Klarna が Stripe と提携、オンラインビジネスの収益拡大をサポート

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  • 20 カ国の Stripe ユーザーが Klarna を決済オプションとして顧客に提供し、コンバージョン率と収益を向上させることが可能に
  • Klarna は米国とカナダの消費者からの決済を受け付けるために Stripe の使用を計画

ダブリン — ショッピングと柔軟な決済を提供するプロバイダーである Klarna は、インターネット向け経済インフラのプラットフォームを構築する Stripe と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。このパートナーシップによって、Stripe を採用している数百万社もの企業が Klarna の柔軟な決済オプションを消費者に提供できるようになります。

ここ数年、世界中の消費者の間では、商品をすぐに受け取り、後で分割して支払うことができる人気急増中の「後払い決済 (BNPL) 」を利用する傾向が高まっています。この様な柔軟性を提供することで、企業のコンバージョンと売上の大幅な増加が予想されます。実際、Klarna の調査では、チェックアウトで Klarna を提供している企業はコンバージョンが平均で 30% 、平均注文金額が 41% 増加したことが判明しています。小売店の中には、Klarna を使って買い物をした人の 40% が自社ブランドを初めて利用する顧客だったところもあり、まったく新しい顧客層を獲得することができました。

長年にわたって Stripe を採用している Indochino は、まさにそのケースに該当します。メンズファッションとカスタムスーツの大手業者である Indochino は、複数の柔軟な決済オプションに対応し、より良いチェックアウト体験を顧客に提供したいと考えていました。また、昨今の多くのビジネスと同様に、最小限のエンジニアリング工数で、できる限り早く実現するため、その方法を模索していました。Indochino の成長部門バイスプレジデントである Alex Nazarevich 氏は次のように述べています。「Klarna と Stripe の提携によって、当社のニーズに合致する、カスタマイズされたサービスをすぐに立ち上げることができました」

Stripe と提携したことで、Klarna は自社が提供する柔軟な決済オプションを、現在アメリカとヨーロッパ 19 カ国において Stripe を採用している数百万社ものインターネットビジネス企業に提供できるようになります。

Klarna の最高テクノロジー責任者である Koen Köppen 氏は次のように述べています。「長年にわたり、Klarna と Stripe は何百万人もの消費者や小売業者に対し、 E コマース体験の革新を起こしてきました。Stripe と提携したことで、当社はあらゆる規模の小売業者にとって真の成長パートナーとなります。共同で提供するサービスを通じて、事業の成功を最大限に高められるように支援できるのです。利便性、柔軟性、管理性をさらに多くの買い物客に提供することで、小売業者と消費者の双方にとって Win-Win の関係を築くことができます」

本発表には、Klarna と Stripe のコラボレーションをさらに深めることも含まれます。Stripe は、Klarna の消費者が購入時に優先的に利用する決済パートナーになりました。つまり、顧客が小売業者から初めて購入するときに Klarna が立て替え、その後の返済はすべて Stripe が処理するということです。Stripe との初回のテスト後、信頼性とパフォーマンスが大幅に向上したことを受け、Klarna は当初の予定よりも多くの決済額を Stripe に移行することを決定しました。今後、Klarna は Stripe を介して、アメリカとカナダの決済額の大部分を処理するようになります。

Stripe の最高プロダクト責任者である Will Gaybrick は次のように述べています。「Klarna との提携をとても嬉しく思います。Stripe を採用している世界中の数百万社もの企業が、より柔軟な決済手段を提供できるようになるのです。Klarna の決済オプションは顧客への訴求力を高め、コンバージョン率を向上し、バスケットサイズを増大させ、結果的に収益も増加るため、オンラインビジネス企業にとって強力なツールとなります。」

対象企業において顧客向けに Klarna を有効にする方法については、こちらでご確認ください。