe を活用してきました。サポートチームのメンバーは、エンジニアリングチームや財務チームの手を借りることなく、請求履歴の確認、問い合わせへの対応、問題の解決、決済手段の更新を簡単に行えます。
「私にとって Stripe の一番の利点は、その使いやすさです。プラットフォームの操作に費やす時間は最小限で済みます。これほど多くの顧客を管理するうえで、この点は非常に重要です」と Lee 氏は述べています。
決済に関しては、信頼できる最高水準のパートナーが必要でした。決済と請求のインフラとして Stripe を選んだことで、最も大切にしていること、つまりアウトバウンド採用への移行を通じてタレントチームを支援する、市場トップレベルの AI 採用プロダクトの開発に集中し続けられます。