課題
AI21 Labs が提供する AI 文章作成アシスタントの Wordtune では、2020 年から利用者の決済を処理するために Stripe Payments を利用しているほか、チャージバックの問題が多発した頃に、Stripe の不正防止ソリューションである Stripe Radar も導入しました。何も対応せずにいると、これらのチャージバックは Visa と Mastercard が定めた許容しきい値を超える可能性があり、そうなると Wordtune は不正利用モニタリングプログラムの対象になってしまいます。また、これらのしきい値を超えると Wordtune の Stripe アカウントも停止されるおそれがあり、売上の損失、ダウンタイムや、会社の財務状態の悪化につながりかねません。不正利用モニタリングプログラムや不審請求申請モニタリングプログラムの対象にならないようにするために、Wordtune はチャージバックを防止する堅牢で信頼性の高いソリューションを必要としていました。
しかし、チャージバックへの対策を社内で行うと Wordtune チームはその作業にかなり時間を取られ、成長に向けた大きな目標に集中できなくなります。Wordtune は社内のチームの人数を増やさなくて済み、チームの手間もかからないチャージバック対策ソリューションを必要としていました。
Wordtune のユーザーオペレーション部門責任者を務める Matt Lewis 氏は次のように述べています。「私自身も不審請求の申請の対応に 1 カ月丸々費やしたことがあり、時間がかかって生産的とはいえない状況でした。人件費は常に当社の最大の経費なので、自分たちで対応していては事業規模を拡大できないと気付きました。当社の事業と共に成長できる自動化されたソリューションが必要でした」
Wordtune の月間アクティブユーザーは 200 万人を超えているため、Stripe とシームレスに連携するチャージバックソリューションを求めており、利用者の負担をできるだけ軽減してくれるパートナーを探していました。
解決策
Wordtune は従来から Stripe を利用していたため、Stripe Apps にアクセスして、Stripe が提供していないサードパーティのソリューションを探すことができました。そして、Chargeflow のエキスパートが提供するネイティブの自動チャージバック管理ソリューションである Chargeflow アプリをインストールすることを決めました。Chargeflow は Stripe パートナーであり、Stripe App Marketplace で初めてチャージバック防止・回収ソリューションを提供したアプリの 1 つです。
Chargeflow の共同創業者兼 CEO を務める Ariel Chen 氏は次のように述べています。「当社は、Stripe 利用者がシームレスに成長を遂げられるように支援することを使命としています。不正注文の問題を解決するとともに、安全な方法でより多くの取引を受け付けて売上を拡大できるように支援します。また、今以上に多くのチャージバックから売上を回収できるようにして、利益を最大限に増やします。継続的なモニタリングを行い、加盟店が不正利用や利益の損失を心配することなく、事業の持続的成長と高い拡張性を実現できるようにしています」
Chargeflow は Stripe を活用した、簡単に導入できるソリューションであり、手間のかかる作業を行わずに Wordtune を有効にすることができます。Stripe と Chargeflow 間で決済データをシームレスに同期し、チャージバックの反証資料の自動作成、不正利用の特定、軽減、防止を行うため、Wordtune の社内チームの負担が減り、他の業務のための開発をする余裕が生まれました。
Lewis 氏は次のように述べています。「Chargeflow は、設定がとても簡単で、手間のかからない統合ソリューションです。2 回クリックするだけで、Stripe アカウントへの接続が完了し、不審請求の申請への異議申し立てが自動的に始まりました」
結果
チャージバックが減り、売上が拡大
Chargeflow を利用したことにより、Wordtune の不審請求の申請率は数カ月で 29.7% 減少し、不正利用に関する申請は 33.5% 減少しました。また、チャージバック回収率は 5.4 倍上昇しました。それと同時に、売上も増えています。Lewis 氏は次のように述べています。「Chargeflow のソリューションは驚くほどシンプルです。ほとんどのチャージバックを回収および防止できるので、その効果はかなりの金額に相当します」
インサイトとレポート機能を備えた AI 活用ソリューション
Chargeflow は生成 AI と機械学習を活用してチャージバックを速やかに処理し、各チャージバックに合わせてカスタマイズした不審請求の申請の反証資料を生成して、Wordtune にあらゆる角度から見たインサイトを提供します。また、現在のチャージバックの状況がわかる信頼できる唯一の情報源にもなり、影響を受けるキャッシュフローの将来の状況を予測します。
Lewis 氏は次のように述べています。「Chargeflow の設計は実に洗練されています。ダッシュボードであらゆることの状況がわかり、チームに渡せる便利なレポートも出力されます。完全に自動化されていて、手を加える必要はまったくありません」
優れたユーザー体験とブランドの信頼度の向上
Chargeflow のソリューションは Wordtune の既存のプラットフォームと極めてシームレスに連携して動作するので、利用者は気付くことさえありません。Stripe の信頼できるフレームワークを基盤に構築されているアプリを使用しているため、Wordtune の利用者は信頼できる金融エコシステムに支えられたスムーズなユーザー体験を享受できます。
Chargeflow の設計は実に洗練されています。ダッシュボードであらゆることの状況がわかり、チームに渡せる便利なレポートも出力されます。完全に自動化されていて、手を加える必要はまったくありません。
パートナーについて
Chargeflow は AI を活用したフルサービスの自動チャージバック管理プラットフォームであり、Stripe とシームレスに連携する機能を提供しています。Stripe 用の Chargeflow アプリを通じて、利用者がチャージバックを防止し、失われた売上を回収できるように支援しています。Chargeflow について詳しくはこちらをご覧ください。
Stripe の公式パートナーになったことでお客様からの信頼が厚くなりました。Stripe ダッシュボードで当社のソリューションを利用する際の手間が軽減され、お客様は別のシステムに移動することなく、そのまま業務を遂行できます。必要な情報もすべて一元的に確認できます。