Stripe、グローバルな資金管理機能でイギリス企業の成長を促進

ElevenLabs 共同創業者の Mati Stanizewski と Stripe 共同創業者の John Collison がともにステージに立ちます。
- Stripe は、Stripe Tour London にて AIを活用したツールとイギリス企業向けの資金管理機能を紹介しました。
- このイベントで、ElevenLabs 共同創業者の Mati Stanizewski と Stripe 共同創業者の John Collison が AI 音声テクノロジーの未来について議論を交わしました。
- Stripe は現在、100 万社以上のイギリスの企業や個人事業主と提携しており、そのうち 45% は FTSE 100 の組み入れ企業に該当します。
ロンドン — 本日、プログラム金融サービスを手がける Stripe が、イギリス企業の成長を加速させる最新プロダクトを紹介しました。その内容には、大幅に拡張された資金管理機能、国際取引のサポートツール、世界初の決済用 AI 基盤モデルなどが含まれます。
イギリス企業は、以下のことを実現できるようになりました。
- 既存の Stripe アカウントで多通貨残高を保留、管理、支出し、50 カ国の顧客、請負業者、サードパーティーにメールアドレスを入力するだけで入金できます。
- 25 の新しい決済手段の導入によって越境取引を促進し、102 カ国での税金の徴収・申告、150 以上の市場で現地通貨価格を表示します。
- 世界初の決済用基盤モデルのメリットを享受できます。このモデルは、以前の AI モデルでは成し得なかった数百種のシグナルを捉え、大企業へのカードテスティング攻撃に対する Stripe の検出率を 59% から 97% に向上させています。
- Stripe Capital のプラットフォームやマーケットプレイス、Stripe Issuing の新しい決済カード、今後展開される Stripe Treasury の機能に新たな金融サービスが組み込まれます。
また同社は現在、100 万社以上のイギリスの企業や個人事業主にサービスを提供していることも明らかにしました。そのうちの 45% は FTSE 100 の組み入れ企業です。Stripe を利用する企業は、ElevenLabs や Synthesia などの AI 企業、Revolut や Monzo などのフィンテック企業、Tesco や Hargreaves Lansdown などどのイギリスの金融機関、さらにはイギリス政府まで多岐にわたります。
これらの最新情報は、イギリスの ExCeL で開催されたインターネットエコノミーカンファレンスである Stripe Tour London で共有されました。このイベントには 1,700 人の創業者とビジネスリーダーが集結し、ElevenLabs の共同創業者 Mati Staniszewski と Stripe の共同創業者 John Collison をステージに迎え、AI 音声の急速な発展と、企業がこの新しいテクノロジーをどのように活用して効率性を高め、成長を加速させているかについての議論が行われました。
「経済は、ステーブルコインと AI という 2 つの大きな飛躍の波の真っ只中にあります」と、Stripe の共同創設者である John Collison は述べています。「ステーブルコインは、万人が注目していないダークホースのような存在ですが、AI の方は、エージェントによる取引を通じて、オンラインでの商取引の仕組みを一変させる寸前まで来ています。Stripe を基盤として事業を展開している皆様のために、私たちは未来を先駆けて行きたいと考えています」
Stripe Tour London は、Stripe がサンフランシスコで開催したインターネットエコノミーカンファレンス「Sessions」の 3 週間後に開催され、Sessions と同様、60 以上の製品スイートのアップデートが発表されました。これらのアップデートには、ステーブルコインを活用した新たな資金管理機能や、Visa との提携による世界初のグローバルカード発行プロダクトのリリースなどが含まれており、ステーブルコインを法定通貨と同じように利用することを可能にしました。