Stripe が Stripe Capital を立ち上げ、インターネット企業は迅速かつ容易な資金調達が可能に

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  • Stripe Capital と Stripe が完全に連携することで、長い申し込みプロセスは不要となり、審査が迅速に行われ、翌営業日にユーザーの Stripe アカウントに資金が入金されます。ビジネスは売上に応じて返済できます。
  • Stripe は、直接 Stripe ユーザーにサービスを提供するだけでなく、Stripe Capital の提供をプラットフォームパートナー (オンラインストアビルダーや B2B SaaS 企業など) にも拡大します。この結果、パートナーはビジネスユーザーに融資を迅速かつ効率的に提供できるようになります。*

サンフランシスコ – Stripe は本日、Stripe を利用するインターネット企業が資金に容易にアクセスできるように、Stripe Capital を立ち上げました。

大半の企業、特にオンライン企業にとって融資を受けることは困難です。銀行は過去 10 年間に、中小企業への融資を約半分に減らしており、企業の 70% が必要な額の資金を調達できていないと話しています。融資を受けることができた企業は、申し込みや書類作業に 25 時間以上を費やしただけでなく、融資が承認されて資金にアクセスできるようになるまでに数週間も数カ月もかかると報告しています。スタートアップ企業や中小企業は、その数に不釣り合いなほどの雇用を創出しているにもかかわらず、まさにそれらの企業への融資が最も削減されているのです。

このため、融資への容易なアクセスは、Stripe ユーザーから寄せられる最も多いリクエストの 1 つでした。

Stripe Capital には以下のようなメリットがあります。

  • 資金にスピーディーにアクセス: 時間のかかる申し込み手続きや担保は不要です。融資が承認されると、資金は Stripe アカウントに翌日に入金されます。
  • データに基づく審査: 融資を受けられるかどうかは、Stripe における各企業の履歴に基づいて決定します。Stripe の大規模なビジネスネットワークから抽出されたデータを対象に、高度なアルゴリズムが決済金額、リピート客の割合、決済頻度、収益成長の変化など、各企業の数百もの関連シグナルを分析します。
  • 自動かつ柔軟な返済: 企業は売上が発生したときに返済します。日次の売上から一定の割合を返済します。継続的な利子や遅延手数料はありません。
  • プラットフォームがビジネスユーザーに資金へのアクセスを提供: Stripe を直接利用するビジネスだけでなく、Stripe Connect を利用するマーケットプレイスやプラットフォームも Stripe Capital を使用できます。B2B プラットフォームは Stripe の機能を利用したスマートな融資を顧客に提供できるようになりました。

「Stripe Capital によって、インターネット企業は、必要な時に必要な資金に簡単にアクセスできるようになります」 *顧客の視点からだけでなく、企業の視点からもファイナンシャル・インクルージョン (金融包摂) を考えることが重要です。企業、特に中小企業やスタートアップ企業は、我々の経済で雇用を創出するエンジンです。中小企業やスタートアップ企業が必要な資金に簡単かつ迅速にアクセスできれば、キャッシュフローを円滑化して成長に投資できるようになります」(Stripe 最高製品責任者、Will Gaybrick)

Xirsys は、WebRTC アプリケーションとサービスを支えるサーバーインフラストラクチャーを提供しています。Xirsys はユーザーの需要を満たすために、サーバー容量の拡大を必要としていたとき、Stripe の利用を決めました。「当社は Stripe Capital を使用することで、足跡を世界規模で拡大できました。調達した資金を使用して中国、インド、日本にサーバーを設立し、世界中の顧客にサービスを提供しました。それ以降、当社の年間収益は 2 倍以上増加しています」(Xirsys の CEO 兼共同創立者、Richard Blakely)*

「従来の資金調達手段は、インターネットやインターネットが生み出した新しいビジネスモデルにうまく適応できていませんでした」 と 451 Research のリサーチディレクターである Jordan McKee 氏は言います。*「Stripe Capital は、資金繰り面でのサポートを求め、迅速かつ管理が容易な融資を必要とする、最新のインターネットビジネス向けにデザインされています。これまで、中小企業やスタートアップ企業にとって、自社の成長に必要な資金にアクセスするためのプロセスは非常に複雑でしたが、Stripe は、Stripe Capital を提供することでこのような面倒なプロセスをなくしました。

「このようなプラットフォームのユースケースは、インターネットコマース時代の中小企業向け融資の強力な融資モデルを象徴するものです」と McKee 氏は続けます。「このモデルにより、これまで資金を渇望していた中小企業の幅広いロングテールに、大規模なネットワークを介して、融資が届くようになります」*

本日から、Stripe Capital はアメリカ国内の Stripe ユーザーにご利用いただけます。Stripe は、融資を行う銀行パートナーの代理としてサービス提供および回収プロセスを処理し、融資へのアクセスを簡易化します。

詳細については、www.stripe.com/capital をご覧ください。