成長とイノベーションの 10 年: オーストラリアの企業が Stripe で処理した取引額は 2,000 億オーストラリアドル以上に拡大

  • New Stripe data reveals payment volume in Australia grew 5x from 2019 to 2023.
  • At Stripe Tour Sydney, Stripe unveils new solutions to accelerate Australian business growth, including PayTo and Instant Payouts.

SYDNEY—Stripe, a financial infrastructure platform for businesses, today marked its 10th anniversary serving Australian businesses, celebrating the rapid growth in the country’s internet economy. At its annual conference, Stripe Tour Sydney, Stripe reinforced its commitment to Australia by launching new solutions to support businesses’ growth, including support for PayTo and Instant Payouts. In New Zealand, Stripe also launched Bulk Electronic Clearing System (BECS) direct debit payments for businesses.

“In a decade, we’ve grown from a handful of Australian businesses on Stripe to hundreds joining daily. The tools we’re launching today will reduce their costs, improve cash flow, and improve their ability to serve their customers. We are thrilled to continue to support our Australian users in adapting to the ever-changing payments landscape,” said Patrick Collison, cofounder and CEO of Stripe.

オーストラリアでの成長の 10 年

2014 年に Stripe を利用していたオーストラリア企業はわずか数十社でしたが、今では 50 万社以上。100 年の伝統を持つ企業から個人事業主まで、毎日数百のビジネスが Stripe のネットワークに加わっています。たとえば、創業初期から Stripe を採用していた Canva のようなテクノロジー企業や、デジタル時代に向けて改革を進めている Westfield のような大企業など。この 10 年間でオーストラリアの企業が Stripe で処理した金額は 2,000 億オーストラリアドル以上です。

プラットフォーム経済も Stripe を利用して急拡大。me&u、MYOB、Rezdy、Xero のようなプラットフォームソリューションのおかげで、オンラインビジネス運営のハードルが劇的に下がりました。2023 年には、Stripe を導入したプラットフォームを利用しているオーストラリア企業の数は 20% 近く増加しました。

低コストの決済とスピーディーなキャッシュフローを、オーストラリアとニュージーランドのインフラ上に構築

この勢いに乗って、Stripe は PayTo のサポート開始を発表。PayTo は低コストでリアルタイムの決済手段であり、1 回限りの支払いと継続支払いの両方を顧客の銀行口座から直接開始することができます。リアルタイムの決済状況確認、(土日・祝日を含め) 24 時間年中無休の処理、同意書の管理などを、現在の Stripe の連携システムに変更を加えずに利用することができます。

また、オーストラリア企業のキャッシュフローのニーズに対応するために、Instant Payouts の提供も開始。ユーザーは、土日・祝日を含め、いつでも、Stripe 残高からの即時入金を依頼することができます。Stripe を利用しているプラットフォームとマーケットプレイスは、即時入金サービスを提供し、手数料を請求して収益化することもできます。利用資格のある顧客に対し、カード取引から数分以内に最大 9,999 オーストラリアドルまでの売上を送金できます。送金された売上は、通常 30 分以内に、関連付けられた銀行口座に着金します。

ニュージーランドでは、ストリーミングプラットフォームやミールキット、SaaS (サービスとしてのソフトウェア) 製品のサブスクリプションサービスの人気が高まった結果、決済手段として BECS ダイレクトデビットを加えて欲しいという要望が増加。BECS は顧客の銀行口座から直接引き落とされるため、決済プロセスがスピーディーになり、取引コストを節約できます。また、カード支払いの失敗が原因で解約につながるのを避けることもできます。ニュージーランドで Stripe の決済手段として BECS が利用できるようになるのは、今回が初めてです。

「Xero と Stripe の 10 年にわたるパートナーシップの土台となっているのは、中小企業が入金を早く受けられるようにして、健全なキャッシュフローを維持できるようにしたいという思いです。Stripe がサポートしている豊富な決済手段のおかげで、オーストラリアとニュージーランドのお客様の多様なニーズに対応できます。NZ BECS ダイレクトデビットのような請求手段の提供というサービス拡大も、自信を持って行えます」と、Xero の決済とエコシステム担当 SVP の Bharathi Ramavarjula 氏は言います。

次の 10 年

オーストラリアのインターネット経済は成長の余地が多く、今後 10 年間は特に期待が持てます。 オーストラリアの人口の半分以上を構成するデジタル世代 (ミレミアム世代、Z 世代、アルファ世代) が先頭に立って行くからです。特に Z 世代は、2024 年のオーストラリアの労働力の相当な部分 (23%) を占めると予想されています。企業として成功したければ、この世代の好みと期待に沿った決済手段に対応する必要があります。

オーストラリアで Stripe が委託して行った調査によると、Z 世代の 10 人中 6 人近くが、10 年後には現金を使わないだろうと回答しています。現金に代わって、デジタルの決済ソリューション、たとえば、スマートフォンやデジタルウォレット (67%) 、バイオメトリクス (20%)、ウェアラブル (20%) などに完全に依存するようになると予想しています。Stripe は、オーストラリア企業がこの機会を最大限に利用できるように引き続き取り組んでいきます。

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