課題
Shipt は 2014 年、食料品配送サービスを手がける地域密着型企業として米アラバマ州で創業しました。その後事業を拡大し、今では 5,000 都市 の 6,000 万世帯にサービスを提供しています。創業初期、Shipt は単一の決済代行業者として Stripe を活用して規模を拡大しました。しかし、企業の成長が加速するにつれ、財務データを容易に活用して意思決定を迅速化するためのバックオフィス業務の合理化、会計・請求・財務報告プロセスの加速、顧客とギグエコノミーの購入者の満足度維持が急務となりました。
Shipt の経理財務担当バイスプレジデントである Courtney Myers 氏は次のように説明しています。「Shipt に入社した当初、1 人の担当者がサブスクの売上の会計処理を行うのに 8 時間かかっていました。チームが他の重要な取り組みに注力できるよう、締め処理のタイムラインを合理化したいと考えていました」
同社の急速な事業拡大に伴い、手作業のプロセスや分断されたデータに起因する会計上の摩擦を排除することが急務となりました。請求からデータ分析、決済に至るまで、売上と財務のプロセスを合理化・自動化する包括的なソリューションが Shipt には必要でした。
ソリューション
Shipt は売上管理のワークフローの自動化に Stripe Billing を導入。失敗した支払いを自動的に再試行する Smart Retries により、サブスクメンバーの決済不履行による解約を削減できました。また、収益関連業務を一元化するために Stripe Revenue Recognition を活用して迅速かつ正確に締め処理を行い、Stripe Data Pipeline によって数回のクリックで最新の Stripe データとレポートを Snowflake に送信できる環境を整えました。
Myers 氏はこう述べています。「これを自社で行う選択肢もありましたが、Stripe の力を借りるのが最も合理的でした。Data Pipeline を使えば、すぐに使えるソリューションをそのまま活用して迅速に実装し、ビジネスを加速できるためです」
売上データが単一のソリューションに統合されたことで、Shipt は総勘定元帳とソースシステム間の自動照合機能を使用して、アカウントの照合をより迅速に実行できるようになりました。
結果
Stripe による収益・財務オートメーションを導入した Shipt は、時間の節約と可視性の向上をもたらしました。これは、同社が成長を遂げ、正確かつタイムリーな財務レポートやインサイトへの需要が高まり続ける中でも、変わらない価値を提供しています。
Stripe Data Pipeline によって売上インサイトをすばやく活用
Shipt は Stripe のデータと、その他の主要な財務・運用データを一元管理し、決算スピードを上げ、売上や顧客獲得、顧客維持などに関する有用なビジネスインサイトを得ています。
Myers 氏はこう語ります。「リアルタイムのインサイトが充実するにつれ、当社の売上認識にはタイミングに関する特有の課題があることが浮き彫りになりました。Data Pipeline によって重要なデータを Snowflake にシームレスに集約できたからこそ、こうした事実に気づくことができたのです」
売上認識のサイクルタイムを 88% 短縮し、付加価値の高い業務に時間を割く
Stripe の導入により、Shipt は自動化された売上管理と一元化されたデータを活用して、決算を迅速化し、財務インサイトのリアルタイムで利用できるようになりました。これにより、意思決定者は数値をすばやく把握し、確信を持って行動できるようになりました。
「かつてはデータの収集から、複数のデータソースを組み合わせた複雑なモデルへの集計、そして全体の照合までに 8 時間も費やしていましたが、今では 1 時間未満に短縮されました。レポートの抽出から、仕訳の記帳、分析、結果の把握までをすべて迅速に行えます」
顧客、購入者、社内チームの体験を向上
Shipt は Stripe の幅広いソリューションを導入し、直感的で快適なユーザー体験を構築。これにより、顧客へ高い信頼性を提供すると同時に、購入者への迅速な支払いも可能になりました。Myers 氏は「Shipt では決済時のストレスを一切なくしたいと考えています。Stripe の優れた決済処理機能によってそれが可能になり、当社の支払い成功率は 97% に達しています」と述べています。
また、Stripe は購入者への報酬支払いを迅速化することで、購入者の体験向上にも貢献しています。「Shipt プラットフォームで働く購入者への支援は当社の優先事項です。なかでも即時入金機能は非常に重要です。アプリを通じて働くワーカーは、従来の週払いではなく、オンデマンドで報酬を受け取ることを望んでいますから」と Myers 氏は述べています。
さらに Stripe はバックオフィス業務を合理化し、重要な売上・財務データをリアルタイムで利用可能にすることで、Shipt の社内チームの生産性も向上させています。
Stripe の売上認識ソリューションを活用したことで、今まで 8 時間かかっていた作業を 1 時間未満で完了できるようになりました。さらに、レポートを取得して帳簿を記入し、分析結果をすばやく確認することもできます。