Ramp のミッションは、財務チームを手作業から解放し、ビジネスの運営そのものに、より多くの時間を割けるようにすることです。同社のプラットフォームは、コーポレートカード、経費管理、請求書の支払い、そして会計の自動化を 1 つのシステムに統合しており、コスト削減と支出統制の強化を同時に実現するよう設計されています。
このプラットフォームの中心を担うのが Ramp のコーポレートカードプログラムであり、これは「Ramp 体験」への主要な入り口となるよう設計されています。2020 年初頭の創業後まもなく、Ramp はアメリカでのコーポレートカードの提供を開始・発展させるための重要な戦略的パートナーとして、Stripe を選択しました。
Stripe とともに規模拡大可能なカード発行スタックを構築
Stripe Issuing を採用したことで、Ramp は自社プラットフォームにカード機能を組み込むために必要なカード発行インフラ一式を手に入れました。Ramp の開発チームは Stripe と連携して、独自の承認ロジックや決済処理ロジックを構築し、システムに統合しました。また、支出の背景を評価し、カスタム制限を適用し、リアルタイムで判断を下すために必要なデータの収集と処理にも Stripe を活用しています。Stripe Issuing を利用することで、Ramp は API を通じて、承認や決済処理から、物理カード・仮想カード・使い切りカードの即時発行に至るまで、カード体験のすべてを容易にコントロールできるようになりました。
RampのカードプログラムをイギリスおよびEEA (欧州経済領域) へ拡大
拡張性の高いカード発行基盤を確立した Ramp は、2023 年、Stripe との連携により英国および欧州経済領域 (EEA) でローカライズされたカードプログラムを立ち上げ、グローバル展開を果たしました。Ramp のプロダクトおよびエンジニアリングチームは Stripe と密に協力し、イギリスポンドとユーロでのカード発行に対応、現地通貨決済の導入、さらには PSD2 や強力な顧客認証 (SCA) といった地域特有のコンプライアンス要件への適合を進めました。
創業時から使用しているものと同じカード発行インフラを活用することで、Ramp はヨーロッパ大陸全体へ迅速にカードプログラムを拡大することができました。これにより、導入企業は為替手数料 (FX 手数料) を支払うことなく、現地通貨での決済と清算が可能になりました。Ramp のカードプログラムは現在グローバルに展開されており、米国、英国、アイルランド、オランダ、スペイン、ドイツ、フランス、イタリアでのカード発行をStripeが支えています。今後も Ramp と Stripe は提携を継続し、スウェーデンやポーランドといった非ユーロ圏諸国への対応も進めていく計画です。
現在、このカードプログラムは、Ramp が提供する経費管理、請求書支払、会計自動化を統合したソリューションの中核を担っています。Ramp が Stripe と共に構築したカード発行インフラを通じて、これまでに世界 5 万社以上の企業に対し、計 200 万枚を超えるバーチャルおよびリアルカードが提供されてきました。年間決済額は 1,000 億ドルを超え、これらのカードの活用により、顧客企業は累計 100 億ドルの余剰支出を削減し、2,750 万時間もの事務作業を省くことに成功しています。
Stripeは極めて協力的なパートナーであり、同社のカード発行・決済処理スタックを我々のビジネスに合わせて適応させられる柔軟性を備えていました。