決済アプリ 101: その正体、仕組み、独自のアプリを作成する方法

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成長中のスタートアップからグローバル企業まで、あらゆるビジネスに対応できる決済ソリューションを利用して、オンライン決済、対面支払いなど、世界中のあらゆる場所で決済を受け付けます。

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  1. はじめに
  2. 決済アプリの種類
    1. クローズドループ型アプリ
    2. オープンループ型アプリ
    3. ピアツーピア決済アプリ
  3. 決済アプリの仕組み
  4. 決済アプリがビジネスに与える影響
  5. Stripe による決済アプリのサポート

決済アプリは、スマートフォンなどのモバイルデバイスを通じて金融取引を促進するデジタルプラットフォームです。これらのプラットフォームは、現金やクレジットカードなどの従来の物理的な手段を必要とせずに、顧客が支払いを済ませてその他の金融活動を行えるため、ますます人気が高まっています。2026年に、世界のモバイル決済市場の規模は推定 1,581 億ドルに上りました。

モバイル決済アプリの普及は、場所や取引の種類に制限されることなくセキュリティ、スピード、利便性の強力な組み合わせを提供できることが要因となっています。この技術は個人の利用者とさまざまなビジネス部門と密接な関係があります。こうしたプラットフォームを介して決済を受け付けたい、または独自に決済アプリを構築したいと考えるビジネスにとって、各種モバイル決済アプリのプロセスと微妙な違いを理解することは有益です。ここでは、利用を開始するにあたり知っておくべきこと、およびアプリでの決済を実現するためにどう Stripe を役立てられるかについて説明します。

目次

  • 決済アプリの種類
  • 決済アプリの仕組み
  • 決済アプリがビジネスに与える影響
  • Stripe によるモバイル決済アプリのサポート方法

決済アプリの種類

モバイル決済アプリによって、企業と顧客の取引の処理方法は大きく変わりました。その仕組みを理解するために、アプリを 3 つの大きな種類に分けてみましょう。

  • クローズドループ型アプリ
  • オープンループ型アプリ
  • P2P 決済アプリ

これらのカテゴリには、それぞれ固有の機能および利用者とビジネスとの関連性があります。以下に各カテゴリの詳細を説明します。

クローズドループ型アプリ

個別の小売業者や関連企業のグループで使われるのが、クローズドループ型アプリです。Starbucks や Target は、独自のクローズドループ型アプリを持つ企業の代表例です。これらのアプリは決済アプリであるだけでなく、ロイヤルティプログラムとして機能することも多く、取引のたびに蓄積されたポイントやリワードを顧客に表示します。
これらのアプリでは、決済プロセスで外部の金融ネットワークをバイパスすることが多く、小売業者の取引手数料を最小限に抑えることができます。顧客はアプリのシンプルさとロイヤルティリワードを評価し、企業はアプリを通じて業務の最適化に役立つ貴重なデータを収集できるため、顧客と企業の両方にとってメリットがあります。

メリット

デメリット

顧客のロイヤリティを強力に高める

多額の初期技術投資が必要

深く価値のある消費者のインサイトを収集する

導入を促進するために、大規模で継続的なマーケティングが必要となる

オープンループ型アプリ

クローズドループ型アプリとは異なり、Apple PayGoogle PaySamsung Pay などのオープンループ型アプリは、幅広い小売業者で使用できます。多くの場合、近距離無線通信 (NFC) を使用して実店舗の POS システムとやり取りします。これらのアプリは、顧客がデビットカード、クレジットカード、ロイヤルティカードを保存できるデジタルウォレットです。

小売業者がこれらのアプリからの決済を受け付けるには、通常、顧客のモバイルデバイスと通信できる最新の POS システムが必要です。これらのシステムを導入することで、企業は既存の決済ワークフローを再評価するようになり、より高度で顧客に優しいセットアップにつながる可能性があります。

メリット

デメリット

顧客の決済体験を飛躍的に向上させる

小売業者が最新の POS ハードウェアにアップグレードする必要がある

レジでの取引時間を短縮する

より高いカードネットワークの取引手数料が関係する

ピアツーピア決済アプリ

Venmo や Cash App などのピアツーピア決済アプリは、個人間の直接取引を促進するように設計されています。これらのアプリは、レストランでの割り勘、友人への送金、小規模ビジネスでの取引などにも最適です。

これらのアプリのおかげで、送金のプロセスは SMS を送信するのと同じくらい簡単になります。ピアツーピア決済アプリでは、送金に既存の金融ネットワークを利用することが多く、同じアプリを利用している顧客間の取引は通常無料ですが、銀行口座への送金には手数料がかかる場合があります。

メリット

デメリット

送金プロセスを民主化し、簡素化する

データセキュリティに関する新たな課題を提起する

割り勘や日常的な支払いを非常に迅速にする

消費者詐欺やスキャムに対する脆弱性が高まる

決済アプリの仕組み

モバイル決済アプリは、アプリと、銀行口座、デビットカード、クレジットカードなどの既存の金融口座との間を接続します。アプリを設定する際には通常、認証プロセスを経る必要があります。これには、金融口座のオーナーであることを確認するための少額のテスト取引や、SMS またはメールで送信される認証コードなどが含まれる場合があります。この接続を確認すると、モバイルアプリは銀行口座にリンクされ、デジタルウォレットとして機能します。

このデジタルウォレットは、金融口座を表す安全な電子キーのセットを使用して、銀行またはクレジットカードプロバイダーと通信する電子インターフェイスとして機能します。モバイルアプリを使用して購入を行うことを決定すると、取引を完了するために、複雑ではあるものの迅速な一連の処理がバックグラウンドで行われます。それには以下が含まれます。

  • 認証: 通常、購入を行う前にアプリから本人確認を求められます。これには、フィンガープリント、暗証番号 (PIN)、顔認証などが含まれます。

  • 通信: 認証が完了すると、アプリは販売者の取引システムとのやり取りを準備します。このやり取りにはいくつかの異なる方法があります。

    • 近距離無線通信 (NFC): 互換性のある端末の近くでデバイスをタップするか、かざすと、暗号化された情報の交換によって支払いが開始されます。
    • QR コード: スマートフォンのカメラで機械可読コードをスキャンすることで、支払いプロセスが開始されます。
    • オンラインインターフェイス: オンラインでの購入の場合は、支払いオプションとしてアプリを選択することで、カード詳細を手動で入力する手間を省くことができます。
    • 取引: デバイスと販売者のシステム間の最初の通信の後、金融機関は支払いリクエストを受け取ります。このリクエストには、支払額や販売者の身元などの詳細が含まれます。
  • 承認: 金融機関はリクエストを確認し、資金が十分にあるか、不正利用の可能性がないか、またはその他の潜在的な問題がないかをチェックします。すべて問題がなければ、金融機関から承認が返されます。

  • 確認: お客様と販売者の両方に、通常は数秒以内に確認が届きます。販売者のシステムは支払いが受領されたことを示すように更新され、モバイルアプリの履歴にはその取引が表示されます。

  • 決済: 販売者の銀行とお客様の銀行が通信し、合意した金額が口座間で移動します。これは通常 1 〜 2 日以内に行われますが、正確な期間は異なる場合があります。

  • 記録保持: 最後のステップとして、アプリでデジタルの領収書が生成されるため、お客様と販売者の両方にとって追跡や会計処理が容易になります。

このプロセス全体を通じて、複数のセキュリティレイヤーにより取引が保護されます。暗号化によって、傍受しようとする者には交換されたデータを読み取れないようにします。多要素認証により、取引を開始できるのは口座オーナーのみであるというさらなる保証が追加されます。この運用アーキテクチャは、取引を便利なものにし、従来の決済手段より優れた方法で保護します。

決済アプリがビジネスに与える影響

モバイル決済アプリの普及は、コマースや個人の行動、さらには規制ポリシーのさまざまな側面に広範囲に影響しています。モバイル決済アプリが及ぼす影響を以下にいくつか紹介します。

  • デジタルトランスフォーメーション: 過去に現金やカード決済のみに頼っていたビジネスは、モバイル決済ソリューションをますます導入しつつあります。この移行は、顧客対応の役割だけでなく、会計、データ管理、在庫管理などの内部業務にも影響を与えます。

  • 顧客行動の変化: モバイル決済のスピードと利便性は、顧客の期待と行動を変化させました。たとえば、現金を持ち歩いたり、複雑なカードベースのプロセスを経たりする手間が省けるため、衝動買いが促進されます。モバイルアプリには予算管理機能や支出レポートが含まれていることが多いため、個人の資産管理方法も変わりつつあります。

  • データ分析: モバイル決済アプリは、顧客の行動に関する膨大なデータを生成します。ビジネスにとって、このデータは、カスタマイズされたマーケティング、在庫予測、顧客関係管理のための貴重なリソースです。しかし、これによってデータプライバシーと所有権に関する疑問も生じます。

  • 金融包摂: 銀行インフラが限られている地域では、モバイル決済アプリが金融包摂の機会を提供します。これまで銀行サービスへのアクセスが限られていた個人が、電子取引を行ったり、安全に貯金したり、ローンや保険などの金融商品にアクセスしたりできるようになります。

  • セキュリティの懸念: モバイル決済アプリには厳格なセキュリティ対策が施されていることが多いものの、普及が進むにつれてサイバー犯罪者にとって魅力的な標的となっています。このため、アプリ開発者や金融機関は、サイバーセキュリティや不正利用防止に関する新しい、進化する戦略を考案するようになっています。

  • 規制の課題: モバイル決済の台頭は、規制当局の注目を集めています。議員たちは、これらのサービスをどのように分類・規制するか、消費者の利益をどう保護するか、市場で公正な競争が行われることをどう確実にするかについて議論しています。

  • 小売業の進化: 実店舗の小売業での体験は、モバイル決済に対応するために変化しています。セルフレジ、無人店舗、迅速なスキャン&ゴーなどの支払いオプションがより一般的になり、従来の小売業の業務や運営モデルに影響を与えています。

  • 環境への影響: 紙幣や硬貨など、物理的な決済手段の製造や使用が減ることは、環境にメリットをもたらす可能性があります。しかし、モバイル取引を支えるデータセンターもエネルギーを消費します。環境への影響を評価する際は、これらの変化の全体的な結果を考慮する必要があります。

  • 経済効果: 顧客が容易に取引を行えるようになることで、支出が刺激され、経済成長に寄与する可能性があります。一方で、これにより貯金が妨げられ、過剰支出や負債の増加を招くおそれもあります。

  • グローバル化: 越境でのモバイル決済アプリがより一般的になるにつれ、より統合されたグローバル決済システムに向けて徐々に移行しています。これは、国際的な規模での市場参入や競争において、新たな機会と課題の両方を意味します。

相互に関係するこうした意味合いは、コマース、金融サービス、顧客行動の未来を形作っている影響の複雑な連鎖を生じさせています。モバイル決済技術の進化に伴い、これらの考慮事項は個人の利用者から国際企業に至るまで幅広い利害関係者にも影響を及ぼします。

Stripe による決済アプリのサポート

Stripe は、決済処理ソリューションのスイートでデジタルウォレットや決済アプリを受け入れるだけでなく、企業が独自のカスタム決済アプリを構築するための、拡張性と安全性に優れた、開発者向けの手段も提供します。ゼロから構築する場合でも、既存の決済システムに追加する場合でも、Stripe のソリューションでプロセスを簡素化できます。

Stripe をカスタム決済アプリに連携させる方法を以下に示します。

  • 調査と計画: 機能を優先順位付けし、アプリの既存のアーキテクチャや計画中のアーキテクチャに Stripe をどのように連携させるかを決定します。

  • 開発者アカウント: Stripe アカウントを作成し、テスト環境と本番環境用の API キーを生成します。

  • バックエンドの連携: バックエンドのコードで、Stripe のサーバー側ライブラリを使用して、支払いの作成やサブスクリプションの管理などの決済処理を処理します。

  • フロントエンドの開発: Stripe のクライアント側のライブラリを使用して、支払いフォームを構築し、顧客からの入力を管理し、機密情報を安全に処理します。

  • テスト: (Stripe が提供する) 安全なサンドボックス環境で決済プロセスを徹底的にテストします。すべての取引タイプ、エラー処理、エッジケースがカバーされていることを検証します。

  • デプロイ: アプリのテストが完了したら、アプリを本番環境にデプロイし、Stripe のテスト API キーを本番環境の API キーに切り替えます。

  • 継続的な管理: 取引の監視、返金の管理、顧客からの不審請求の申し立ての処理は、Stripe のダッシュボードを使用するか、API を通じてプログラムで行うことができます。

  • 更新と改善: アプリの成長に合わせて、Stripe の柔軟な API を使用して、機能を簡単に追加したり既存の機能を変更したりすることができます。

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この記事の内容は、一般的な情報および教育のみを目的としており、法律上または税務上のアドバイスとして解釈されるべきではありません。Stripe は、記事内の情報の正確性、完全性、妥当性、または最新性を保証または請け合うものではありません。特定の状況については、管轄区域で活動する資格のある有能な弁護士または会計士に助言を求める必要があります。

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