課題
2015 年以降、Atlassian は数社を買収し、ユーザーのプロジェクト計画やインシデントの解決、製品展開をサポートするツールを拡大してきました。ツール全体での統一された購入体験を構築するため、独自の請求ソリューションの構築を検討していましたが、多くの企業がぶつかる壁に直面しました。そのプロジェクトでは、Atlassian のコア製品に向けるべきエンジニアリングリソースを削って割り当てる必要があったのです。
「従業員数が 10 人から 10 万人規模の、20 万社を超える企業にサービスを提供する際、SMB とエンタープライズビジネスの両方に合う請求ソリューションを独自に構築することは、かなりの大仕事です。Stripe と提携することにより、当社のエンジニアリングリソースをプロダクトイノベーションに専念させたまま、スケーラブルな購入体験を構築できました」(Atlassian の Go To Market IT 部門責任者 Chandra Elango 氏)
解決策
Atlassian が AWS 上で稼働する Stripe を選んだ理由は、柔軟な請求ソリューションと、エンタープライズパートナーシップに対するコラボレーション重視型アプローチにあります。これらを通じて、Atlassian は決済と請求のシステムを、使いやすい単一のアーキテクチャーに統合することができます。パートナーシップについて具体的に検討するにあたり、Stripe と Atlassian は緊密に連携して、Atlassian のエンタープライズ向け製品スイートの拡大による収益拡大を支援するために、数多くのカスタム機能を設計しました。
「私たちは Stripe を活用することで、Atlassian の将来における事業規模を支えるための投資を行っています。決済に関することはすべて Stripe に任せているため、当社のチームは、顧客に向けて製品を市場に投入するための当社独自の営業活動を強化することに、これまでと同様に集中できます」(Atlassian CIO、Archana Rao 氏)
従来のプロバイダーとは異なり、Stripe Billing はあらゆる点において企業の請求チームがサブスクと運営を最適化できるよう、構築されています。
Stripe Billing を支えているのは、Billing ネットワーク上の 10 万社を越える事業者から常に学習している機械学習アーキテクチャーです。Stripe の Smart Retries 機能を使用すると、失敗した決済を所定のスケジュールで再試行する場合と比較して、顧客は 14% 多く売上を回収できます。
さらに Stripe Billing は、チームにとって適応性が高く、使いやすい製品です。Stripe の中核となる Subscription API の柔軟性により、Atlassian は即座にサブスクのスケジュールを設定し、料金体系モデルを適宜カスタマイズし、B2B 決済サポートを完全に自動化できるようになりました。
成果
Stripe のインフラは、Atlassian のサブスクサービス全体を横断する連携層として機能するため、Atlassian は、運用コストの削減や収益最大化の機会をさらに増やすことができます。
「Stripe の製品スイートはますます充実してきています。インターネットビジネスにとって、Stripe は自ら手を煩わせることなく収益を拡大させる強力な選択肢となっています。Atlassian が製品のサブスク全般の合理化に向けて Stripe をパートナーとして選んでくださったことを大変嬉しく思います」(Stripe の最高収益責任者、Mike Clayville)
このパートナーシップにより、Atlassian は 規模の拡大と適応のために Stripe を利用している数百社もの大企業の仲間入りを果たすことになります。現在 Stripe は、年間 10 億ドル以上を処理する 40 社以上の業界トップ企業を顧客として抱えています。
Stripe と提携することにより、当社のエンジニアリングリソースを、プロダクトイノベーションを迅速化することに専念させたまま、スケーラブルな購入体験を構築できました。