Xero はグローバルなクラウドベースの中小企業向けプラットフォームであり、200 万を超える世界中の中小企業が、同社のプラットフォームに支えられています。中小企業における日々の業務を自動化することで、会計業務に費やす時間を短縮できるようにサポートしており、Stripe Connect を使用して顧客がより迅速に支払いを受けられるようにし、継続支払いを効率化しています。

Stripe により Xero のユーザーは 14 日早く支払いを受けることが可能に

Stripe でオンライン支払いを受けることで、Xero の中小企業ユーザーはオンライン支払サービスを利用していない企業に比べ、グローバルで平均して 14 日早く支払いを受けることができるようになりました。支払いにかかる期間が短縮されたことで、キャッシュフローが創出され、さらには請求書の支払いの追跡にかかっていた貴重な時間も短縮されました。その結果、ユーザーの獲得と維持が向上し、Xero の全体収益が大きく増加しました。

Xero の共同創立者であり、支払課金ソリューション担当本部長の Craig Walker 氏は「Stripe との提携によって支払いまでの時間が短縮され、中小企業の加速度的な成長が促されたことで、中小企業に大きな影響を与えることができました。Stripe のスピードは突出しています。Stripe が行うことのすべてが当社の専門分野に合致していて、私たちは企業として密接に関わり合い、ともに協力して Xero ユーザーのキャッシュフロー向上に取り組んでいます」と語ります。

決済とモバイルウォレットでコンバージョンを最大化

Stripe により、Xero の中小企業ユーザーは顧客からの請求書の支払いをクレジットカードまたはデビッドカードとモバイルウォレット (Apple Pay など) で受け付けることができます。顧客はこの利便性を好んでおり、またすべての処理が Xero で行われるため、ユーザーは支払いを完了している顧客、売り上げが好調なサービスや製品、キャッシュフローの状況などを確認できます。

欧州での強力な顧客認証 (SCA) の施行に先立ち、Xero は顧客のコンバージョンを最大化する一方でコンプライアンスを維持するため、Payment Intents に移行しました。

自動支払いで継続支払いを強化

Stripe は Xero と提携し、継続支払いの効率化と自動化を支援する Xero の自動支払い製品を強化しています。ユーザーと顧客は予定が組み込まれた継続支払いを設定したり承認したりできるようになったため、請求と支払いが自動的に行われ、ユーザーと顧客の時間が節約され、ビジネスはさらに迅速に支払いを受けることができます。

すべての取引をワンクリックで計算、照合

Xero を使用している会計士と経理担当者の 71% が気に入っている Xero の機能として挙げたのは、バンクフィードと照合です。このため、Xero は Stripe と協力して、Stripe のデータフィードをプラットフォームに組み込みました。ユーザーが請求書または E-コマースストアで Stripe を介して支払いを受け取ると、その支払い取引が Xero に個別のラインアイテムとして取り込まれるため、支払いの照合作業が簡単になります。

1 箇所での導入でグローバル展開を迅速化

2006 年にニュージーランドで創立された Xero は当初、わずかな数の中小企業ユーザーにサービスを提供していましたが、現在では 180 カ国に顧客を抱えるグローバルテクノロジー企業へと成長しました。同社のパートナーシップモデルでは、Stripe のグローバルな決済および資金ネットワークと連携したことで、グローバル展開を効率化することができました。