FedEx Dataworks と Stripe、SMB 向けグローバルコマースの摩擦軽減を目指し提携
長期的な提携により、物流データの活用と金融インフラを掛け合わせた新たなソリューションが誕生します。
FedEx Dataworks と Stripe は、グローバルな FedEx ネットワークのデータと Stripe の決済インフラを組み合わせることで、グローバルコマースにおける摩擦を軽減するための長期的な戦略的提携を発表しました。共同ソリューションの第一弾は 2027 年前半の提供開始を予定しています。両社はそれぞれのプラットフォームを活用し、数万社に及ぶ中小企業 (SMB) の資金調達の機会拡大を目指します。さらに、FedEx は決済処理の選択肢として Stripe を導入し、Stripe を通じて 50 種類以上の新しい決済手段に対応する予定です。
物流関連の SMB にとって、資金調達の確保は常に大きな課題となっています。従来の資金調達モデルは銀行口座の取引明細や信用スコアに依存しており、出荷状況、在庫の動き、注文処理のパフォーマンスといった事業の運用指標が見落とされがちです。両社は FedEx Dataworks の物流データを Stripe Capital の資金調達分析に反映させることでこの課題を解決し、FedEx を利用する SMB が実際の事業運用に即した資金調達を利用できるように取り組んでいます。こうしたリアルタイムの運用データを活用することで、Stripe では従来の資金調達プロセスよりも迅速に、最適な資金調達の評価、承認、提供が可能になり、SMB が抱える摩擦を解消します。
「FedEx は毎日 2 兆ドルを超えるグローバルコマースを動かしており、企業のビジネス運用に関する独自の見識を備えています」と、FedEx Corp. のエグゼクティブバイスプレジデント兼最高デジタル情報責任者であり、FedEx Dataworks のプレジデントである Vishal Talwar 氏は述べています。「Dataworks における注力分野は、こうしたインテリジェンスを活用することにあり、顧客価値を生み出してサプライチェーンのスマート化に役立つソリューションを構築しています。今回の提携は、世界経済における将来のイノベーションの基盤を築くための重要な一歩となります」
「FedEx と Stripe は、グローバル取引における物理的およびデジタルな基盤を支えています」と、Stripe の共同創業者兼プレジデントである John Collison 氏は述べています。「両社が協力することで、週に 1,000 個の荷物を発送するといった中小企業の事業実績を評価し、Stripe Capital を通じた成長のための資金調達へとつなげることができます」
また FedEx は、Stripe を利用して世界中の顧客向けに決済手段を拡大し、FedEx の決済フローで 50 種類以上の新しい決済手段に対応する予定です。多様な国内主要決済手段に対応することで決済時の摩擦を解消し、顧客が希望する方法で支払いを行えるようサポートします。
今回の発表により、FedEx Dataworks と Stripe は戦略的な長期的提携へと踏みだしました。FedEx Dataworks の物流データと Stripe の金融インフラを活用した、次世代のビジネスソリューションの基盤が築かれます。提携の進展に合わせ、両社はソリューションを拡大し、より複雑化するグローバル企業のニーズへの対応を目指します。