Nextech、Stripe を活用して顧客間で大きく異なるネットワーク設定を迅速に克服

Nextech は、専門医療提供者に電子記録と診療管理ソフトウェアを提供しています。クラウドソリューションへの移行が医師に奨励される中、Nextechは、支払い、リスク評価、および関連するサポートサービスを提供する機会も見出しました。しかし、Stripe Terminal を使用した試験プログラムでは、決済機能の組み込み先のネットワーク設定がクライアントごとに大きく異なるという課題が明らかになりました。そこで同社は Stripe のサーバー主導型組み込みに目を向け、Stripe API を使用して信頼性の高い決済ソリューションを迅速に開発しました。

使用製品

    Terminal
    Payments
    Elements
    Connect
    Radar
北アメリカ
プラットフォーム

課題

Nextech は、専門医療提供者に向けて診療管理ソフトウェアを提供しています。同社は、この既存の強固なソフトウェアに決済機能を追加したいと考えました。Stripe Payments を長期にわたり利用している同社は、自然と Stripe Terminal に目を向け、医師による対面決済の受け付けを可能にして、新たな収入源を獲得しようとしました。

Nextech の決済担当バイスプレジデントの Craig Tieken 氏は次のように述べています。「診療所と決済についての契約を交わし、ハードウェアを出荷する際、各診療所が行うネットワーク設定を管理することはできません。場合によっては、どうすれば Terminal が動作するのか分からないこともありました」

Nextech は、クライアントのネットワークやクラウドプラットフォームでシームレスに動作する、柔軟な統合型決済ソリューションを求めていました。

解決策

多くの顧客がこの新しい対面支払いサービスにアップグレードできないことが予想されたため、Nextech は簡単に導入でき、互換性の高いソリューションを急いで見つける必要がありました。同社は Stripe のサーバー主導型組み込みモードを使用し、Android、iOS、または JavaScript の SDK ではなく、Stripe API を使用して対面支払い機能を構築することにしました。

Nextech 商品管理担当ディレクターの Siddhesh Ghag 氏は次のように述べています。「ソフトウェアと端末が同じネットワークを利用する必要がなくなったことは画期的で、クライアントの診療所への簡単で適切な実装が可能になりました」Stripe のサーバー主導型組み込みを使用することで、8 人の開発者チームにより、わずか 2 カ月で新しい決済商品を定義し、試験運用を行うことができました。また、新商品を素早く市場に投入することができたため、経営陣が期待する売上目標の達成が見込まれるようになりました。

結果

Stripe のサーバー主導型組み込みによって、Nextech は単一プロバイダーの決済プラットフォームを使用してクライアントに対面支払い機能を提供できるようになりました。また、Stripe を導入して構築した新たなソリューションによって、決済プロセスのスピードと信頼性が向上し、医師に一貫性のある決済ソリューションと優れた顧客体験を提供できることに気づきました。

Tieken 氏は次のように述べています。「サーバー主導型組み込みという選択肢がなければ、恐らく Stripe 以外のパートナーを見つけ、二次的な組み込みを実装する必要があったでしょう。Stripe のサーバー主導型組み込みによって、既存のソフトウェアを基盤に信頼性を向上させ、より安全で確実な決済処理の手段を提供できます。」

アクティベーションへの障壁を取り除くことは、Nextech Payments への移行をスムーズにするうえで重要な成功要因の 1 つです。当社は、Stripe のサーバー主導型組み込みモードを使用して、切り替えを容易にしています。

Siddhesh Ghag 氏、商品管理担当ディレクター

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