Stripe利用規約 — Japan

最終更新日: 2021 年 9 月 29 日

Stripe へようこそ。

この Stripe 利用規約(以下、「本規約」といいます。)は、ストライプジャパン株式会社(以下、「当社」といいます。)と当社及びその関連会社により提供される一定の支払処理サービス、データサービス、技術サービス、及び分析サービス、並びにその他のビジネスサービス(それぞれを「本サービス」といいます。)を受ける者として Stripe アカウントページにて登録した組織又は個人(以下、「お客様」といいます。)との間の法的な契約です。本規約は、お客様による本サービスの利用に適用される条件及び条項を記載したものです。

お客様が本規約の条項を了承されない場合、本サービスの利用開始前に当社にご連絡下さい。

本規約の全ての条項及び条件を遵守することに同意しない場合には、本サービスへのアクセス又は本サービスの利用をしないで下さい。

セクション A: 一般規定

1. 本規約の概要

本規約では、お客様の商品若しくはサービスの購入者又はお客様の組織への寄付者(以下、「購入・寄付者」といいます。)からお客様が支払を受領できるようにするサービス等、当社がお客様に提供する可能性のある本サービス全般の説明をしています。本サービスの詳細については、本サービスにアクセスするために使用される可能性のある、公開されているソフトウェアライブラリ及びアプリケーションプログラミングインターフェース(以下、「API」といいます。)並びに当社のウェブサイトにおいてお客様に提供するその他のリソースにおいて説明しています。

本サービスの利用前に当社に登録しアカウント(以下、「Stripe アカウント」といいます。)を作成しなければなりません。

セクション A は、お客様の Stripe アカウントの登録及び利用のプロセスについて説明しています。

セクション B は、お客様の API 及び本サービスの利用について説明しています。

セクション C は、Stripeが提供する本サービスの1つである支払処理サービスについて説明しています。

セクション D は、お客様の購入・寄付者のデータ等、本サービスのお客様による利用中に生成されたデータの適切な取り扱い、管理、及び使用について説明しています。

最後にセクション E は、お客様の Stripe アカウントに関連するあらゆる損失についてのお客様の当社に対する責任及びその他お客様に適用される法律上の条件について説明しています。

2. お客様の Stripe アカウント

a. 登録及び許諾される行為: 日本国内に所在する事業者(個人事業主を含む)、慈善団体、及びその他の組織又は個人に限り、本規約に規定されている本サービスを利用するため Stripe アカウントを申し込む資格があります。当社及びその関連会社は、別途の契約に基づき他の国又は地域においてお客様又はお客様の関連会社に対してサービスを提供する場合があります。

Stripe アカウントに登録するためには、お客様又は登録申込を行う方(お客様の「代表者」といいます。)は、お客様の事業名又は商号、所在地、電子メールアドレス、電話番号、事業所識別番号、URL、お客様の事業又は活動内容、その他当社が要求する、お客様に関する一定の情報を当社に対して提出する必要があります。当社は、お客様の実質的所有者、支配者、及びお客様の Stripe アカウント管理者の個人情報(氏名、生年月日、及びパスポートや運転免許証の公的書類等)を収集する場合もあります。全ての必要な情報をご提出頂き、当社が確認し承認するまでは、お客様の Stripe アカウントは仮登録としてのみ利用できるものであり、当社はお客様の Stripe アカウントを理由の如何を問わずいつでも終了させることができます。

お客様が支払処理サービスをご利用になる場合、お客様の名称(又はお客様を特定するために使用される名称)及び URL が購入・寄付者の銀行明細その他の明細に記載される場合があります。混乱を最小限に抑え、トラブルを回避するため、これらの記載内容は購入・寄付者にとって識別可能なものでなくてはならず、お客様の事業又は活動を正確に記載したものでなければなりません。お客様は、購入・寄付者との本取引(以下に定義)を支援する目的に限り、支払処理サービスを利用することができます。お客様は、他人に資金を送金する目的、個人的取引を行う目的、又はその他本規約において禁止されている目的のために支払処理サービスを利用してはなりません。

b. 事業の代表者: お客様及びお客様の代表者は、お客様の代表者が、お客様を代表してセクション A.2 に記載の情報を提供し、かつ、本規約をお客様に対して義務付ける権限を有することを、それぞれ個別に当社に対して確認します。当社は、お客様の代表者が権限を有していることを証明するための追加の情報又は文書を提出するようお客様又はお客様の代表者に要請する場合があります。当社の明示的な書面による同意がない場合には、お客又はお客様の代表者のいずれも、当社が本サービスの利用を以前に終了させたことのあるユーザーのために Stripe アカウントを登録し又は登録しようとしてはなりません。

お客様が個人事業主である場合、お客様及びお客様の代表者は、本規約に基づく支払義務等、お客様による本サービスの利用及び購入・寄付者に対する義務についてお客様の代表者が個人的に責任を負うことも確認します。

お客様が 18 歳未満の場合には以下の特別規定が適用されます。 お客様が個人又は個人事業主で 13 歳以上 18 歳未満の場合、お客様の代表者はお客様の親権者又は後見人である必要があります。この場合、親権者又は後見人は当社に対して責任を負い、親権者又は後見人が自ら本規約の条項に同意したのと同様に、本規約に基づき法的義務を負うことになります。お客様が 13 歳未満である場合には、本サービスを利用することは出来ません。

c. 照合及び引受: 本規約の有効期間中及びお客様による本サービスの利用中いつでも、事業の実質的所有権又は支配の確認、お客様が提出された情報の確認、お客様の代表者の身元確認、並びにお客様の財務状態及び事業に関するリスクの評価のために、当社はお客様から追加情報を提出するよう要請することができます。この追加情報には、事業についての請求書、身分証明書の写し、営業許可、又はお客様の事業、その所有者又は支配者に関連するその他の情報を含みます。お客様が支払処理サービスをご利用になる場合、当社は、お客様の財務諸表の写し、未処理のクレジットエクスポージャー/損失リスクを当社が算出するための報告及び検証書類(例えば、お客様の返金及び発送ポリシー、キャプチャされたが実現されていない決済指示に関するデータ、購入・寄付者の注文の決済指示がキャプチャされてから履行までの時間)、その他のお客様が本規約を遵守していることについての記録も提出するよう要請する場合があり、個人又は法人による保証も差し入れることを要請する場合があります。これらの情報又は資料を提出頂けない場合には、お客様の Stripe アカウントが停止又は終了する場合があります。

お客様は、当社が当社の委託先及びその他信用調査機関及び興信所等の第三者からお客様についての情報を収集することを許諾し、お客様はかかる第三者がお客様に関する情報を編集し当社に提供するよう許諾し指示します。お客様は、この情報には、お客様の名称・氏名、所在地・住所、クレジット歴、及びお客様又はお客様の代表者に関するその他のデータを含む場合があることを確認します。お客様は、お客様が当社に提供した他の情報を検証するために当社がお客様の情報を使用することができ、当社が収集したあらゆる情報は、当社の事業に対するお客様の総合的なリスクの評価に影響を与える可能性があることを確認します。 お客様は、かかる情報に基づきお客様の Stripe アカウントが停止又は終了されることとなる場合があることを確認します。当社は、引受基準及びリスク分析の過程の一部として、この情報を更新する可能性があります。

d. お客様の事業の変更、お客様の Stripe アカウントを最新の状態に維持しておくこと: お客様は、お客様の Stripe アカウントの情報を最新のものに維持することに同意します。お客様は、お客様の事業活動の内容、お客様の代表者、所有者、支配者、又はその他該当する情報等、お客様について変更が生じた場合には、速やかにお客様の Stripe アカウントを更新しなければなりません。お客様がこれらの情報を最新の状態に維持できない場合、当社は、お客様の Stripe アカウントを停止し、又は本規約を終了する場合があります。

お客様は、お客様が任意若しくは強制的な倒産又は支払不能の申請、申立又は手続若しくは財産管理その他これに類する措置の対象となった場合(以下、「破産手続等」と総称します。)、お客様の財務状況が悪化した場合、お客様の事業について清算の計画若しくは予定があり、若しくは事業内容について重大な変更がある場合、お客様の総資産の 25% を超える部分についての移転若しくは売却がなされるか、お客様の事業若しくはその親会社の支配権若しくは所有権に変更がある場合、又は、お客様の総資産の 25% を超える部分に対して、差押え若しくは執行の判決、命令若しくは令状が出され、担保が設定され、又は徴収された場合、3 日以内に速やかに当社に対し書面にて通知することにも同意します。

3. お客様と購入・寄付者との関係

お客様は、購入・寄付者との正当な本取引の目的に限り本サービスを利用することができます。お客様は、購入・寄付者について当社よりもよく把握しており、お客様は購入・寄付者との関係について責任を負っています。当社は、お客様が宣伝又は販売する商品又はサービス、購入・寄付者が本サービスを利用して購入する商品又はサービスについて責任を負わず、お客様が寄付を受け取る場合、寄付の用途をお客様から購入・寄付者に伝えることについて、責任を負いません。お客様は、お客様の提供する商品又はサービスの内容及び品質、並びにその引渡、サポート、返金、返品、及びその他お客様が購入・寄付者に対して提供する付随サービスについては、お客様が単独で責任を負うことを確認します。

当社はお客様に対して本サービスを提供しますが、当社は、具体的な購入、販売、寄付、注文、又はその他の取引(それぞれを「本取引」といいます。)が正確若しくは完全か、あるいはお客様の事業において典型的なものであるかどうかについては知り得ません。お客様は、購入・寄付者により開始された本取引が、間違いによるもの(顧客が別のものを注文するつもりで間違って購入した場合等)か疑わしいもの(異常な若しくは大量の購入、又は通常は行われない外国宛の発送依頼等)か、認識する責任を負います。お客様にとって本取引が間違いによるもの又は疑わしいものに該当するかどうかが不確かな場合、お客様は本取引について調査し、必要な場合には本取引の履行又は完了の前に購入・寄付者に連絡することに同意します。お客様による本サービスの利用に関連して、過誤による本取引又は詐欺的な本取引によりお客様が被ったあらゆる損失については、お客様が単独で責任を負います。

4. 手数料及び違約金

当社は、お客様に対して本サービスを、リンク先の料金体系ページ(本規約の一部として組み込まれます)に記載のレート及び手数料(以下、「手数料」といいます。)で提供します。手数料には、本取引(支払処理等)及びお客様の Stripe アカウントに関するその他の処理(争いのある請求の処理等)についての手数料が含まれています。当社は、いつでも手数料を改定することができます。但し、当社は、お客様に対して改定が適用される 30 日前までに(又は適用される関連法令上、これより長い通知期間が義務付けられている場合には当該期間前までに)改定についてお客様に通知します。

当社は、クロスボーダー取引及び外国為替サービスについては追加の手数料を請求する場合があります。お客様は、手数料以外に、お客様の Stripe アカウントに関連して本規約又は支払方法提供者の規則等において認められていない態様でお客様が支払処理サービスを利用したことに起因して当社、支払方法提供者又は支払方法アクワイアラー(いずれもセクション C において定義される)が、お客様又は当社に課した遅延損害金又は違約金についても責任を負っています。

5. 本サービス及び Stripe アカウントサポート

当社は、お客様の Stripe アカウント及びお客様による本サービスの利用に関連する一般的な問題を解決するためのサポートをお客様に対して提供します。このサポートには、当社のサポートページAPI ドキュメント、及び当社のウェブサイトのその他のページ(以下、「ドキュメント」と総称します。)の最新のバージョンによりお客様に対して提供するリソース及びドキュメントを含みます。お客様の質問に対する回答を得る最も効率的な方法は、当社のドキュメントを確認することです。ドキュメントを確認してもまだ問題が解決しない場合には、当社連絡先にご連絡下さい。

お客様は、本取引の領収証、商品又はサービスの引渡、サポート、返品、返金、及びお客様の商品及びサービス並びに事業活動に関連するその他の問題に関して購入・寄付者にサポートを提供する責任を単独で負います。当社は、当社がお客様又は購入・寄付者との間の別途の契約において同意した場合を除き、購入・寄付者に対して本サービスのサポートを提供する責任を負っていません。

6. 税金及びその他の費用

当社の手数料は、税込である旨の明示的な記載がある場合を除き、消費税を含まない金額です。お客様は、(i) お客様の商品及びサービスの販売、寄付の受領、又はお客様による本サービスの利用に関連してお客様が受け取る支払にかかる税金又は料金(以下、「税金等」といいます。)の有無とその内容を判断し、(ii) お客様の事業にかかる税金等について算定、徴収、申告、及び適切な税務当局への納付を行う責任を単独で負います。当社が何らかの税金等を源泉徴収する義務を負っている場合(お客様が当社に提供した税務関係の身元情報の有効性を当社が確認できない場合も含みます。)、当社は、本来お客様に対して支払うべき金額の中から当該税金等を控除し、これを適切な税務当局に納付することができます。お客様がかかる税金等の納付義務を免除されている場合、お客様は、適用される法律上の要件を満たす、お客様の免税資格を証明する証明書原本を当社に対し提出しなければなりません。当社からの合理的な要請に基づき、お客様は、お客様の税務に関する正確な情報を提供しなければなりません。

当社は、本サービスを利用して処理された本取引に関して、お客様及び税務当局に対して文書を送付する場合があります。お客様は、当社がお客様に税務関係の情報を電子的に送付することに同意します。

7. 本サービスの要件、制限及び制約

a. 適用される法令の遵守: お客様は、本サービスを適法に利用しなければならず、お客様による本サービスの利用及び本取引に適用される全ての法律、規則及び規制(以下、「法令」といいます。)に従わなければなりません。これには、金融サービスの利用若しくは提供、通知及び消費者保護、不正競争、プライバシー、及び虚偽広告に関連して適用される国内及び海外の法令、並びに本取引に関連する法令を遵守することを含みます。

b. 禁止業種及び行為: お客様は、当社が禁止業種及び行為(以下、「禁止業種」と総称します。)として認定している行為から、いかなる者(お客様を含みます。)も利益を得ることを可能とするために本サービスを利用することはできません。禁止業種には、いずれかの政府(米国又は日本国によって制裁措置対象としてリストされている政府も含む)により通商禁止又は封鎖されている国、組織、団体、若しくは人において、又はその利益のために本サービスを利用することを含みます。

Stripe アカウントの登録及び利用開始前に、禁止業種のリストを熟読して下さい。特定の業種又は行為が禁止されているかどうか不明な場合、又はこれらの制約がお客様にどのように適用されるか不確かな場合には、当社にご連絡下さい。当社はいつでも、禁止業種のリストに加筆し又はこれを改定することができます。

c. その他の制限される行為: お客様は、違法な本取引を支援するために本サービスを利用してはならず、個人的な目的、家族又は家庭の目的のために本サービスを利用してはなりません。また、お客様は、以下の行為を行ってはならず、他者にこれを行わせてはなりません。(i) 公開されていない当社のシステム、プログラム、データ、又はサービスにアクセスし又はアクセスしようとすること、(ii) 適用される法令により明示的に許諾されている場合を除き、本サービス、ドキュメント、若しくは当社ウェブサイトのデータ、内容、若しくはその一部を何らかの方法で複写、複製、再版、アップロード、掲載、送信、再販し、若しくは流通させること、(iii) 購入・寄付者に対する付加価値を提供することなく、本サービスの代行機関若しくはパススルーエージェントとしての役割を果たすこと、(iv) 本規約上、お客様に付与されている権利を移転すること、(v) 本サービスの技術上の制限を回避し、若しくは無効化若しくは禁止されている機能を有効化すること、(vi) 適用される法令により明示的に許諾されている場合を除き、本サービスについてリバースエンジニアリング若しくはその試みをすること、(vii) 本サービスの通常の運営を妨害する行為若しくは他のユーザーによる本サービスの利用に影響を与える行為を行うこと、若しくはその試み、又は (ix) 本サービスに対して合理的な量を超える若しくは過度の負担をかけること。

8. 不正使用又は違法使用の疑い

当社は、本取引が次のいずれかに該当すると判断する場合、本取引を拒否し、条件を付け、又は停止することができます:(i) 本規約又はお客様と当社との間のその他の契約に違反する取引、(ii) 不正、詐欺的、若しくは違法な取引、又は (iii) 当社の容認しがたいリスクにお客様、当社、若しくは他者を晒す取引。お客様が本サービスを不正、詐欺、又は違法な目的のために本サービスを利用していること又は利用していたことを疑った場合又は知った場合、当社は、当社の法律上の義務に従い、かかる行為に関する情報を適切な金融機関、規制当局、又は司法当局との間で共有することができます。この情報には、お客様、お客様の Stripe アカウント、購入・寄付者及びお客様による本サービスの利用により行われた本取引に関する情報を含む可能性があります。

9. 開示及び通知、電子署名の同意

a. 電子的開示及び通知についての同意: お客様は、Stripe アカウントに登録することにより、かかる登録がお客様の電子的署名とみなされ、当社からの全ての開示及び通知(適用される法令により義務付けられているものも含む。)(以下、「通知等」といいます。)が電子的に提供されることについてのお客様の同意とみなされることに同意します。お客様は、お客様の電子的同意は、実際の署名と同様の法的効果を有することにも同意します。

b. 交付の方法: お客様は、当社が本サービスに関する通知等を当社のウェブサイト又はダッシュボード(以下に定義)を通じて、又はお客様の Stripe アカウントに記載された宛先に郵送若しくは電子メールにより送付することにより行うことができることに同意します。通知等には、お客様の Stripe アカウントに関するお知らせ、本サービスの変更、又は当社がお客様に提供しなければならないその他の情報が含まれる可能性があります。お客様は、通知の電子的な送付は、当社がお客様に対して書面により通知を行った場合と同様の法的効果を有することにも同意します。当社は、通知等が当社のウェブサイトに掲載され又はお客様に電子メールにより送付された時点から 24 時間以内にお客様が通知等を受領したものとみなします。

c. SMS 及びテキストメッセージ: お客様は、お客様の Stripe アカウントをお客様又はお客様の代表者が管理していることを(2 段階認証等により)確認するため、また、お客様の Stripe アカウントに関する重要な情報を提供するために、当社がお客様に対してテキストメッセージ経由で通知等を行うことを許諾します。かかる通知等には、標準的なテキストメッセージ又はデータ(通信)費用がかかる場合があります。選択肢が付与されている場合には、お客様は、ダッシュボードにおいて、かかるメッセージに対して「STOP」と返信することにより、又は、メッセージに記載されている指示に従うことにより、テキストメッセージによる通知の機能を無効にすることができます。但し、テキストメッセージによる通知の機能を無効にすることにより、お客様は、お客様の Stripe アカウントの重要なセキュリティ管理(以下に定義)を無効にし、お客様の事業に関する損失のリスクを高める可能性があります。

d. 送付のための要件: お客様にとって想定内のこととして、お客様がお客様のダッシュボードにアクセスしお客様に対して行われた通知等を確認するためにアクセスするには、コンピュータ又はモバイル機器、インターネット接続、及び最新のブラウザが必要です。万が一、通知を確認すること又は通知にアクセスすることに問題がある場合には、当社連絡先までご連絡下されば、当社は別の通知送付方法を検討します。

e. 同意の撤回: 本サービスの性質上、お客様は、通知等の電子的送付に同意せずに本サービスの利用を開始することはできません。但し、お客様はお客様の Stripe アカウントを終了させることにより、通知等を電子的に受領する同意を撤回することはできます。

10. 終了

a. 有効期間及び契約の終了: 本規約は、お客様が初めて本サービスにアクセスし又はこれを利用した日から発効し、お客様又は当社により終了されるまで存続します。お客様は、いつでもお客様のアカウント設定のアカウント情報タブを開き、「アカウントの閉鎖(close my account)」を選択してお客様の Stripe アカウントを終了し本サービスの利用を中止することにより、本規約を終了させることができます。お客様が本サービスの利用を再開し又は別の Stripe アカウントを登録した場合、お客様は本規約に同意したこととなります。当社は、理由の如何を問わず(支払方法の信用に傷や損失を与える可能性のある行為を含むが、これに限定されない。)、お客様に対し通知等を行うことによりいつでも本規約を終了させ又はお客様の Stripe アカウントを閉鎖することができます。当社は、次のいずれかが該当する場合には、お客様の Stripe アカウントを停止し、お客様の Stripe アカウントにある資金へのお客様によるアクセスを停止し、又は本規約を終了させることができます。(i) 重大な詐欺若しくは信用リスク若しくはお客様の Stripe アカウントに関するその他のリスクを理由としてお客様が本サービスに不適格であると当社が独自の裁量で判断した場合、(ii) お客様が、禁止されている態様で本サービスを利用した場合、若しくはその他本規約のいずれかの規定を遵守しない場合、(iii) 法令、支払方法提供者若しくは支払方法アクワイアラーが当社に要求した場合、又は (iv) 本規約に基づき当社がこれを行う権利を有する場合。支払方法提供者又は支払方法アクワイアラーは、いつでも、いかなる理由でも、その支払方法を受け入れるお客様の資格を終了させることができ、その場合、お客様は本規約に基づいてその支払方法を受け入れることができなくなります。

b. 終了の効果: 本規約が終了された場合であっても、お客様は、本規約に基づきお客様に生じた義務から直ちに免除されるわけではありません。本規約が終了した場合、お客様は、 (i) 全ての継続中の本取引を完了させ、(ii) 新規の本取引を受けることを中止し、(iii) 直ちにお客様のウェブサイトから全ての当社ロゴ及び支払ネットワークのロゴを削除する(支払ネットワークとの間の別途のライセンスにより許諾されている場合を除く。)ことに同意します。全ての継続中の本取引の処理が終わった後もお客様が継続して又は新規に本サービスを利用している場合には、お客様の本規約の条項についての承諾が更新されたものとみなします。お客様が本規約を終了した場合、当社は、セクション C に基づき、お客様に対して支払義務を負う残金を支払います。

さらに、本規約が終了した場合、(i) 当社が本規約に基づきお客様に付与していた全てのライセンスは終了し、(ii) セクション D.5 に従い、当社は、当社のサーバーに保存されているお客様の情報及びアカウントデータを全て削除する権利を有し(但し、義務ではありません)、(iii) 当社はお客様に対し、お客様による本サービスの利用、本サービスの終了若しくは停止、又はお客様の情報若しくはアカウントデータの削除に関連する補償、払戻、又は損害について責任を負わず、(iv) お客様は、終了までにお客様に発生した又はお客様による本サービスの利用により生じた手数料、制裁金、又はその他の支払債務について当社に対して引き続き責任を負うことについて、お客様は了承し同意します。

セクション B: Stripeテクノロジー

1. API 及びダッシュボード

当社は、本サービスにアクセスするために利用できるAPIを既に開発しており、そのAPIへのアクセスを提供します。お客様は、ウェブサイト上及びお客様の Stripe アカウントにおいて特定されているアプリケーションを通じて、本サービスを利用する目的で、ドキュメントに記載されている方法に限り、APIを使用することができます。お客様は、Stripe 管理ダッシュボード(以下、「ダッシュボード」といいます。)を通じて、お客様の Stripe アカウントを管理し、他のサービスの提供者と連携させ、追加機能を有効化することができます。

お客様は、ドキュメントに記載されていない又はその他当社からお客様に伝えられていない目的、役割、又は機能のために API を使用してはなりません。本サービスの性質上、当社は随時、API 及びドキュメントをアップデートし、機能の追加又は削除をする場合があります。当社は、API の機能の重大な変更、廃止、又は削除をする場合には、お客様が最小限の中断で本サービスを利用継続できるよう、お客様に対して通知等を行います。

当社は、ダッシュボードを通じて行われる本取引の本番及びテスト用の、公開 API キーとシークレット API キーをお客様に対して提供します。公開 API キーは、購入・寄付者との本取引を識別し、シークレット API キーは、お客様の Stripe アカウントへの API コールを許可します。お客様は、お客様のシークレットキーのセキュリティ、つまり、権限のない者に対して開示せず、権限のない者と共有しないことについて責任を負います。お客様のシークレットキーのセキュリティが守られない場合、お客様の Stripe アカウント上での詐欺の可能性が高まり、お客様又は購入・寄付者が損失を被る可能性が生じます。お客様は、お客様のシークレットキーの不正利用又はその他本サービスに関するセキュリティの侵害に気付いた場合には、直ちに当社に連絡すべきです。当社は、公開 API キーとシークレット API キーの適切な利用に関する詳細をドキュメントにおいて提供します。お客様の Stripe アカウントのセキュリティに関する情報は、セクション D に記載されています。

2. 当社の知的財産権

お客様と当社の間では、当社又はそのライセンサーは、API、本サービス、ダッシュボード、及びドキュメント並びにこれらの複製物に具現化され含まれている特許、著作権(二次的著作物についての権利も含む)、著作者人格権、パブリシティ権、商標若しくはサービスマーク、ロゴ及びデザイン、並びにその他の知的財産についての全ての権利、権限、及び利益(以下、「Stripe の知的財産権」と総称します。)を独占的に保有しています。Stripe の知的財産権は、著作権、営業秘密、特許及びその他の知的財産権法令により保護されており、本規約においてお客様に対して明示的に付与されていない Stripe の知的財産権についてのあらゆる権利が留保されています。

お客様は、本サービス、当社の API、当社のプラットフォーム、又は当社の製品若しくはサービスのその他の構成要素の改良についてのコメント又はアイデア(以下、「アイデア等」といいます。)を、自ら又は当社からの依頼により提出することができます。お客様がアイデア等を当社に提出した場合、お客様による提出は当社により勧誘されていない自発的なものであると当社はみなし、当社によるアイデア等の利用に何ら制約がないものとみなします。お客様は、お客様が当社に提出したアイデア等に関連して何らの信認義務その他の義務を当社が負っておらず、当社は出所表示又はお客様に対する報酬支払をせずにお客様のアイデア等を利用できることについても同意します。

3. ライセンス

お客様は、本規約において規定された方法に限り、Stripe の知的財産権に電子的にアクセスしこれを利用するための、非独占的かつ譲渡不可能なライセンスを付与されます。当社は、Stripe の知的財産権をお客様に対して売却するものではなく、お客様は Stripe の知的財産権をサブライセンスする権利を有しません。当社は、電子的提供により、Stripe の知的財産権をアップデートし又は本サービスについての新しいサービスを自動的に提供する場合がありますが、Stripe の知的財産権又は新しい本サービスを利用するにはお客様の側での操作(ダッシュボードを通じてアクティベーションを行うこと又は新規若しくは追加の条項を承諾すること等)を要請する場合があります。お客様が本規約により禁止されている態様で Stripe の知的財産権を使用した場合、当社はいつでもこのライセンスを取り消し又は終了することができます。

お客様は、(i) お客様又は他者のために Stripe の知的財産権を保有する権利を主張又は登録してはならず、(ii) 当社から付与されている Stripe の知的財産権についての権利をサブライセンスしてはならず、(iii) いずれかの国の輸出規制に関する関連法令に違反して、Stripe の知的財産権を人若しくは国に向けて輸入若しくは輸出してはならず、(iv) 本規約若しくは関連法令に違反する態様で Stripe の知的財産権を使用してはならず、また (v) これらいずれについても行おうとしてはなりません。

4. 当社の商標、お客様と当社との関係についての言及

当社は、当社がサービス提供者であることを表示できるように、一定の当社ロゴ又は標章(以下、「Stripe 商標」といいます。)をお客様及びその他のユーザーによる利用のために提供します。Stripe 商標を使用するには、まず、お客様は Stripe 商標使用契約に同意する必要があります。当社はいつでも、お客様の Stripe 商標を使用する能力を制限し又は取り消すことができます。お客様は、Stripe 商標又は商標若しくはサービスマークにより構成されている Stripe の知的財産権を当社の明示的な許諾なく使用し、又はお客様の商品若しくはサービスを当社の商品若しくはサービスと出所混同を生じるような態様で使用することは一切できません。

本規約の有効期間中、お客様は当社を本サービスの提供者として公に表示することができ、当社はお客様を当社のユーザーとして公に表示することができます。当社がお客様をユーザーとして公表することをお客様が希望されない場合、当社連絡先までご連絡下さい。お客様も当社も、お客様と当社との関係について、事実に反するスポンサー関係、支持、又は関係を示唆するような表示を行いません。お客様の Stripe アカウントが終了した場合、お客様及び当社は、各自のウェブサイトから、お客様と当社との関係についての掲載を削除します。

5. コンテンツ

お客様は、本サービスを利用してテキスト、イメージ、及びその他のコンテンツ(以下、「コンテンツ」と総称します。)をアップロード若しくは公表することについて適切な許諾及び必要な場合にはライセンスを取得することも同意する場合に限り、お客様の Stripe アカウント及び第三者のサイト若しくはアプリケーションにコンテンツをアップロード又は公表するために本サービスを利用することができます。お客様は、本サービスを通じて違法なコンテンツを公表したこと又はお客様の公表したコンテンツが他者の知的財産、プライバシー、若しくは専有的権利を侵害するとの主張により当社に生じたあらゆる補償、制裁金、損失、請求、その他の費用の全額を当社に支払うことに同意します。

6. 追加サービス

a. Stripe Connect: このセクションの条項は、お客様が、Stripe Connectサービスを利用してお客様の Stripe アカウントをプラットフォーム提供者(以下、「プラットフォーム」といいます。)に接続する場合にのみ適用されます。

Stripe Connectは、お客様によるお客様の Stripe アカウント管理をプラットフォームが手助けできるようにし、お客様又は購入・寄付者に対して追加サービスを直接提供できるようにするものです。お客様は、お客様の Stripe アカウント登録時に、又はダッシュボードを通じて、お客様の Stripe アカウントをプラットフォームに接続することができます。Stripe Connectを利用するには、お客様は Stripe Connectアカウント契約にも同意しなければなりません。お客様がお客様の Stripe アカウントをプラットフォームに接続する場合、お客様は、当社がプラットフォームに対して次の行為を許可することを許諾します。(i) お客様の Stripe アカウント及びお客様の Stripe アカウントに含まれているあらゆる本件データ(セクション D において定義)にアクセスすること、(ii) 購入・寄付者との本取引をお客様が作成し管理することを支援すること、(iii) お客様が支払処理・受領代理権限をプラットフォームに対して付与し、当該支払処理・受領代理権限を当社がプラットフォームから再委託を受けること及び (iv) プラットフォームに関連して発生する本取引からお客様に対して支払われるべき資金のうち、金額(例えばプラットフォームの利用料等)を控除すること(以下、「プラットフォーム手数料」といいます。)。お客様は、プラットフォームとの間で別途、プラットフォーム手数料の支払いについて同意しなければならず、あらゆるプラットフォーム手数料は手数料に加算されます。

お客様が一旦、お客様の Stripe アカウントに接続することをプラットフォームに対して許諾した場合、その後は、お客様がダッシュボードで Stripe Connect の設定を変更してお客様の許諾を明示的に撤回するまで継続して、プラットフォームはお客様の Stripe アカウントにアクセスすることができ、Stripe Connect アカウント契約に記載されている機能を実行することが許諾されています。

b. Stripe Relay: このセクションの条項は、お客様が Stripe Relay を利用してお客様の Stripe アカウントを通じて本取引を開示又は受諾する場合にのみ適用されます。

お客様は、Stripe Relay を利用して、商品及びサービスの説明、SKU、価格、在庫、イメージ、並びにお客様の商品及びサービス及びそれらのバリエーションを説明するその他の情報(以下、「商品データ」と総称します。)を、オンライン、モバイル、オフサイト、又はアフィリエイトチャンネル(以下、「アプリ」といいます。)に公開することができます。Stripe Relay は、お客様が購入・寄付者からアプリを通じて本取引を受注し、お客様が当該本取引の在庫及び購入情報を管理することも可能にします。このセクションにおいて「注文データ」とは、本取引の開始又は完了の目的で、お客様の管理するシステムを利用して送信される本件データ(セクション D において定義)を意味し、商品データを含みます。

当社は、ダッシュボードを通じて、お客様の Stripe アカウントに接続されているアプリに商品データを提供することができ、接続されているアプリは、お客様が Stripe Relay を通じて当社に提供したのと同様に、商品データを公開することができます。お客様は、アプリを通じて商品データを公開するための適切な権利を取得すること、並びに商品データに含まれている価格設定、在庫情報、事実、記述が正確であること又は不正確であること(エラーによる場合も含む)についての責任を単独で負います。お客様は、当社が (i) お客様の Stripe アカウントに接続したアプリを通じて商品データを公開すること、(ii) お客様との間で注文データの送受信をすること、(iii) (i) 若しくは (ii) を行うために必要な限度において、商品データ若しくは注文データに含まれている商標、サービスマーク、又は個人データ(セクション D において定義)を使用すること、並びに (iv) お客様による Stripe Relay の利用をスムーズにするため、これらの権利をアプリに対してサブライセンスすることを当社に対し許諾するために、世界各国における、ロイヤルティを発生しない譲渡不可能なライセンスを当社に対して付与します。お客様は、お客様による注文データの利用又はアプリを通じて商品データを公開したことに起因して当社に生じたあらゆる補償、制裁金、損失、請求、その他の費用の全額を当社に支払うことに同意します。

お客様は、故意に虚偽の商品データ又は誤解を生ずる商品データを公開せず、アプリを通じた違法な商品若しくはサービスの販売若しくは寄付の受取又は販売若しくは寄付の受取の試みのために Stripe Relay を利用しないこと、並びに、お客様による Stripe Relay の利用を通じてお客様が受ける本取引に関連した、製造、履行、配送、及びその他の付随サービスの提供についてはお客様が単独で責任を負うことを確認します。

c. その他サービス: 当社は随時、追加の又は別の利用規約を条件とする可能性のある追加機能又は追加サービスをお客様に対して提供します。追加サービスの例としては、Stripe Radar や Stripe Sigma があります。このような全ての追加機能及び追加サービスは、本サービスの一部を構成し、お客様は、これらの追加サービスに適用される契約又は規約(もしあれば)に同意しない限り、これらの追加サービスを利用することはできません。

当社は、いわゆる「ベータ版」又はリリース前のサービスへのアクセスをお客様に提供することもあります。お客様は、これらのサービスは開発途上であり、バグ若しくはエラーが含まれている可能性があり、機能が不完全な可能性があり、正式リリースにおいて大幅に変更される可能性があり、又は、最終的には正式リリースされない可能性もあることを了承します。当社は、「現状有姿」で何らの保証も一切付さずにベータ版を提供するものであり、お客様によるベータ版の利用、ベータ版への依拠は、お客様自身のリスク負担となります。

セクション C: 支払処理サービス

1. 支払処理サービスの概要

当社は、お客様に支払方法及び支払処理サービスを提供するために、さまざまな当社の関連会社、支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーと協働します。支払処理サービスに基づきお客様が決済指示(以下に定義)を行うことができる場合、当社は、禁止業種及び本規約に違反して提出された決済指示については決済指示の処理を制限又は拒否することができます。 お客様が支払方法を利用する場合、当該支払方法に適用される条件が適用される場合があります。詳細については、セクション C.5 及びセクション C.6 をご参照ください。

本規約で使用される次の用語は、お客様による支払処理サービスの利用に関するものです。

「決済指示」とは、本取引に関連して、購入・寄付者が銀行その他の金融機関に有している口座から、資金を引き落とすようにとのクレジット又はデビットの指示を意味します。

「異議申立」とは、購入・寄付者から行われる、既存の決済指示に関して資金を返還するようにという指示(支払カードネットワークへのチャージバック若しくは異議、又はデビットネットワークへの異議も含む。)を意味します。

「違約金」とは、お客様による関連法令若しくは本規約の違反に起因して当社、支払方法提供者若しくは支払方法アクワイアラーが課す、又は適用ある支払方法規則により認められている、違約金、課徴金、又はその他の請求を意味します。

「支払方法規則」とは、当社が対応している支払方法を運営している支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーにより課されるガイドライン、規約、規則、及び規制(Visa、Mastercard 及びAmerican Express のネットワークの支払カードネットワーク運営規則(以下、「ネットワーク規則」といいます。)を含む。)を意味します。

「支払方法」とは、クレジットカード、デビットカード、コンビニ決済及び銀行振込など、当社が、その支払処理サービスにおいて受け入れる支払方法の種類を意味します。

「支払方法アクワイアラー」とは、支払方法提供者の代わりにお客様から決済指示を受領し、これらの決済指示を支払方法提供者にルーティングすることにより、支払方法の利用を可能にするために、支払方法提供者から権限を与えられた金融機関を意味します。

「支払方法提供者」とは、Visa、Mastercard 及び American Express など、支払方法の提供者を意味します。

「支払処理サービス」とは、お客様が購入・寄付者から本取引の支払を受け、その他の金融取引を行い、サブスクリプションを管理し、取引報告を行うために使用することができるサービスを意味します。

「返金」とは、お客様の指示により、既存の決済指示について資金を購入・寄付者に払い戻すことを意味します。

「返還」とは、お客様、購入・寄付者、支払方法提供者、支払方法アクワイアラー又は当社による指示に基づき、既存の決済指示に関係のない資金を返還することを意味します。

「取消」とは、支払方法提供者、支払方法アクワイアラー又は当社の指示に基づき、既存の決済指示に関する資金を返金することを意味します。取消は、(i) 支払方法提供者又は支払方法アクワイアラーが決済指示を無効にした場合、(ii) お客様に対して資金がエラーにより又は許諾なく支払われた場合、及び (iii) 適用ある支払方法規則に違反して決済指示が提出された場合又は決済指示若しくはお客様による支払処理サービスの利用が本規約に違反する場合に行われます。

2. 支払処理サービス利用のための登録

お客様が Stripe アカウントに登録する際、お客様は、金融情報、又は当社がお客様、お客様の代表者、支配者、所有者、及びその他お客様の Stripe アカウントに関連する個人を特定するために利用する情報を要求される場合があります。本規約の有効期間中、当社は、お客様に支払処理サービスを利用する適格性があるかを検証し、必要なアカウント若しくはクレジットを支払方法提供者又は支払方法アクワイアラーにおいて設定し、決済指示及びその他の活動のモニタリングを行い、リスク管理及びコンプライアンス確認を実施する目的で、お客様の Stripe アカウントに関する情報を支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーとの間で共有することができます。また、当社は、当社、支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーが適用ある法令及び支払方法規則を遵守することを促進する目的で、支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーとお客様の本件データ(以下に定義)を共有する場合があります。当社は、支払処理サービスを利用する適格性がお客様にあるか判断するため、お客様の Stripe アカウントの情報を確認し、今後も断続的に確認を行っていきます。お客様が本規約に基づき当社に提供した情報を当社が使用することに関しては、セクション D にて詳しく説明しています。

当社は銀行ではなく、従って、当社は預金を受け入れず、貸付又は信用供与を行いません。購入・寄付者に対して直ちに引き渡すことのできない商品又はサービス(コンサート又はその他のパフォーマンス等のイベントを含む。)に対する支払をお客様が受領する場合(以下、「事前予約」といいます。)、当社は当社の単独の裁量により、事前予約のために当社により処理された決済指示の全部又は一部について取消を行う又は引当金を留保することができます。お客様が事前予約のための支払の受領を希望する場合、当社連絡先まで事前にご連絡下さい。

3. 本取引、異議申立、返金、取消の処理

お客様は、購入・寄付者が許可した支払処理サービスを通じてのみ、決済指示を行うことができます。お客様は、購入・寄付者に対する商品又はサービスの提供その他本取引に関連して、本サービスを利用するものとし、本取引に関係のない資金移動のために利用しないことを了解し同意します。当社がお客様のために本取引を処理できるようにするためには、お客様は、お客様が受け取るべき支払処理金銭を支払処理サービスを通じて受領し決済することを、当社、当社の関連会社、支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーに対し許諾及び指示します。お客様は、金融サービス条項又は支払条項(それぞれ以下に定義)で要求される場合を除き、支払処理金銭がお客様の入金先口座(以下に定義)に入金されるまで、支払処理金銭に関するいかなる権利も第三者に付与又は譲渡することはできません。お客様は当該金銭を指示、受領、保有及び決済するという限定的な目的のための代理人として当社を指名し、当社がお客様から付与を受けた支払処理・受領代理権限を行使することに了解し同意します。お客様は、お客様と購入・寄付者との間での契約の成立以降に、購入・寄付者に、当該金銭をお客様の Stripe アカウントへ入金させるものとし、当社は、お客様を代理して当社が受領した当該金銭を、速やかにお客様の Stripe アカウントの残高に反映させます。本取引の代金等としてお客様が受け取るべき資金を当社が受領した場合、その時点で、当社がお客様に代金等相当額を支払うか否かにかかわらず、購入・寄付者がお客様に対して負う支払義務は完全に消滅します。

お客様は、お客様と購入・寄付者との間で成立する契約に関して、その成立後購入・寄付者からお客様の Stripe アカウントに入金される資金について、当社が認める正当な目的のために、当該正当な目的の達成のために当社が認める必要な期間に限り、Stripe アカウントに保留することができるものとし、かかる必要な期間を超えて、お客様の Stripe アカウントに資金を保留しないものとします。

当社と購入・寄付者が別段の合意をしている場合を除き、お客様は、購入・寄付者との直接の関係を維持し、次のことについて責任を負います。(i) 購入・寄付者を代理して支払処理サービスを通じて決済指示を行うための適切な同意を得ること、(ii) 各決済指示について、確認書又は領収書を購入・寄付者に提供すること、(iii) 購入・寄付者の身元を確認すること、並びに (iv) 購入・寄付者が本取引を完了させる適格性及び権限を有しているか判断すること。但し、本取引が承認された場合であっても異議申立の対象になることがあります。当社は、一旦承認され完了した決済指示が後に異議申立、返金、取消の対象となった場合であっても、又は承認なく、エラーにより、若しくは関連法令に違反して提出された場合であっても、お客様に対して一切の責任を負いません。

お客様は、全ての異議申立、返金、取消、返還、又は違約金について理由の如何にかかわらず、時期を問わず、当社に対して直接責任を負います。当社は、(i) お客様のStripeアカウントが残高不足になる場合、(ii) お客様が破産手続等の対象となっている場合、又は (iii) その他、お客様が本規約上のお客様の債務(返金指示の対象となっている決済指示についてのものを含む。)を支払えないと当社が判断する場合には、返金指示に対応することを拒否し、又は返金指示の実行を遅らせることができます。

全ての場合に該当するわけではありませんが、多くの場合、お客様はAPI又はダッシュボードを通じて証拠を提出することにより、異議申立に反論できる可能性があります。当社は、異議申立についてのお客様の反論を支援する上で支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーに提出するための追加情報を要請する場合がありますが、当社は、お客様がかかる反論において有利な結果となることの保証はできません。支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーは、支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーが適切と判断する理由により、お客様の反論を却下することができます。反論の全部又は一部が認められた場合、下記セクション C.9 に基づいて当社が権利を行使することを条件として、異議申立(又はその一部)の対象となった決済指示に関する資金がお客様の Stripe アカウントに入金されます。お客様は、異議申立の対象となった本取引と重複する決済指示を新たに行うことはできません。

セクション D.3 で説明されるように、紛失・窃取された支払認証情報又はアカウントが、お客様から商品又はサービスを購入するために使用された場合、お客様はお客様に生じた全ての損失について責任を負うことにご留意下さい。当社はいかなる場合であっても、詐欺により生ずる損失についてお客様を保険対象としておらず、今後もその予定はありません。例えば、正当な買主を装った者が詐欺を行った場合、詐欺的な方法により買われた商品がお客様のもとに戻らない場合であっても、お客様は異議申立を含む費用について責任を負います。

カード名義人の許諾無く決済指示が行われた場合、禁止業種に関連して決済指示が行われた場合、若しくは決済指示が支払方法規則に違反する場合、又はその他の適用ある理由により、決済指示の取消が行われることがあります。取消が行われる場合、当社はお客様に通知し、かつ、取消の理由の説明を行います。

いくつかの支払方法には固有の返金、返還及び取消の機能がありません。国内の銀行振込やコンビニ決済はその具体例です。お客様がこれらの支払方法をご利用の場合、当社は購入・寄付者への返金、返還及び取消(以下、「顧客返金」といいます。)を行います。購入・寄付者からの申し出等を受けて、お客様が顧客返金を開始する場合、お客様はその資金を購入・寄付者に支払う義務を負い、お客様は当社に顧客返金を実施するよう指示するものとします。お客様は、お客様が開始した顧客返金における一切の誤りにつき単独で責任を負います。また、以下のいずれかの事由に該当する場合には、お客様の承認の有無にかかわらず、当社が顧客返金を開始して処理することができます。これらの場合、すでに顧客返金の対象となるべき資金がお客様の Stripe アカウント又はお客様のアカウントと紐づき対応する顧客残高に反映済みの場合には、当社の選択に従って、当社からの請求に基づきお客様が直ちに当該支払済みの資金を顧客返金することを開始するか、又は、当社が顧客返金を実施し当該金額をお客様の Stripe アカウント若しくは対応する顧客残高から当社が差し引くものとします。(i) 購入・寄付者より当該資金の支払が不正なものであり承認されていない又はお客様が本サービスを利用して提供する事業・サービスが違法若しくは不正である旨の申出が当社又は当該支払方法提供者に対してあったとき、(ii)購入・寄付者からお客様に対する過度の苦情があるとき、(iii) お客様の疑わしい行動について、当社が懸念を有したとき若しくは発見したとき、(iv) 当社が法令若しくは裁判所命令により義務付けられるとき、(v) 当該資金の支払が購入・寄付者の本取引によるものではない不正なもの若しくは誤りである又はそのおそれがあると当社又は当該支払方法提供者が合理的に判断したとき、(vi) お客様が本規約に反して本取引を行ったとき、(vii) お客様の事情により、購入・寄付者に対する商品又はサービスの引渡し、提供が困難になったとき、(viii) 購入・寄付者より本取引の金額を超えて過払いが行われた旨の申出があったとき(かかる場合の顧客返金の額は、当該過払い分に限ります。)、(ix) 当社所定の期間を超えてお客様のStripeアカウントに資金が滞留されている場合であって、当社がお客様に通知したにもかかわらず、当社所定の期限までに、お客様が引出しその他の必要な対応をしなかったとき。

4. 購入・寄付者に対する責任及び開示

お客様が当社に出す決済指示の目的、金額、及び条件を購入・寄付者が理解することは当社にとって非常に重要です。このことを念頭に、支払処理サービスを利用する際には、お客様は (i) API に提出する前に、本取引の性質及び適切な通貨における決済指示の金額を正確に伝え、虚偽表示をしないこと、(ii) 各本取引の内容を正確に記載した領収証を購入・寄付者に提供すること、(iii) 商品又はサービスや寄付の用途が記載の通りでなかった場合に、お客様に連絡するための有効な連絡先を購入・寄付者に提供すること、(iv) 不公正若しくは虚偽的な方法による商品若しくはサービスの販売や寄付の受取、購入・寄付者を不当なリスクに晒す取引、又は売買の重要な条件を事前に開示しない取引のために本サービスを利用しないこと、(v) 当社及び当社の関連会社が本取引(支払取引を含む)を処理することを購入・寄付者に伝えることに同意します。お客様は、公平で中立な返品、返金、キャンセル、又は調整のポリシーを維持し、購入・寄付者が利用できるようにし、購入・寄付者が返金を受け取るためのプロセスについて明確に説明することにも同意します。

支払処理サービスには、繰り返し生ずる支払又は継続的な支払を購入・寄付者から受領し、購入・寄付者に請求書を発行することをお客様が行うための機能が含まれている場合があります。お客様が繰り返し生ずる支払又は継続的な支払のための決済指示を行うために支払処理サービスを利用する場合、お客様は、継続的に請求が発生すること及び繰り返し生ずる支払をキャンセルし又は継続的な支払を中止する方法を最初の決済指示を出す前に購入・寄付者に対して明確に説明することを含め、適用される関連法令及び支払方法規則を遵守することに同意します。お客様が支払処理サービスを利用して購入・寄付者に請求書を発行する場合、お客様は、請求書の形式及び内容が適用ある法令に準拠し、お客様が達成しようとする法的又は税務上の効果を十分に発揮できるようにすることがお客様の責任であることを理解し、これに同意するものとします。

お客様が、個人である購入・寄付者(つまり消費者)との間で本取引を行う場合、お客様は特に法令により義務付けられている開示を消費者に対して行い、不公正な、虚偽的な又は濫用的な行為又は慣行を行わないことに同意します。またお客様は、お客様の開示が特定商取引に関する法律、割賦販売法、及び/又はその他の適用される関連法令の違反とならないことに同意します。

5. 支払条項及び金融サービス条項

お客様による支払処理サービスの利用には、お客様と当社、当社の関連会社、支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーのうちの一又は複数の者との間に適用される追加の条項が適用される場合があります。これらの追加の条項は、特定の支払方法に関連する場合は「支払条項」となり、特定の支払処理サービスに関連する場合は「金融サービス条項」となります。三井住友カード(SMCC)のサービス条項及び [JCB のサービス条項] (https://stripe.com/jcb/legal) は、金融サービス条項の一例です。支払処理サービスを利用することにより、お客様は、当社の法的事項のページに規定されているとおり該当する支払条項と金融サービス条項(お客様と、個別の当社の関連会社、支払方法提供者、及び/又は支払方法アクワイアラーとを拘束するものを含む)に同意することになります。さらに、支払方法提供者は、本規約の条件をお客様に対して直接行使することができます。

当社は、支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーをいつでも追加又は削除することができます。支払条項及び金融サービス条項も随時改定される可能性があります。お客様が支払処理サービスを継続的に利用されている場合、お客様はこれらの追加、削除、及び改定を承諾しこれに同意したものとみなされます

6. 具体的な支払方法

カード払いを受ける場合、お客様は、VisaMastercard、及び American Express により提示されているネットワーク規則等、加盟店に適用される全てのネットワーク規則を遵守しなければなりません。

ネットワーク規則では、お客様は、担保権及び請求権のない商品又はサービスを対象としたお客様と購入・寄付者との間の正当かつ適法な商取引についてのみ、支払カードを使用して支払を受け付けることができると規定されています。お客様は、支払ネットワークの商標又はサービスマークをネットワーク規則に従った態様で使用することができ、ネットワーク規則は、お客様が、カードの種類により区別を設けたりカードによる支払に上乗せ料金を加算したりすることに制約を課しています。

ネットワークは、お客様に対する通知なしにいつでもネットワーク規則を改定することができ、当社は、ネットワーク規則を遵守するためにいつでも支払処理サービスを変更できる権利を留保します。当社は、お客様が当社に提供し、当社がお客様の商品又はサービスの性質や寄付の用途を特定するために利用する情報を、お客様の事業活動に特定の支払カードネットワークの加盟店業種コード(MCC)を指定する場合等に、ネットワーク(及び支払方法アクワイアラー)と共有することができます。

加盟店が購入・寄付者に対して提供すべき商品若しくはサービスを提供できなかった場合又は支払カードの名義人が決済指示を認めない場合、購入・寄付者は、通常、支払カードネットワークに対して異議申立(いわゆるチャージバック)を行います。高い異議申立レート(通常、1% を超えるもの)の場合、お客様は支払処理サービスを利用できなくなる可能性があります。購入・寄付者との異議申立を適時にかつ効果的に管理できなかった場合、最終的には、お客様は、お客様の事業で支払カードを受け付けることができなくなる可能性があります。

お客様が支払カード取引を受諾する場合、ネットワーク規則は、お客様が(i)関連法令により義務付けられている場合を除き、クレジットカードでの決済指示に対して現金による払戻を行うこと、(ii) 返金のために、現金、これと同等のもの、その他何らかの有価物を受領すること、(iii) 支払仲介人若しくはアグリゲーターとして行為すること、若しくは他者のために支払処理サービスを再販すること、(iv) 詐欺的な決済指示となると知りながら決済指示を出すこと、又は (v) 支払カードネットワークの悪用、若しくはネットワーク規則の違反となる態様で支払処理サービスを利用することを具体的に禁止しています。

お客様が支払カードの本取引のために支払処理サービスを不正使用した場合、ネットワークがそのブランドを毀損すると認める行為を行った場合、又は当社がネットワーク規則により義務付けられている場合、当社はお客様、代表者、所有者、実質的支配者及びお客様の Stripe アカウントに関連するその他の個人に関する情報を Mastercard が保持し Visa 及び American Express がアクセス及び更新する MATCH リスト又は Discover が保持しているコンソーシアムマーチャントネガティブファイルに提出することができます。これらのファイルのいずれかに掲載されると、お客様は支払カードから支払を受領できなくなる可能性があります。お客様は、当社がこの情報を共有すること及びこの情報の掲載について了承し同意します。お客様は、当社が第三者からの請求により受けるあらゆる損失を当社に対して全額支払うことについて了承し同意し、お客様は、かかる報告から生ずる当社に対する請求を当社に対して直接行うお客様の権利を放棄します。本項に基づく当社の情報の報告は、本規約に基づいて当社が行使するその他の権利とは別個のものであり、当社が報告を行う原因となった不正使用又は損害を与える行為に起因して、当社は本規約を別途終了させ、又はお客様の Stripe アカウントを停止することができます。

7. 資金決済及び入金スケジュール

a. お客様の入金先口座: 当社は、その銀行パートナーとともに、お客様が指定した銀行又はその他の金融機関の口座(以下、お客様の「入金先口座」といいます。)への資金決済を手配します。お客様は、お客様が入金先口座への資金決済及び入金先口座からの引き落としを実施する権限を有していること、並びに入金先口座がお客様によって保有されていることを確認するものとします。お客様が入金先口座を更新した場合(ダッシュボード経由を含む)、お客様は、本項の要件を引き続き遵守することを確認する必要があります。当社は、お客様が本項を遵守していることを示す証拠書類の提出を求めることができ、お客様がそのような証拠を提出しなかった場合は、本規約の違反となります。

b. お客様の入金先口座への資金決済: お客様の Stripe アカウントにプラスの残高がある場合は、お客様の入金先口座への資金決済となり、お客様の Stripe アカウントにマイナスの残高がある場合は、セクション C.9 に従って、お客様の入金先口座からの支払金額の控除、相殺、及び/又は引き落としとなります。当社は、お客様の入金先口座への決済額を、手数料、違約金、及び何らかの理由により当社に対して支払うべき金額により減額することができます。

c. 第三者受取人に対する資金決済: 当社は、お客様の入金先口座に資金を決済する代わりに、お客様が Stripe に指示したとおりに、他者(以下、「第三者受取人」といいます。)に資金を決済する機能を提供することがあります(お客様の Stripe アカウントのプラスの残高の全部又は一部を当該第三者受取人の Stripe アカウントに移転することを含みます。)。当社がお客様の指示に従って第三者受取人に資金を決済した場合(又はお客様の Stripe アカウントの残高の全部若しくは一部を第三者受取人の Stripe アカウントに移転した場合)、お客様は、これにより、お客様に資金を決済するという Stripe の義務(並びに該当する支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーの義務)が満たされることに同意し、当社は、お客様の Stripe アカウントの残高を速やかに更新して当該決済又は移転を反映させるものとします。

d. 多通貨処理: 当社は、お客様が購入・寄付者から支払を受領した通貨とは異なる通貨で、お客様がお客様の入金先口座に資金を受け取れるというサービスを提供しています(以下、「多通貨処理」といいます。)。このサービスを利用するためには、当社の決済可能な通貨のリストに基づき、お客様は、お客様が受取を希望する通貨ごとに有効な入金先口座を当社に対して提供する必要があります。当社は、いつでも、当社の決済可能な通貨のリストに通貨を加え又はこのリストから通貨を削除することができます。お客様が多通貨処理を利用している場合、当社は決済指示の時点で(例えば API を通じて)決済指示に適用される為替レートを特定します。決済指示額を返金した場合には、適用される為替レートは、決済指示の時点ではなく返金の時点で有効なレートとします。決済指示又は返金を提出することで、お客様は、適用ある為替レートを承諾したものとみなされます。お客様は、多通貨処理サービスを利用しないという選択をいつでもすることができます。お客様は、入金先口座情報又はお客様による多通貨処理サービスの利用に関連するその他の設定を変更することもできますが、変更は当該変更後の決済指示についてのみ適用されます。

e. 入金スケジュール: 「入金スケジュール」という用語は、お客様の入金先口座への資金決済を開始するために当社が要する期間を意味します。お客様の入金スケジュールはダッシュボードに記載されています。当社は、入金先口座への最初の資金決済を行う前に猶予期間を要する場合があります。最初の資金決済後は、当社は、入金スケジュールに従って入金先口座への資金決済を行います。但し、支払方法提供者、支払方法アクワイアラー、又はお客様の入金先口座のある金融機関は、何らかの理由により決済を遅らせることがあることにご留意下さい。お客様の入金先口座のある金融機関が入金先口座に資金振込を行わない、又はその他お客様の予定している通りにお客様が資金を受け取れない事態を生ずる行為について当社は責任を負いません。

当社は、入金スケジュールを変更し、又はお客様への資金決済を停止する権利を留保します。 例えば、(i) 継続中の、予定されている、若しくは過度の異議申立、返金、取消がある場合、(ii) 疑わしい行動について、当社が懸念を有した場合若しくは発見した場合、又は (iii) 当社が法令若しくは裁判所命令により義務付けられる場合に、入金スケジュールの変更又は資金決済の停止を行うことがあります。当社は、お客様の Stripe アカウントに関連する信用リスク、詐欺のおそれ、又はその他の法的リスクにより当社が損失を被る可能性があると当社が合理的に判断する場合には、本規約の終了時にお客様の入金先口座への資金決済を留保する権利を有します。当社が何らかの理由により支払を留保する権利を行使した場合、当社は支払を留保する理由の概要と資金返還の予定スケジュールをお客様に伝えます。

f. 誤った資金決済: 資金決済のために必要な情報は、入金先口座のある金融機関によって異なります。お客様が当社に対して提供する、入金先口座に関する情報は正確で完全なものであるように確実を期して下さい。お客様が不正確な情報を当社に提供した場合、(i) お客様は、資金が間違った口座に対して資金決済され、当社は誤取引から資金を回収できない可能性があることを理解し、(ii) お客様は、誤決済取引に起因してお客様又は第三者が被った損失について、お客様が責任を単独で負い、かかる誤決済取引に関連して当社に対して何ら請求を行わず、当社が被ったあらゆる損失について当社に全額を支払うことに同意します。

8. 決済資金及び引当金

決済指示により生ずる全ての資金は、当社の銀行パートナーとの共通決済口座(以下、「決済口座」といいます。)に保留されます。当社は、本規約に記載されている方法により、決済口座を通じて資金決済を行います。但し、お客様は、決済口座に対する権利は有しておらず、決済口座に入っている資金に対しても権利を有していません。お客様は、決済口座から資金を引き出す権利はなく、決済口座に入っている資金についての利子を受け取ることもありません。

一定の状況下では、当社は、引当金として資金を拠出するようお客様に対して要求し、又は資金の返還に条件を付すことができます(以下、それぞれを「引当金」といいます。)。当社は、当社、購入・寄付者、又はお客様の Stripe アカウントに関連する者にとっての損失リスクが通常よりも高いと当社が判断した場合には、理由の如何を問わず、お客様に引当金を課すことができます。例えば、当社は、(i) お客様若しくは購入・寄付者の活動が、当社若しくは購入・寄付者に対する損失リスクを増加させる場合、(ii) お客様が本規約に違反し、若しくはそのおそれがある場合、又は(iii) お客様の Stripe アカウントに異議申立が増加し、若しくは異常に多い異議申立がある場合、引当金を留保することができます。当社が引当金を課す場合、当社は、引当金の条項を規定し、お客様に対して引当金の額、タイミング、及びその引当金の資金がお客様に返還される条件についての通知を行います。通常、引当金の額は、支払処理サービスを利用して処理される決済指示の全額です。当社は、支払方法提供者又は支払方法アクワイアラーにより義務付けられた場合又はその他の理由により、お客様の Stripe アカウントについての当社の継続的な評価及び関連リスクの認識に基づいて引当金を変更し又はその条項に条件設定を行う場合があります。当社は、お客様による支払処理サービスの利用を通じて処理された資金から、入金先口座又はお客様のStripeアカウントに関連する他の銀行口座から引き落とす方法により、又はお客様に対して直接資金を要求することにより、引当金に充てることができます。

可能な限り、当社は引当金設定の前に引当金の必要性を確認しておきたいと考えています。お客様がお客様の事業活動の性質によって当社がお客様に対して引当金を課すのではないかと懸念している場合には、本サービスの利用前に当社連絡先までご連絡下さい。

9. 担保権、回収及び相殺の権利

a. 担保権: お客様は、入金先口座に当社が入金した資金及び本取引に関する資金が入金又は送金されるその他の銀行口座に保持される資金を含め、お客様のために当社が処理をする本取引に関する一切の資金に関して、当社に対して先取特権及び担保権を付与します。つまり、お客様が当社、購入・寄付者、又は当社の関連会社に支払うべき金額を支払わなかった場合には、当社は、本サービスを通じて当社が処理した本取引に関してお客様に対して支払うべき資金を差し押さえ、かつ、お客様の Stripe アカウントに関連する銀行口座(入金先口座を含む)のいずれからでも資金を引き出すことのできる、お客様の他の債権者の権利に優先する権利を有します。当社の要請があれば、お客様は、かかる資金に対して担保権を設定し、第三者対抗要件を具備し、維持するために当社が必要とみなす文書を作成し交付し、関連する費用を支払うものとします。

b. 回収及び相殺の権利: お客様は、当社及び当社の関連会社に対して支払うべき全ての金額を、要求があり次第、支払うことに同意します。お客様が、本規約に基づき当社又は当社の関連会社に対して支払うべき金額を支払えなかった場合は、(本規約の)違反となり、お客様は、お客様が支払うべきであった金額に加えて、当社が回収のために要したあらゆる費用についても責任を負うものとします。回収の費用には、弁護士報酬及び費用、仲裁若しくは裁判所手続のための費用、債権回収業者の費用、利息、及びその他関連する費用が含まれる可能性があります。可能な場合、当社は、まず、お客様による支払処理サービスのご利用によるお客様の Stripe アカウントの残高、又は当社が留保している引当金から、当社及び当社の関連会社に対して負っている金額の回収又は相殺を試みます。但し、当社は、本規約に基づきお客様が当社に支払うべき金額を、当社が合理的に判断してお客様の Stripe アカウントに関連する Stripe のアカウントの残高から控除又は相殺することにより(又は当該 Stripe のアカウントの入金先口座から引き落とすことにより)回収することができます。同様に、当社は、かかる関連する Stripe のアカウントに関して当社に支払うべき金額を回収するために、お客様の Stripe アカウント残高から金額を控除又は相殺することができます(又はお客様の入金先口座から引き落とすことができます。)。

一定の状況下では、当社は、お客様の支配者、所有者、又はその他の保証人による、個人保証、親権者による保証、又はその他の保証(以下、「本件保証」といいます。)を要請する場合があります。本件保証は、お客様がお客様の支払うべき金額を支払えない場合に、これを支払うという個人又は組織による、拘束力のある約束です。当社が本件保証を当社に対して差し入れるようお客様に要請する場合には、当社は、本件保証の金額及び理由を具体的にお客様に知らせます。要請された本件保証をお客様が差し入れることができない場合、お客様は本サービスを利用することができません。

10. 照合及びエラーの通知

ダッシュボードには、決済指示、決済指示の履歴、及びお客様の Stripe アカウント上でのその他のアクティビティの詳細があります。法令により義務付けられている場合を除き、お客様はお客様による支払処理サービスの利用により生成されたダッシュボード内の情報と、購入・寄付者との本取引についてのお客様の記録を突き合わせて確認し、エラーを特定する責任を単独で負っています。お客様は、お客様の Stripe アカウントを確認し、エラーがあれば直ちに当社に対して通知することに同意します。当社は、報告された当社又は支払方法提供者によるエラーについて調査を行い、適切な場合には、ダッシュボードで特定された入金先口座に入金又は引き落としを行うことで、それらを是正することを試みます。但し、お客様は、お客様がエラーにより失った資金を回復できる可能性は、特に当社がエラーの原因ではない場合又は入金先口座に資金がすでにない場合には、かなり限定的で不可能な場合もあることを認識しておくべきです。本取引のエラーに関しては、当社は、本取引のエラーを適用ある支払方法規則に従って是正すべく、お客様及び支払方法提供者と協力します。過度の遅延なく、いかなる場合でもお客様がエラーを発見しダッシュボード内でフラグを付けてから 60 日以内に、当社による確認のために本取引のエラーを当社に伝えなかった場合、お客様は、エラーに関連するあらゆる額について当社又は支払方法提供者に対して請求する権利を放棄することになります。

11. 休眠口座

お客様が Stripe アカウントに休眠させたままの資金があり、その資金の送金先を当社に対して指示をしない場合には、当社は、当該資金をお客様により放棄されたものとみなし、休眠資金を様々な政府機関に引き渡すことが法令上要求される場合があります。当社がお客様に対して支払うべき資金を、放棄された財産について適用される休眠期間を超えて口座に有している場合、法令により義務付けられる限度において当社はお客様に対し通知を行うようにします。当社がお客様に連絡できない場合には、当社はお客様の Stripe アカウントにある資金を放棄されたものと取扱い、これを適切な政府機関に引き渡します。

セクション D: データ使用、プライバシー、及びセキュリティ

1. データ使用の概要

本サービスを通じて処理され取り扱われる情報の保護、セキュリティ、及び管理は、当社にとって最優先事項の一つであり、お客様にとっての最優先事項の一つでもあるべきです。このセクションでは、本サービスに関連する情報を取扱い、保管する際の当社とお客様のそれぞれの義務を記載しています。本セクションで使用される次の用語は、お客様による本サービスの利用において、お客様又は購入・寄付者により当社に提供され又はお客様により受領若しくはアクセスされるデータに関連するものです。

「支払口座情報」とは、購入・寄付者の支払方法の口座情報を意味し、クレジットカード及びデビットカードについては、カード所有者の口座番号、カード有効期限及び CVV2 を含みます。 「支払データ」とは、支払口座情報、支払方法提供者又は支払方法アクワイアラーとの間でやり取りされる情報、関連法令及び支払方法規則の規制対象となっている特定の財務情報、並びに本取引を完了するために支払処理サービスとともに利用されるその他の情報を意味します。

「個人データ」とは、生存している個人に関する情報であって、その情報に含まれている氏名、生年月日、又はその他の内容によって特定の個人を識別できるもの(他の情報に参照することにより容易に特定の個人を識別できる情報を含む。)で本サービスを通じて送信され又はアクセス可能なものを意味します。

「Stripe データ」とは、当社のインフラストラクチャー上の API 取引の詳細、詐欺検知及び分析に使用される情報、本件データから派生する集約又は匿名化された情報、並びにその他の当社又は本サービスにより作成され若しくはこれにより発生するその他の情報を意味します。

「ユーザーデータ」とは、お客様の事業及びその業務、お客様の商品、サービス又は寄付の用途、並びに購入・寄付者により行われた注文についての情報を意味します。

「本件データ」とは、個人データ、ユーザーデータ、支払データ、及び Stripe データの全てを意味します。

当社は、本件データを、(a) お客様、他の当社のユーザー、及び購入・寄付者に本サービスを提供するため、(b) 詐欺、財務上の損失、又はユーザー、購入・寄付者、及び当社に対するその他の損害を緩和するため、(c) 当社の商品、システム、及びツールの分析、開発、及び改良の目的のために処理し、分析し、管理します。当社は、当社がお客様及びその他のユーザーに対して本サービスを提供できるようにするため、本件データを支払方法提供者、支払方法アクワイアラー及びそれらの関連会社並びに当社の関連会社等の外部委託先に提供します。当社は、お客様に商品のマーケティング行う目的の非関連当事者に対して個人データを提供しません。お客様は、当社が本件データを本セクション D の目的のために、本セクション D に従った態様で使用することについて了承し同意します。

2. 本件データの保護及びプライバシー

a. 秘密保持: 当社は、本規約による許諾若しくはお客様と当社との間の他の合意による許諾に基づく場合、又はお客様からのその他の指示又は許可に基づく場合に限り、ユーザーデータを使用します。お客様は、お客様が本サービスを通じて受領した全ての本件データを保護するものとし、これを開示又は配布してはならず、本サービスに関連して、かつ本規約又はお客様と当社との間の他の合意による許諾に基づいて使用するものとします。いずれの当事者も、個別に購入・寄付者から明示的な同意を得ている場合を除き、購入・寄付者に対するマーケティングの目的に個人データを使用してはなりません。購入・寄付者により依頼された本取引の処理に関連して適用される関連法令及び支払方法規則に従って開示する場合を除き、お客様は、支払データを他人に開示してはなりません。

b. プライバシー: 個人データの保護は当社にとって非常に重要です。当社のプライバシーポリシーでは、お客様が当社に提供する個人データを当社が収集、利用、保持、開示、及び保全する方法及び目的を説明しています。お客様は、当社が随時更新する当社のプライバシーポリシーに同意し、当社は当該プライバシーポリシーを随時更新することがあります。

お客様は、個人情報の保護に関する法律等お客様による本サービスの利用を通じてお客様が当社に提供し又はアクセスする本件データのプライバシー、保護、及びお客様の利用に関する全ての適用される関連法令を遵守しており、今後も継続して遵守することを確約します。お客様は、購入・寄付者からクッキー又はその他同様の方法により直接収集した本件データを含む、お客様が当社に対して収集することを許諾した個人データを、当社に対して開示し、又は当社がこれを収集、利用、保持、及び開示することを許諾するために必要な全ての権利及び承諾を得ていることも確約します。法令上の義務に従い、かつ本規約に関連して、お客様は当社がお客様のために本取引(支払取引を含む。)を処理しお客様から個人データを受領する可能性があることを購入・寄付者に対して開示する責任を単独で負います。さらに、法令又は支払方法規則により義務付けられている場合には、当社は購入・寄付者からの要請があれば、その購入・寄付者の個人データをお客様の Stripe アカウントから削除又は接続解除する場合があります。

当社は本サービスの全部又は一部を、アメリカ合衆国又はその他の日本以外の国に所在するシステムを通じて提供します。従って、お客様は、支払データが日本国外で送信、処理、及び保管される可能性があり、当社のプライバシーポリシーに規定されている通り、適用される関連法令により開示が義務付けられる場合があることを購入・寄付者に対して開示し、これに関して適用される関連法令必要な全ての同意を購入・寄付者から得る義務を負っています。

当社が、当社のシステム上の購入・寄付者の個人データの不正な取得、開示、又は紛失に気付いた場合、当社は関連法令上の当社の義務に従ってお客様に通知します。さらに当社は、お客様が購入・寄付者に対する悪影響を緩和できるよう支援するためにかかる不正な取得、開示、又は紛失についての十分な情報をお客様に提供します。

c. PCI 遵守: お客様が支払カードによる取引を受付けるため支払処理サービスを利用する場合、お客様は PCI データセキュリティスタンダード(以下、「PCI-DSS」といいます。)を遵守しなければならず、お客様の事業に適用される場合には、ペイメントアプリケーションデータセキュリティ基準(PA-DSS)(以下、「PCI-DSS」と「PA-DSS」を「PCI 基準」と総称します。)も遵守しなければなりません。PCI 基準には、支払カードや本取引のデータを含む資料や記録を、安全でセキュアな方法で管理し、アクセスを許可された担当者に限定するという要件が含まれています。当社は、お客様による PCI 基準の遵守をシンプルにするためのツールを提供しますが、お客様の事業が遵守できていることの確認はお客様が行わなければなりません。PCI 基準遵守のためにお客様が取る必要のある具体的なステップは、お客様による支払処理サービスの導入状況により異なります。お客様は、PCI 基準を遵守した態様で本サービスを導入することについての詳細につき、当社のドキュメントを参照して下さい。お客様は、当社の要請があれば、お客様が PCI 基準を遵守していることを証する文書を当社又は適用のある支払方法提供者若しくは支払方法アクワイアラーに提出します。お客様が PCI 基準に準拠していることを当社、支払方法提供者、又はその支払方法アクワイアラーを納得させるのに十分な文書を提供できない場合、当社、及び該当する支払方法提供者又は支払方法アクワイアラーは、合理的な通知に基づいてお客様の事業所にアクセスし、お客様の PCI 基準への準拠を確認することができます。

お客様が PCI 基準に定義されている「口座データ」(購入・寄付者のカード番号又は有効期限を含む。)を保存又は保持する場合、お客様は、PCI 基準に準拠したシステムを維持しなければなりません。お客様が PCI 基準に準拠していない場合、又は当社、支払方法提供者若しくは支払方法アクワイアラーがお客様の PCI 基準への準拠を確認できない場合、当社はお客様の Stripe アカウントを停止し、又は本規約を終了することができます。お客様が第三者のサービスプロバイダを使用して口座データを保存又は送信しようとする場合は、当該第三者が PCI 基準に基づく十分な証明書を保持していることを確認し、口座データをサービスプロバイダと共有する意図を当社に通知するまで、サービスプロバイダとデータを共有してはいけません。さらに、お客様は、PCI 基準に定義されている「センシティブ認証データ」(CVD 又は CVV2 を含む。)をいかなる場合も一切保管又は保持しないことにも同意します。PCI 基準についての情報は PCI Council のウェブサイトを参照して下さい。

3. セキュリティ及び詐欺対策

a. 当社のセキュリティ: 当社は当社の保有している本件データのセキュリティを保護する責任を負っています。当社は、当社のサーバーに保管されているユーザーデータ及び個人データを、不正アクセス、事故による紛失、改変、又は破損のないよう保護するための商業上合理的な管理、技術、及び物理的な手順を取り、当社は、ユーザーデータ及び個人データを取り扱う際には、適用される関連法令及び支払方法規則を遵守します。但し、どのようなセキュリティシステムであっても完全に侵入不可能とはいえず、従って、正当な許諾のない者が当社のセキュリティ対策を突破し、又は当社の保有する本件データを不正使用するという事態が一切起こらないとは保証できません。お客様は、当社の行っているセキュリティ対策がお客様の事業にとって適切又は十分ではないことを理解した上でユーザーデータ及び個人データを当社に提供し、お客様は、お客様の個別の要請に合致するセキュリティ管理(以下に定義)及び追加の管理を実施することに同意します。当社は、その単独の裁量で、本サービス又は本件データの整合性及びセキュリティを維持するため、又はお客様、当社、購入・寄付者、又はその他の者に対する損害を防止するために、お客様の Stripe アカウントの停止等、あらゆる手段をとることができます。お客様は、当該措置によりお客様に生じた損失について、当社に対して請求する権利を放棄します。

b. お客様のセキュリティ: お客様は、お客様のウェブサイト若しくはサーバー上の、又はお客様の保有している本件データ、その他お客様がアクセスし取り扱うことが許諾されているユーザーデータ及び個人データのセキュリティについて単独で責任を負います。お客様は、本件データの取扱又は保持において、適用される関連法令及び支払方法規則を遵守し、要請があれば、お客様が遵守していることの証拠を当社に対して提出します。かかる遵守について、当社の納得する程度の証拠をお客様が提出しない場合、当社はお客様の Stripe アカウントを停止し、又は本規約を終了することができます。

c. セキュリティ管理: お客様は、ご自身の事業に必要なセキュリティ要件を評価し、セキュリティインシデントに晒されるリスクを軽減するために適切なセキュリティ手順及びコントロール(以下、「セキュリティ管理」といいます。)を選択し、実施する責任があります。当社は、本サービスの一部としてセキュリティ管理をお客様に提供し、又は特定のセキュリティ管理を提案する場合があります。しかしながら、お客様の事業を保護するお客様の責任は、当社が提供又は提案するセキュリティ管理によって軽減されるものではなく、当社が提供するセキュリティ管理が不十分であると考える場合には、お客様は別途、お客様の要件を満たす追加の管理を別途実施する必要があります。お客様は、当社のセキュリティ管理の詳細の一部を当社のウェブサイトで確認することができます。

d. 不正リスク: 当社がセキュリティ管理を提供し又は提案する場合があるとしても、当社は、お客様又は購入・寄付者が詐欺の被害に一切遭わないとは保証できません。当社が提供又は提案するセキュリティ管理は、当社、当社の関連会社、又はその他の会社により開発されたプロセス又はアプリケーションを含む場合があります。お客様は、当社の提案する全てのセキュリティ管理を検討し、お客様の事業において不正取引を防止するために適切なものを選択し、お客様の事業にとって適切な場合には、当社の提供するもの以外のセキュリティ対策を独自に実施することに同意します。お客様がセキュリティ管理を無効化し又は適切に利用できない場合、お客様における不正取引、異議申立、詐欺、損失、及びその他これに類する事象の発生する可能性が高くなります。お客様と詐欺的な本取引を行う詐欺行為者による、紛失又は窃取された支払認証情報又はアカウントの使用によりお客様が被る損失については、お客様が単独で責任を負い、お客様がセキュリティ管理を実施できなかった場合には詐欺のリスクが増加するだけであることにご留意下さい。当社は、お客様が紛失した資金を回復する手助けをする場合もありますが、紛失若しくは窃取された支払認証情報若しくはアカウント、又はお客様のユーザー名若しくはパスワードの流出、お客様の入金先口座の変更、及びその他お客様の Stripe アカウントの不正使用若しくは改変により生じた損失については、お客様が単独で責任を負います。紛失又は窃取された支払認証情報の使用又はお客様の Stripe アカウントの不正使用若しくは変更により生じたあらゆる損失については、かかる損失が当社の故意により生じた場合を除き、当社はお客様に対して責任を負わず、お客様は当社に対して請求を行う権利を放棄します。さらに、お客様は、紛失又は窃取された支払認証情報又はアカウントの使用により当社が被ったあらゆる損害について、全額を支払うものとします。

当社は、本取引が詐欺的なものである可能性がある場合、本件データをお客様に対して提供する場合もあります。当社は、お客様によるその後の行為又は不作為を、今後詐欺の可能性を識別する目的で、当社の不正検出モデルに組み込むことができます。お客様は、当社はかかる本件データをお客様の検討のために提供しますが、お客様がかかる本件データに関連して取った若しくは取らなかった対応については、お客様が最終的に責任を負うことを了承します。

4. お客様による Stripe Connect 及び Stripe Relay での本件データの利用

Stripe Connect 又は Stripe Relay を利用すれば、お客様は、お客様の Stripe アカウントをプラットフォーム又はアプリと接続することができます。「Connect プラットフォーム」とアプリは、お客様の代わりに一定の行為を行い、一部のユーザーデータ等、お客様の Stripe アカウントを通じて利用可能な本件データにアクセスすることができます。「Stripe Connect」又は「Stripe Relay」を利用することにより、お客様は当社に対し、ダッシュボード又はAPIを通じてお客様がお客様の Stripe アカウントと接続したプラットフォーム又はアプリとの間で本件データを共有することを許諾します。お客様は、お客様の Stripe アカウントからプラットフォーム又はアプリを削除することにより、いつでも、かかる共有についての許諾を取り消すことができることも理解します。お客様は、お客様の Stripe アカウントに接続されたプラットフォーム又はアプリによる本件データについてのアクション又は利用によりお客様が被った損失について当社に対して請求を行う権利を放棄し、お客様は、プラットフォーム又はアプリによるお客様のアクション又は利用により当社が被ったあらゆる損失を当社に対して全額支払うものとします。

5. 終了時における支払口座情報の提供

お客様の Stripe アカウントの終了後 30 日間、お客様は、お客様と購入・寄付者との間の本取引に関する支払口座情報のうちお客様が受け取る権利を有するものについて、当社がこれを別の支払サービス提供者に対して提供するよう、書面により要請することができます。当社は、支払口座情報を提供する前提条件として、その別の支払サービス提供者が適切なシステム及び管理を有していることの証拠を提示するよう、お客様に要請することができます。さらに、支払カード取引に関する支払口座情報について、その支払サービス提供者は PCI-DSS レベル1の認証を受けていなければなりません。本セクションに基づき要請に応じる当社の義務は商業的に合理的な範囲を限度としており、当社はお客様が指定した支払サービス提供者が支払口座情報の保護のために十分なシステム若しくは管理を有していない若しくは支払口座情報の整合性が失われる可能性があると当社が判断した場合、又は関連法令若しくは支払方法規則により当社が支払口座情報を提供することが禁止されている場合には、要請への対応を遅延し又は拒否する場合があります。

セクション E: その他の法的条項

1. 修正する権利

当社は、いつでも将来的な効力を持つ、本規約の条項の変更又は追加を行う権利を有しており、当社のウェブサイト又はその他、当社が保有若しくは所有するウェブサイト上に変更等を掲載することにより、本サービスの利用に関して変更、削除、廃止、又は条件付加をする権利を有しています。当社は、ダッシュボードを通じて、電子メールにより、又はその他の合理的な方法により、あらゆる変更をお客様に通知します。お客様が既存の Stripe ユーザーである場合、変更は当社が当社のウェブサイトに変更を掲載してから 10 日後に発効し、当社のウェブサイトにおいて変更を掲載してから 10 日以上お客様が本サービス、API 又は本件データを利用した場合、修正された本規約の条項をお客様が受諾したものとみなされます。お客様は、いつでも当社のウェブサイト上で最新の本規約の条項にアクセスすることができます。お客様は、本規約の最上部にある「最終更新日」を確認すれば、本規約がいつ変更されたが確認できます。

2. 譲渡

お客様は、本規約、本規約において付与された権利若しくはライセンス、又はお客様の Stripe アカウントの運営を、当社の事前の書面による承諾なく他者に譲渡してはなりません。お客様がかかる譲渡を行うことを希望する場合、当社連絡先に連絡して下さい。当社が譲渡を承諾した場合、譲受人は譲渡に関連するお客様の権利及び義務を引受け、本規約の条項を遵守することに同意しなければなりません。当社はお客様の同意なく、その他何らの制限なく、本規約を譲渡することができます。当社が譲渡を行う場合、当社はお客様に対して合理的な通知を行います。

3. 監査権

お客様のシステム、ウェブサイト、又はアプリにおいてセキュリティ違反、漏洩、紛失、又は本件データの漏洩があり、お客様の本規約の遵守に影響すると当社が判断する場合、当社の承認した第三者監査人に対してお客様のシステム及び施設のセキュリティ監査を行うことを許可するよう、当社はお客様に要請することができ、また、お客様は、セキュリティ監査の一環として監査人がお客様に対して行う情報提供や支援の要請に全面的に協力しなければなりません。監査人は当社に対して報告書を提出し、当社は当該報告書を支払方法提供者及び支払方法アクワイアラーに共有することができます。

4. エージェンシー関係のないこと;サードパーティサービス

本規約において明示的に規定されている場合を除き、本規約のいかなる規定も、お客様と当社との間、又は支払方法提供者との間にパートナーシップ、ジョイントベンチャー、又はその他のエージェンシー関係を創出する効力はありません。本規約の各当事者及び各支払方法提供者は、独立した契約者です。支払方法提供者が明示的に同意する場合を除き、お客様又は当社のいずれも、契約又は義務により支払方法提供者に対して拘束力を有することはできず、また、お客様も当社も、そのような能力があると表明しないものとします。

当社は、本サービスについての付随サービス(以下、「サードパーティサービス」といいます。)を提供するための、第三者のサービス、製品、及びプロモーションを紹介又はアクセス提供を行う場合があります。これらのサードパーティサービスは、お客様の便宜のために提供されるに過ぎず、お客様に対してこれらのサードパーティサービスを当社が承認し、宣伝し、推薦するものではありません。お客様は、お客様自身の評価に基づき、お客様自身のリスク負担で、サードパーティサービスにアクセスしこれを利用します。お客様は、お客様によるサードパーティサービスの利用は、本規約の適用対象ではないことを了承します。お客様がサードパーティサービスを利用することを決定した場合、お客様はその利用に関する条項及び条件を検討し、理解し、受諾する責任を負っています。当社は、お客様によるサードパーティサービスの利用について、あらゆる責任を明示的に放棄します。また、お客様のサードパーティサービスの利用については、当社のプライバシーポリシーは適用対象外となることにご留意下さい。お客様によるサードパーティサービス(当社のウェブサイトにリンクがあるものを含む。)の利用については、そのサードパーティサービス自体の利用規約及びプライバシーポリシーの適用対象となります。

5. 不可抗力

いずれの当事者も、通信若しくは電気・ガス・水道等の不具合、設備故障、労働争議、暴動、戦争、若しくはテロ、ベンダー若しくはサプライヤーの不履行、火災、自然災害、又はその他各当事者の合理的コントロールを越えた事象に起因する、処理の遅延又は不履行について責任を負いません。但し、本セクションのいかなる規定も、本規約に基づく、手数料、違約金、異議申立、返金、取消、又は返還を支払うお客様の責任又は義務に影響せず、これを免除するものではありません。

6. 当社に対する第三者からの請求についてのお客様の責任

本規約に基づいてお客様が負うことになるその他の義務を制限することなく、またそれに加えて、お客様は、お客様の従業員、請負業者及び代理人がお客様との関係の範囲内で行動している限り、それらの者の行為及び不作為に対して常に責任を負うものとします。

お客様は、第三者が Stripe 組織に対して申し立てるあらゆる請求、訴訟、要求、損失、責任、損害、行為、及び手続(それぞれを「本件請求」といいます。)について、当社の関連会社、及びそれらそれぞれの従業員、代理人、及びサービスプロバイダー(それぞれを「Stripe 組織」といいます。)を防御することに同意し、お客様は、(i) お客様による本規約の規定の違反、(ii) 手数料、違約金、異議申立、返金、取消、返還、又はその他、お客様による本サービスの利用に起因し当社が負うことになった責任、(iii) お客様の過失若しくは故意、お客様の従業員、委託先、若しくは代理人による過失若しくは故意、(iv) お客様と購入・寄付者との間の契約関係若しくはその他の関係、(v) お客様、若しくはお客様の役員及び従業員による、暴力団等との関係(以下のセクション 7 にて定義)に該当する行為、又は(vi)お客様による不当行為等(以下のセクション7にて定義)に起因するあらゆる本件請求について、Stripe 組織に全額を支払うことに同意します。

個人事業主に対する重要なお知らせ: お客様が個人事業主として本サービスを利用している場合、法令及び本規約の規定は、お客様とお客様の事業とは法的に一体で同一であるものとみなしています。お客様は、お客様による本サービスの利用、手数料、返金、取消、違約金、異議申立若しくは詐欺による損失の支払、又はその他、お客様がセキュリティ管理を利用していなかったことについて本規約上お客様が負っている金額、並びにお客様が当社及び購入・寄付者に対して負っているあらゆる義務について、個人的に責任を負っています。 お客様は、支払義務のある金額を支払えなかった場合、経済的な損失のリスクを個人的に負っています。当社のドキュメントを熟読し、そのような損失についての適切な対策を取るよう、お願いいたします。

7. 表明及び保証

本規約の条項を承諾することにより、お客様は以下のことを表明し保証します。(a) お客様は本サービスに登録しこれを利用する資格があり、本規約により発生する義務を履行する権限を有していること、(b) お客様が、お客様の事業、商品、又はサービス又は寄付の用途に関して当社に提供する情報は正確かつ完全であること、(c) 各決済指示は、許可されている商品、サービス、又は寄付についての取引に関するものであり、関連する情報は本取引を正確に説明していること、(d) お客様は、購入・寄付に対するお客様の義務を全て履行し、購入・寄付との間の全ての異議申立を解決すること、(e) お客様は、お客様の事業及び本サービスの利用に適用される全ての関連法令を遵守すること、(f) お客様の従業員、請負業者及び代理人は、常に本規約の条件に沿って行動すること、(g) お客様は、支払処理サービスを個人用、家族用若しくは家庭用として又は仲間内での送金の目的で利用せず、(通常の業務の過程で行われる場合を除き)会社内取引のために利用しないこと、並びに (h) お客様は本サービスを直接又は間接的に、詐欺的若しくは違法な行為を行い又は本サービスの通常の運営を妨害する方法で利用しないこと。

さらに、当社及びお客様は、それぞれ、自ら又は自らの役員及び従業員のいずれも、暴力団員、過去5年以内に暴力団員であった者、暴力団準構成員、総会屋、社会運動等標榜ゴロ、特殊知能暴力集団等、又はその他これに類する者(以下、「暴力団員等」と総称します。)ではなく、本セクション7の (i)(以下、「暴力団等との関係」と総称します。)のいずれにも該当せず、かつ、自ら又は第三者を通じて、今後も本セクション 7 の (ii) に該当する行為(当社の場合には (ii) 5 及び 6 を除く。以下、「不当行為等」と総称します。)を行わないことを表明し保証します。当社及びお客様は、かかる表明及び保証の違反又はかかる約束の違反がある場合には、相手方から本規約が一時停止され又は即時に解除されることに異議を申し立てないことにも同意します。

(i) 暴力団等との関係

  1. 暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること
  2. 暴力団員等が、経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること。
  3. 自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的、又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること。
  4. 暴力団員等に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること。
  5. 経営に実質的に関与している役員又は者が、暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること。

(ii) 不当行為等

  1. 暴力的な要求行為
  2. 法的な責任を超えた不当な要求行為
  3. 取引に関して、脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
  4. 風説を流布し、偽計を用い又は威力を用いて相手方の信用を毀損し、又は相手方の業務を妨害する行為
  5. 換金目的で商品を販売する行為
  6. 正当な理由なく、お客様(お客様の代表者又は関連当事者を含む。)の保有するカードを販売のために使用する行為
  7. その他上記 1. 〜6. に類する行為

8. 保証のないこと

当社は、本サービス及び Stripe の知的財産権を、明示、黙示、又は法定の、権原、商品適性、特定目的適合性、又は侵害の不存在についての保証、又はその他の種類の保証を一切付けずに、「現状有姿」で「提供可能な限度」で提供します。当社により提供される又はお客様が本サービスを通じて取得する、データ、ドキュメント、又はその他の情報(提供元が当社であるか別の Stripe 組織であるかを問わず、口頭によるか書面によるかも問わない。)のいずれも、Stripe 組織からお客様に対する保証を創出せず、黙示するものでもありません。

お客様は、どの Stripe 組織もお客様が提供若しくは販売し若しくは購入・寄付者が支払処理サービスを利用して購入する商品若しくはサービスをコントロールしていないことを確認します。お客様は、購入・寄付者が取引を実施する権限を有しているかどうか、又は実際に取引を完了するかどうかについては、当社は保証できず、知り得ないことを了承します。

Stripe 組織は、(a) 本サービスを通じて提供されるデータの正確性、信頼性、又は正しさ、(b) 本サービスが、お客様の具体的な事業上のニーズ又は要請に合致すること、(c) 本サービスが特定の時間若しくは場所において利用可能であり、中断なく機能すること、又は安全な状態であること、(d) 当社が本サービス、API、ドキュメント、若しくはデータにおける不具合若しくはエラーを修正すること、又は (e) 本サービスにウィルスその他の有害なコードが含まれていないことについては知り得ず、保証もしません。本サービスを通じてお客様がアクセスしダウンロードするデータの利用は、お客様自身のリスク負担で行われます。お客様は、かかるアクセス又はダウンロードに起因する、お客様の財産への損害、データの損失、又はその他の損失については、単独で責任を負います。お客様は、Stripe 組織は取引処理時間又は入金スケジュールに関してお客様に対して保証しないことについて了承します。

黙示の条件若しくは保証の適用、権利若しくは救済方法の行使、法律上の責任を負わせることを本規約の規定により除外、制限、又は修正することが (A) 当該法律の違反となる、又は (B) 本規約の規定を無効にすることになる場合には、本規約のいかなる規定もそのような効力を有するものとして効力を生じません。

9. 責任の限定

いかなる場合であっても、いずれの Stripe 組織も、お客様が本サービスを利用したこと若しくは利用できなかったこと、又は本サービスが利用不可能であったことにより生じた、逸失利益、人身傷害、若しくは物損、又はその他、本規約又はお客様による本サービスの利用に起因する、これに関連して生じた、又はこれに関連するあらゆる損害についての、間接的損害、懲罰的損害、付随的損害、特別損害、又は結果損害について、これらの損害が予見可能であったとしても、また、かかる損害の可能性についてお客様又は Stripe 組織が忠告されていたとしても、お客様に対して責任を負いません。Stripe 組織は、本サービス、お客様の Stripe アカウント、若しくは本件データのハッキング、改ざん、若しくはその他の不正アクセス若しくは不正利用、又はお客様による詐欺防止対策、セキュリティ管理、若しくはその他のデータセキュリティ対策の利用若しくは導入の不備に起因又は関連する、お客様の損害、被害、又は損失について責任を負わず、責任を否認します。Stripe 組織はさらに、(a) ドキュメントに従わずに行われた、お客様による本サービスへのアクセス若しくは本サービスの利用、(b) 本サービスに関連して利用されるサーバー、インフラストラクチャー、若しくは本件データへの不正アクセス、(c) 本サービスの中断若しくは休止、(d) 本サービスに宛てて送信された若しくは本サービスを通じて送信された、バグ、ウィルス、若しくはその他の有害なコード、(e) 当社に提供された本件データについてのエラー、不正確性、省略、若しくは欠損、(f) お客様により提供された第三者のコンテンツ、又は (g) 他者による中傷的行為、攻撃的行為、若しくは違法行為により生じたお客様その他の者の全ての責任及び損害についての責任も否定します。

お客様は、本規約において Stripe 組織が放棄又は否定していない追加的な責任については、これをお客様の直接損害及び実証された損害に限定することに同意し、さらに、いかなる場合であっても、責任の額は、お客様の損害賠償請求の根拠となった事象の発生直前 3 か月間にお客様から当社に支払われた手数料の総額を超えないことに同意します。前文の責任の制限は、お客様が Stripe に対して、支払処理サービスに関連して Stripe が受領しお客様に支払うべき支払処理金銭の決済を怠ったことを理由とする請求には適用されません。かかる請求の場合、お客様は、Stripe 組織の責任が、支払処理サービスに関連して Stripe が受領しお客様に支払うべきであるがお客様への決済を怠った支払処理金銭の金額に限定されることに同意するものとします。

当社のお客様に対する責任についてのこれらの限定は、お客様の請求の根拠の法理論(契約法、不法行為(過失を含む。)、厳格責任、又はその他の理論若しくは根拠)にかかわらず適用されます。

10. 法的手続への対応

当社は、当社が有効であると判断する、差押令状、先取特権、徴収、呼び出し状、令状、又はその他の法的命令(以下、「法的手続」といいます。)に応答することができます。当社又は支払方法提供者(該当する場合、支払方法のための支払方法アクワイアラーを含む。)は、お客様が他者を代理して資金又は本件データを受領している場合であっても、かかる法的手続に基づく要求に応じて、資金を引渡し若しくは留保し、又は当社のプライバシーポリシーを条件として本件データを引渡し若しくは留保することができます。法令により認められる場合には、当社は、当社の記録にあるお客様の電子メールアドレスに宛てて写しを送付することにより、かかる法的手続についてお客様に対して通知するよう合理的な努力をします。当社は、法的手続についての当社の応答又は遵守の結果お客様に生じたあらゆる損失(直接か間接的かを問わない。)について責任を負いません。

11. 紛争解決及び準拠法

お客様は、本規約又は本サービスに起因し又は関連して生じる紛争については、このセクション 11 に従って解決することに同意します。本規約は日本国の法律に準拠します。本規約のいずれの当事者からの要求による場合も、本規約に起因し又はこれに関連するあらゆる性質の訴訟、紛争、請求、又は相違は、日本国における通常訴訟の手続により解決するものとし、東京地方裁判所又は大阪地方裁判所を、専属的管轄を有する裁判所とします。

12. 完全合意

本規約並びに参照により本規約に組み込まれる全てのポリシー及び手順は、お客様と当社との間の本サービスの提供及び利用に関する合意の全てです。お客様と当社との間の別段の明示的な規定がある場合を除き、本規約は、本サービスの提供又は利用について矛盾するポリシー又は合意に優先します。本規約は、本サービスに関してお客様が有する唯一の救済方法を規定しています。本規約の規定又は一部分が法令上無効又は執行不可能であると判断された場合、当該箇所は、その内容が意図していた目的を最大限実現できるよう改定及び解釈され、それ以外の全ての規定は有効に存続するものとします。

13. 累積的な権利、構造、権利放棄

本規約に基づく当事者の権利及び救済措置は累積的なものであり、いずれの当事者も、本規約に基づく権利又は救済措置を、法律上、衡平法上、又は支払方法規則に基づいて利用可能な他の全ての権利及び救済措置とともに行使することができます。本規約のいかなる条項も、当事者が起草者であることを理由に、当事者に不利に解釈されることはありません。明示的に別段の定めがない限り、「~を含む」又は「~など/等」という用語の使用は、その用語の前の文章の一般性を制限するものとは解釈されません。一方の当事者が本規約のいずれかの条項を行使しなかったとしても、その後に当該条項を行使する当事者の権利を放棄したことにはなりません。

14. 存続条項

本規約の規定であって当事者の継続的な義務を生じさせるものは全て、本規約の終了後も有効に存続します。当事者の継続的な義務を生じさせる規定とは、セクション A.3(「お客様と購入・寄付者との関係」)、A.6(「税金及びその他の費用」)、A.7(「本サービスの要件、制限及び制約」)、A.8(「不正使用又は違法使用の疑い」)、A.9(「開示及び通知、電子署名の同意」)、A.10.b(「終了の効果」)、B.2(「Stripe の知的財産権」)、C.6(「具体的な支払方法」)、C.7(「資金決済及び入金スケジュール」)、C.8(「決済資金及び引当金」)、C.9(「担保権、回収及び相殺の権利」)、C.10(「照合及びエラーの通知」)、C.11(「休眠口座」)、D.3(「セキュリティ及び詐欺対策」)、D.4(「お客様による Stripe Connect 及び Stripe Relay での本件データの利用」)、D.5(「終了時における支払口座情報の提供」)、E.4(「エージェンシー関係のないこと;サードパーティサービス」)、E.5(「不可抗力」)、E.6(「当社に対する第三者からの請求についてのお客様の責任」)、E.7(「表明及び保証」)、E.8(「保証のないこと」)、E.9(「責任の限定」)、E.10(「法的手続への対応」)、E.11(「紛争解決及び準拠法」)、E.12(「完全合意」)、E.13(「累積的な権利、構造、権利放棄」)及びE.14(「存続条項」)、並びに本規約中のこれらに関連する規定を含みます。