サンフランシスコ発表 ― 企業向け経済インフラプラットフォームである Stripe は、Google Workspace が提供する Google Calendar 上で予約をする際に支払いができる新しい決済機能をサポートしたことを発表しました。この機能は、Stripe Connect と Stripe Checkout をベースに構築されており、Google Calendar の予約ページを通じて、お客様がサービスに対して直接支払いができるようになります。

Google Workspace のプロダクトマネジメント バイスプレジデントであるイリヤ・ブラウン氏は次のように述べています。
「Stripe を活用することにより、Google Calendar から直接支払いを受け取ることが非常に簡単になりました。お客様は予約を行い、支払いを数秒で完了することができます」

サロンやショップなどをはじめとした、Google Calendar を利用して予約を管理している企業は、 Stripe アカウントに接続し価格を設定することで、お客様が Google Calendar を通してサービスを予約するだけでなく支払いができるようになります。お客様はサービスの予約ページにアクセスした後、好みの時間を選択し、支払い情報を入力します。この機能により、企業は予約ページ上での支払いが完了するまでの間、他のお客様からの該当予約枠へのアクセスを制限することができます。

Stripe の最高収益責任者 (CRO) であるマイク・クレイヴィルは、次のように述べています。
「お客様にとって予約の手続きや支払いが非常に簡単になることで、Google Calendar を利用する企業は管理業務を減らし、収益を増やすことができます」

100 以上の支払い最適化

Google Workspace は、Stripe Checkout を使用することで、Google Calendar を通じて支払いを受け付ける企業向けに、高度に最適化されたチェックアウトフォームを実装します。Stripe Checkout は、カゴ落ちや機会損失に繋がる支払い情報入力時のエラーを軽減するように設計されており、40 以上の決済手段を選択することができます。実際、Stripe は直近で実施した調査の中で、最新決済構築 UIの Stripe Payment Element 利用企業は、収益が10.5%増加したことを明らかにしました。

有料の本予約機能は、今後数週間以内に一部の Workspace 利用者に対し全世界で展開される予定です。