Deel、数百万人の請負業者がグローバルに保有、リワード獲得、支出を行えるステーブルコインウォレットの構築に Stripe を選択

Deel and Stripe

サンフランシスコおよびダブリン—プログラマブル金融サービス企業である Stripe は本日、Deel が Stripe を利用して、150 カ国以上にいる数百万人の請負業者が米ドルを裏付けとした残高を保有し、リワードを獲得し、支出できるようにしていることを発表しました。

Deel は世界中で 4 万以上のビジネスと 150 万人の労働者をサポートするグローバルな給与計算とコンプライアンスのプラットフォームです。同社は本日、世界中の請負業者が Deel の米ドル建て残高である DLUSD で報酬を保有し、保有残高に対するリワード獲得の対象となり、どこでも支出できるようにするためのステーブルコインウォレットをリリースしました。

アルゼンチンやトルコのような市場では、現地通貨で支払われる給与は、1 年間でその価値が 20% から 40% 変動する可能性があります。Deel によると、2025 年には、アルゼンチンの請負業者の 85% がアルゼンチンペソではなく米ドルでの支払いを受けることを望んでいました。Stripe のステーブルコインインフラにより、それが可能になりました。

「Deel が世界中のより多くのビジネスと労働者のためにグローバルな業務を簡素化するにつれて、人々が支払いを受ける方法もそれに合わせて進化しなければなりません」と、Deel の共同創業者兼 CEO、Alex Bouaziz 氏は述べています。「請負業者は、プラットフォームから離れることなく保有し、リワードを獲得し、支出できる、米ドルを裏付けとした報酬を求めています。Stripe のステーブルコインスタックは、それをシンプルかつコンプライアンスに準拠した方法で、大規模に実現するためのインフラを提供してくれます」

Deel は雇用主から支払いを回収し、世界中の請負業者にその資金を支払います。雇用主が Deel に支払うと、Stripe が口座振替による回収をサポートし、不正利用を監視します。その後、Stripe 傘下の Bridge がその資金を米ドルから DLUSD (Bridge の Open Issuance を通じて発行されるカスタムステーブルコイン) に変換します。この DLUSD は請負業者の Deel 残高に入金され、同じく Stripe 傘下の Privy が提供する組み込みウォレットで保持されます。Deel Card を利用すれば、請負業者は世界中のどこでもステーブルコイン残高を支出できます。

すべての取引は Tempo 上で実行されるため、決済はほぼ瞬時に完了し、従来の越境決済にかかるコストのごく一部で済みます。

Tempo、Bridge、および Privy の仕組みは請負業者には見えません。請負業者に見えるのは、自身の報酬がすぐにアカウントに入金され、米ドル建ての残高として蓄積されていく様子です。

Privy の CEO、Henri Stern 氏は次のように述べています。「Deel はステーブルコインのイノベーションの最前線に立っており、スタックを使用してグローバルな機能を容易に拡張し、請負業者にかつてない力をもたらしています。内部で Stripe の暗号資産インフラを活用することで、Deel はより厳格な管理とビジネスにおける優れた経済性を手にし、エンドユーザーにはシームレスな体験を提供しています」

Deel は Stripe の決済インフラ、Bridge の Open Issuance、および Privy の組み込みウォレットを組み合わせることで、世界中のエンドユーザーにシンプルでスムーズな体験を提供する最初の企業の 1 つです。

Deel ステーブルコインウォレットは本日よりアルゼンチンで利用可能になり、今後数週間のうちにその他のラテンアメリカ諸国で、続いてアジア太平洋地域、中東・北アフリカ、およびアフリカでも利用可能になります。