課題

Traxero は、レッカーサービスやロードサービスの業界向けに担当者の派遣管理、車両追跡、カスタマーサービスなどの革新的なソリューションを提供しています。同社にとって、これらのビジネスが収益性の向上に注力できるようにすることは、特に支払いを受ける際に非常に重要です。しかし、以前のペイメントプロバイダーではいくつかの問題があり、多くの顧客から、取引や返金の遅延やその状況が見えないことに対する不満の声が上がっていました。

Traxero は、遅延の発生しない決済ソリューションを顧客に提供したいと考えていましたが、新しい決済プラットフォームを導入することや、ダッシュボードの構築に時間とリソースを投資することは困難と思われました。さらに、Traxero はビジネスの拡大を推進していたため、カスタマーサポート体験を強化すると同時に、スピーディーかつ簡単で、信頼できる決済ソリューションを見つける必要がありました。

解決策

Traxero は、同社の統合型決済ソリューションを強化するために Stripe Connect を採用しました。これによって、顧客は単一プラットフォームから決済の受け付けと管理を簡単に行えるようになり、 Traxero は新たに重要な収益源を得られます。Stripe Connect では、エンドツーエンドの決済機能を構築・拡大できるプログラム可能な API やツールを使用して、プラットフォームやマーケットプレイスにすばやく簡単に支払い機能を組み込めます。Traxero は、Connect と Stripe Terminal を組み合わせて、顧客のために強力な統合型オムニチャンネル決済ソリューションを構築しました。Connect と Terminal によって、顧客は Terminal カードリーダーを使用して対面でのクレジットカード決済を受け付けられるだけでなく、Connect ダッシュボードから取引、返金、不審請求の申請などをスムーズに管理することもできます。

Traxero の決済製品マネージャーである Cheryl Hawkins 氏は次のように述べています。「Stripe への移行から約 4 週間で、対面支払いのベータを顧客にリリースし、利用開始できるようになりました。」

Traxero の顧客は、シームレスな支払い体験と、特に決済と売上に関するリアルタイムのインサイトを求めています。Stripe Terminal によって、Traxero の顧客は対面支払いを受け付けることができます。また、Stripe Connect によって、ビジネスの管理に必要なエンドツーエンドの決済機能を得られ、Stripe ダッシュボードでリアルタイムの情報を把握することもできるようになります。

結果

Traxero は、決済インフラをアップグレードして顧客体験を改善し、支払いに関するリアルタイムのインサイトを提供する必要がありましたが、リソースと時間の厳しい制約に直面していました。Stripe を導入することで、同社は以前の決済プラットフォームから移行することができ、顧客の満足度を維持したまま、新しい対面支払いソリューションをすばやく簡単にリリースできました。

Stripe Terminal の導入により 4 週間で新規対面支払い機能を構築・リリース

Stripe Connect と Stripe Terminal は、すばやく簡単に導入できるため、Traxero は従来の決済インフラを差し替え、新しい対面支払い製品である TowPay のベータテストをわずか 4 週間で開始でき、重要な業界カンファレンスに間に合わせることができました。

「Tow Show より前に新しい対面支払いソリューションをリリースできたことは大きな成功でした。Stripe のおかげで簡単に実現できて感謝しています」(Hawkins 氏)

Stripe Connect と容易に連携

Stripe Connect を使用することで、Traxero は既存のソリューションからの移行を 1 つのエンジニアリングチームのみで実現できました。Connect のプログラム可能な API は簡単に使用できるため、Stripe がオンラインで提供するアカウント登録やダッシュボードなどの新しい決済機能をすばやく導入でき、開発の手間を減らすことができました。

リアルタイムの支払いの可視性

Stripe の統合型ソリューションにより、Traxero の顧客は支払いの受け付けと管理をリアルタイムで簡単に行えるため、ビジネスに注力できるようになりました。また、Stripe のグローバルな決済プラットフォームと革新的な財務製品スイートは、Traxero の長期的な成長戦略の支えにもなっています。

「私たちのアイデアを Stripe に伝えると、いつでも『それを実現できる製品またはベータ機能をご案内しましょう』という答えが返ってきます。Stripe は常に 2 歩先を行っています」(Hawkins 氏)