Fly Fairly、Stripe の導入で取引あたりの支出が 24% 増加

Fly Fairly は、決済の選択肢と手頃な価格という 2 つを柱に構築されたオンライン旅行代理店です。ミレニアル世代と Z 世代の旅行者を対象とする Fly Fairly は、Stripe を活用して事業を開始し、現地の銀行振込から Klarna や Afterpay などの後払い (BNPL) プロバイダーまで、この層が求める柔軟な決済オプションを、手頃な価格とともに提供しています。

使用製品

    Payments
    Elements
    Radar
東南アジア
スタートアップ

課題

ミレニアル世代と Z 世代は、これまでのどの世代よりも旅行をしており、その支払い方法も新しくなっています。この層は、ほとんどのオンライン旅行代理店 (OTA) がまだ提供していない後払い (BNPL) と暗号資産を積極的に取り入れています。

Fly Fairly は、この市場の明確なギャップを見出しました。2023 年、旅行業界のベテランである Alex Yardley 氏がシンガポールで創業した同社は、決済の柔軟性を軸に設計されたフライト特化型 OTA を立ち上げ、手頃な価格を犠牲にすることなく、旅行者に決済手段の選択肢を提供しました。しかし、十分なサービスを受けていない若年層の旅行者に対応するには、実務上のハードルがありました。航空業界はマージンが非常に薄いため、後払いに付随する高い取引手数料やクレジットリスクを、航空会社や OTA が大規模に吸収するのは困難です。また Fly Fairly は、直接連携を構築・維持するための大規模なエンジニアリングチームを抱えずに、数十の市場で現地の決済手段をサポートする必要がありました。

Fly Fairly が必要としていたのは、初日から 3 つの譲れない要素を提供できる決済パートナーでした。すなわち、包括的な決済手段への対応、真にグローバルな展開、そして新しい決済オプションを迅速に追加できる機能です。理想を言えば、新しい市場ごとにモジュール型のプラグアンドプレイ方式で対応できることが望まれました。
加えて、不正利用リスクを軽減する必要もありました。Yardley 氏は次のように述べています。「不正利用者は当社を格好の標的と見なしています。大手 OTA ほどの厳格さや保護体制を備えていないと思い込んでいるからです」

ソリューション

Yardley 氏は、決済ソリューションを探す必要はありませんでした。2024 年半ばに Fly Fairly を立ち上げた直後、同社の開発者たちから Stripe の使用を提案されたのです。Yardley 氏は次のように述べています。「このプラットフォームは開発者フレンドリーであることで世界的に有名です」

Fly Fairly は Stripe Payments を導入し、当初はシンガポールでのクレジットカード取引の処理に使用していました。同社は、Stripe の [Stripe 決済ソリューション](https://support.stripe.com/questions/what-is-stripe-s-optimized-checkout-suite-(ocs) の一部である埋め込み可能な決済 UI、Stripe Payment Element を導入し、Afterpay/ClearpayZipKlarna などの後払いオプションや銀行振込を含む、さまざまな現地の決済手段を構築しました。Payment Element は 1 回の導入でカード、ウォレット、銀行振込、BNPL に対応し、AI を活用して複数のシグナルに基づき最適なオプションを自動で提示することで、購入率を最大化します。

Stripe のグローバルな展開により、これらのさまざまな決済手段を簡単に提供できるようになりました。たとえば Fly Fairly は、アメリカの Stripe アカウントを使用して、フランス、ドイツ、スウェーデン、イギリスなどヨーロッパの複数の国の顧客から Klarna 決済を受け付けることができ、市場ごとに個別の連携を構築する必要はありませんでした。

Fly Fairly は Stripe Radar for Teams も使用し、すべての取引に 3D セキュア (3DS) を必須とするカスタムルールを設定するとともに、匿名の IP を自動的にブロックしました。さらに同社は、Stripe の新しい AI 搭載ソリューションである Smart Disputes を活用しました。Smart Disputes は、不審請求の申し立てに反論するための証拠を自動生成・提出することで、チャージバック対応プロセスを自動化します。これにより、決済代行業者ごとに異なる不審請求の申し立てシステムを使い分ける必要がなくなり、申し立て対応にかかる時間を節約できました。

結果

コア導入は 2 週間で完了

Yardley 氏は、Fly Fairly が迅速に立ち上げから稼働に至ることができたのは、Stripe の開発者ファーストの設計のおかげだと評価しています。多くの決済手段が同じバックエンドと開発ドキュメントを共有しているため、チームは小さなモジュール単位で段階的に機能を展開できた、と Yardley 氏は語ります。

現地の決済手段を使用する顧客は、予約頻度が 35% 高く、予約あたりの支出が 24% 多くなり、平均注文額 (AOV) が 3 倍高くなっています。

Z 世代とミレニアル世代の顧客に好みの決済手段を提供することは、収入の増加に直接つながります。旅行者が Fly Fairly で後払いなどの手段を使用すると、従来のカードで支払う場合よりも予約頻度が 35% 高く、予約あたりの支出が 24% 多くなります。さらに、後払いを使用する旅行者の AOV は、カードユーザーよりも 3 倍以上高くなっています。

Yardley 氏は次のように述べています。「こうした明確な実証データは、当社がこれらの手法を強化し続けてきた大きな理由です」

Stripe 決済ソリューションで新しい決済手段を 24 時間以内に本番稼働

Stripe 決済ソリューションを使用すれば、新しい決済手段はそのつどゼロから構築するのではなく、迅速に追加できるアドオンになります。Yardley 氏は次のように述べています。「複雑な決済手段の直接連携には、最大 2 カ月かかることもあります。Stripe で何かを有効にしたい場合は、エンドツーエンドのテストを含めて 24 時間以内に対応できます。これにより、市場投入までの時間が大幅に短縮されます」

Radar と Smart Disputes でチャージバック成立をゼロに

Radar for Teams と Smart Disputes を導入して以来、Fly Fairly では成立したチャージバックはゼロ件です。Radar for Teams によって、同社は不正取引を効果的にブロックできます。不審請求の申し立てが発生すると、Smart Disputes が同社に代わって状況に応じた証拠を添えて自動的に対応し、勝率を高めて回収できる収入も増やします。Yardley 氏によれば、このツールがなければ、寄せ集めの不審請求の申し立てシステムに対処し、複数の決済代行業者にまたがる申し立てを管理するためだけに、専任チームを雇う必要があっただろうとのことです。

シンプルな料金体系

手数料によるわかりやすくシンプルな料金。 初期費用や月額費用の固定費はありません。

簡単に導入開始

わずか 10 分程度で Stripe に登録し利用開始できます。