Cursor は Stripe で数十億ドルの継続収益に拡大

Cursor のエージェンティックコーディングプラットフォームは、複雑なコーディングタスクをシンプルな会話に変換し、エンジニアリング組織が開発速度を加速し、コード品質を向上させるのを支援します。同社の決済および請求インフラは Stripe によって支えられています。

使用製品

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    Financial Connections
アメリカ
スタートアップ

課題

Cursor が 2022 年のローンチ準備を進める中、小規模なエンジニアリングチームはエージェント開発プラットフォームの完成に注力していました。「最終的な目標は、ソフトウェア構築をより高レベルで生産的なものへと進化させることです」とサンフランシスコに拠点を置く同社の創業者兼 CEO である Michael Truell 氏は語りました。Truell 氏とそのチームは、ソフトウェア開発にかかる労力をなくし、開発者がソフトウェアのロジックの制御に集中できるようにすることを目指しています。

Cursor のエージェントがチームの生産速度を向上させた一方で、エンジニアたちは依然として手薄な状況にありました。同社は迅速な拡大準備を進める中で、決済・請求インフラを早急に整備する必要がありました。

Cursor は、コードエディタが提供するのと同じシンプルで直感的な顧客体験を提供するオンライン決済・請求プラットフォームを必要としていました。シームレスな決済と幅広い決済手段の提供が、収益化に向けての最優先事項でした。

バックエンドでは、Cursor はエンジニアによるカスタマイズの必要性を最小限に抑える堅牢な API を提供するプロバイダーを必要としていました。エンジニアは自社のコアプロダクトの構築に専念しなければなりませんでした。同社はまた、小規模な財務チームが効率的に帳簿を閉じ、決済・請求データからインサイトを得るためのツールも模索しました。

ソリューション

Cursor は Stripe でまさに求めていたものを見つけました。つまり、エンジニアが同社のプラットフォーム構築から離れない、エンドツーエンドの決済・請求ソリューションを実現したのです。カスタム請求インフラの構築に数カ月かける代わりに、Cursor は Stripe の既成機能と開発者にとって使いやすい API を活用し、1 週間以内にソリューションを立ち上げました。「Stripe を選んだのは、エンジニアリングリソースを最小限に抑えつつ、ほとんどのユースケースですぐに使える機能を提供できるからです」と Cursor のエンジニアリングリード、Daniel St. Jules 氏は述べています。

Stripe Billing は、複数のサブスクプランからなる継続課金型ビジネスを収益化し、迅速に市場投入するために Cursor が必要としていたツールを提供しました。学生割引などのカスタマイズが必要なシナリオには、Cursor が Stripe の柔軟なインフラの上に内部データベースソリューションを重ねて対応しました。同社はまた、広範な請求インフラを構築・維持することなく、Billing を活用して変化する料金戦略に対応しました。

Cursor では、Stripe Payments を使用し、コーディングや開発に時間をかけることなく、クレジットカード、デビットカード、デジタルウォレット (Apple Pay、Google Pay、Alipay など) を有効化しました。また、フリクションを減らしてコンバージョンを高めるよう設計された構築済みの決済フォーム Stripe Checkout を決済画面として使用し、Stripe 決済ソリューションで決済フローを構築しました。Stripe ダッシュボードからは 9 つの決済手段を有効にしており、その中には、保存済みの支払い情報を自動入力して迅速かつシンプルな決済を実現し、コンバージョンを促進するワンクリック決済の Link も含まれます。カードに加え、アメリカの顧客には、決済処理コストを抑えるため、Link でのみ利用できる Instant Bank Payments で支払う選択肢も提供しています。Instant Bank Payments を使用すると、顧客は数回のクリックだけで銀行口座から決済できます。支払いは即座に確認され、カード決済と同様に 2 営業日で入金されます。銀行による差戻しのリスクは Stripe が負担します。Stripe 決済ソリューションでは、AI モデルによって各決済セッションに最適な決済手段が動的に提示されるため、コンバージョンが向上し、スタートアップである Cursor の収益増加につながります。

Cursor には、不正な取引を防ぐだけでなく、急速に変化する AI 企業が直面する新たな不正利用パターンにも対応できるプロバイダーが必要でした。そこで、Stripe Radar を使用して不正利用をリアルタイムで検出・ブロックし、少人数のチームでも、不正利用や関連コストの管理に追われることなく成長に注力できるようにしています。また、料金を支払わずに無料トークンを利用する目的で大量の偽アカウントを組織的に作成する複数アカウントの不正利用への対策にも Radar を活用しています。支払いが発生する前の段階で、新規登録ごとに複数アカウントの不正利用リスクがスコアリングされるため、コンピューティングリソースが消費される前に高リスクのアカウントをブロックできます。

Cursor はまた、Stripe ダッシュボードの決済分析ページを使用して、顧客が最も頻繁に使用する決済手段やカード受理率などの主要な指標を追跡・分析しています。このデータにより、Cursor の決済パフォーマンスを包括的に把握し、収益を増やすための改善機会を特定することが可能になります。

売上回収を強化するために、Cursor は Smart Retries を導入しました。Smart Retries は AI を用いて、失敗した決済を再試行する最適な日時を特定します。2024 年には、Smart Retries により Stripe ユーザーの失敗した決済の 38.4% が回収されました。

財務運営とインサイトの獲得を加速するために、Cursor は Stripe Data Pipeline と Stripe Sigma を導入しました。Data Pipeline により、Cursor は Stripe データセット全体を自動的にデータウェアハウスに同期しています。この連携により、収益や解約率などのコア指標に関する信頼性の高いレポートが提供され、内部パフォーマンスダッシュボードが機能しています。また、このパイプラインはカスタムの請求運用ダッシュボードのバックエンドとしても機能し、複雑な請求に関する問い合わせの解決と顧客業務のより効率的な管理を可能にしています。

チームが Stripe データに関する迅速なインサイトが必要なときは、Stripe Sigma を活用します。ダッシュボード内で直接 Stripe データをクエリすることで、Cursor は外部ツールにデータを取り込むことなく、数分で疑問からインサイトへと移行できます。

「Stripe Sigma のおかげで、データテーブルを素早く探索できるようになりました」と St. Jules 氏は語りました。

結果

Cursor は Stripe の請求・決済インフラで迅速にリリース

Stripe のすぐに使える機能により、Cursor のエンジニアが決済や請求に費やす時間が最小限に抑えられました。その結果、チームは AI 搭載のコードエディタの開発と改善に専念することができました。

Billing が Cursor のスケールアップを支援

Billing を活用することで、Cursor は新たなサブスクプランを導入し、ビジネスの成長に伴い従量課金の実験も行えるようになりました。Cursor はこの柔軟性を活かし、請求ロジックを再構築することなく料金モデルを段階的に適応させました。

「当社のサブスクリプションモデルはローンチ以来進化しており、Stripe は国際請求やプロセスの効率化に大きく貢献してきました」と St. Jules 氏は述べています。

Link を決済手段として追加することで、Cursor の顧客の決済プロセスが大幅に効率化されます。すでに 50% の Cursor ユーザーが Link を利用していることを考えれば、これは大きなアップグレードです。さらに、既存の Link 顧客の 80% が、利用可能な際に決済時に Link を選んでいます。

迅速な決済が成長を促す

Cursor による Stripe 決済ソリューションの実装により、顧客にはリダイレクトや余計な手順のない、シンプルで迅速な決済プロセスが提供されました。「Cursor で決済すると、Stripe が生成したページが表示されます。摩擦を減らすよう最適化され、明確な顧客体験のために合理化されています。Stripe の API を組み込むだけで、世界クラスの決済画面が即座にできました」と St. Jules 氏は述べています。

シンプルな料金体系

手数料によるわかりやすくシンプルな料金。 初期費用や月額費用の固定費はありません。

簡単に導入開始

わずか 10 分程度で Stripe に登録し利用開始できます。