Stripe、アジア企業のグローバルな成長を支えるプロダクトのアップデートを発表

Sarita Singh, regional head and managing director for Southeast Asia, India, and Greater China, on stage at Stripe Tour Singapore.
シンガポール — プログラマブル金融サービス会社の Stripe は本日、アジア企業のグローバル成長を加速させるために 50 を超えるアップグレードを発表しました。この発表は、Stripe Tour Singapore 2025で公表されました。Stripe Tour Singapore 2025 は東南アジアにおける同社の年次カンファレンスで、1,400 人以上のビジネスリーダー、起業家、開発者が集まりました。
アップデートの内容は以下の通りです。
- Stripe Reader S710 は、携帯電話接続機能を備えた Stripe の最新スマートリーダーで、事業者はいつでもどこでも、WiFi がダウンしていても、決済を滞りなく処理することができます。
- 新しい決済方法。具体的には、シンガポール企業向けの Stripe Terminal の PayNow、グローバル企業向けの Weixin Pay による継続支払い、インドネシア企業向けの GoPay、韓国への進出を検討しているシンガポール企業向けの Naver Pay など。
- Managed Payments。責任加盟店 (MoR) 向けサービスで、Stripe がグローバルな税務コンプライアンスを管理し、不正利用や異議申し立てを防止し、決済機能を管理する他、Link を介した取引の顧客サポートも処理します。
Sarita Singh 氏- Stripe の東南アジア、インド、中国担当地域責任者兼マネージングダイレクター-は次のように述べています。「アジアはレジリエンスが非常に高く、国際的な成長に注力しています。2024 年 7 月から 2025 年 6 月までに、同地域の Stripe ユーザーの半数以上 (54%) が海外に販売活動を展開し、シンガポールなどのハブでは越境決済が 30% 以上急増しました。Stripe はビジネスのグローバル化、迅速化を支援しており、ステーブルコインや AI などの新技術がアジア諸国の成長をさらに後押しすると期待しています」
YouGov とStripe は先月、中国、インド、日本、シンガポールの事業主と政府高官 2,330人を対象とした調査を実施しました。それによると、調査対象企業のほぼ半数 (46%) が 24 か月以内にステーブルコインの使用を開始する予定であると回答しました。2030 年までに、82% の企業が AI 主導の販売チャネルを利用する予定であり、50% の企業が売上の少なくとも一部がこれらの新しいチャネルを通じて発生すると予想しています。
Stripe は、急成長中のスタートアップから、Aspire、Luckin Coffee、Manus AI、Shoplazza、StarHub、Zoho などの大企業まで、アジアの幅広い企業をサポートしています。Stripe は世界中で年間 1 兆 4,000 億ドルに上る決済を処理しています。