FareHarbor のツアーオペレーター、Tap to Pay と Stripe Terminal を活用してキャッシュレスに移行し、業務を効率化

FareHarbor はツアーやアクティビティーを手がける企業の成長を支援するオンライン予約およびオンライン管理ソフトウェアを提供しています。どこでも使えるビジネスツールを提供するというビジョンを掲げる FareHarbor は、急増するクライアント基盤に対応するため、Tap to Pay と Stripe Terminal を採用しました。

使用製品

    Terminal
    Radar
    Sigma
    Connect
北アメリカ

課題

2022 年は旅行の需要が一気に回復しました。そのため、ツアーオペレーターやトラベルオペレーターは、旅行に行きたがっているお客様に簡潔な方法ですばやくサービスを提供する方法を探す必要性に迫られています。たとえば、非接触型決済やチェックインオプション、モバイル対応のインタラクションなどの導入が必要でした。このような理由から、FareHarbor はアメリカの多様な地域とマーケットのオペレーターがクルーズや写真撮影ツアー、脱出ゲームまでさまざまなアクティビティーの予約とチェックインの機能をシンプルにすばやく改善できる方法を見つけるために調査を始めました。FareHarbor にぴったりだったのは、Tap to Pay でした。

FareHarbor のシニアプロダクトマネージャーである Lavinia Voicu 氏は次のように述べています。「FareHarbor を利用して事業を運営しているクライアントには、成功を収めるために必要なあらゆるものを提供したいと考えています。たとえば、顧客の予約を作成し、調整して、スピーディーにチェックインしてビジネススケジュールを素早く確認できるようにするなどの機能です。そうしたすべての作業を場所を問わず行える柔軟性も提供したいと考えました。特に私たちの業界では、日常的なタスクを外出先でも行える機能が不可欠です」

たとえば、FareHarbor の加盟店である Island Life Bike Rentals (本拠地: サウスカロライナ州ヒルトンヘッド) は、以前は Bluetooth 接続によるカードリーダーを使用して自転車の予約を受けていましたが、アウトドアで使用することもあって、カードリーダーが故障したときは、顧客のクレジットカード情報を手入力するという方法に頼るしかなかったため、もっと効率のよいソリューションを必要としていました。

FareHarbor はStripe を採用し、Island Life Bike Rentals のようなユーザーに非接触型取引を活用するシームレスな機能を簡単に提供できるようにしました。

ソリューション

FareHarbor は Stripe と長年にわたってパートナー提携していたため、他社に先駆けて Tap to Pay と Stripe Terminal をツアーオペレーターに提供する機会が得られました。

Tap to Pay を利用すると、ユーザーは iPhone や Android のデバイス と Stripe Terminal だけで対面の非接触型決済を受け付けることができます。それ以外のハードウェアは不要です。Tap to Pay for iPhone はセキュリティとプライバシーが確保されており、iPhone にカード番号を保存することなく、データを安全に管理する機能を備えています。Tap to Pay on Android はに手頃な価格で入手できるさまざまなスマホやタブレットに対応しています。

「当社のクライアントの成否は、最終顧客に理想的な機能を提供できるかどうかにかかっています。Tap to Pay for iPhone はクライアントにぴったりでした。必要な機能がすべて iPhone にあり、接続がスムーズなデジタルインタラクションのおかげで、旅行アクティビティーを予約する際に見違えるような効果を発揮しているからです。外出先で営業できるクライアントがどのくらいいるか考えてみれば、当社が Tap to Pay on iPhone に投資するのは当然のことでした」と Voicu 氏は述べています。

わずか数週間で、FareHarbor はツアーオペレーターが Tap to Pay のおかげで競合他社に勝る優位性を得られたことを実感しました。対応する iPhone や Android のデバイスと FareHarbor アプリがあれば、アプリを介して、当日予約の支払いをすぐに安全に処理できるようになりました。追加のハードウェアを用意する必要はないのです。Tap to Pay は柔軟性が高いため、加盟店はポップアップショップやファーマーズマーケットなどの地域のイベントなど、あらゆる場所で営業できるのです。

FareHarbor のプロダクトマネージャーを務める Dominique Oosthuizen は次のように述べています。「Tap to Pay on Android は実に素晴らしいイノベーションです。クライアントはどのような場所でも対面支払いを受け付けることができるのです。クライアントが利用客と顔を合わせるのがチェックイン時だろうと、ツアーの最後であろうと、スマホさえ携帯していれば支払いを受け取れるのです。Android デバイスが対応可能なデバイスが豊富であることや、価格が手ごろであることは大きな価値ドライバーになります。今持っている Android デバイスがその場で使えることもあるのです」

結果

Tap to Pay on iPhone を導入して以来、FareHarbor ではユーザー導入率が毎週着実に 10% ずつ増えています。

FareHarbor のクライアントはポップアップ店舗で簡単に営業できるようになりました。Tap to Pay は簡単に使えるので、新規スタッフの研修も簡単です。非接触型決済のシンプルさを実感し、キャッシュレス決済モデルに完全に切り替えたクライアントもいます。

FareHarbor のクライアント、Island Life Bike Rentals の場合、Tap to Pay on iPhone のセットアップは 10 分で完了しました。手順を確認する必要もほとんどありませんでした。以前は Island Life の従業員がクレジットカードを手入力するのに 2 分から 2 分半ほどかかっていましたが、現在では Tap to Pay on iPhone でわずか 10 秒か 20 秒で取引が完了します。

オーナーの Jeremy Gonsalves 氏は次のように述べています。「スピードがなにより重要です。家族連れのお客様を 7 組待たせていたとすれば、1 分でも短くなればビジネス上のメリットがあり、心のこもった温かいやり取りができます。当社のお客様も、決済をすばやく安全に受け付ける当社のテクノロジーに大きな信頼を感じてくださっています」

Tap to Pay on Android によって FareHarbor のクライアント業務は大幅にスリム化できました。またレンタルバイク業者 Going Blue も同様です。

ディレクターの Jason Laine 氏は次のように述べています。「Tap to Pay on Android はすべてを一変させました。レンタルのバイクの乗り捨て返却時に専用の決済用ハードウェアを持ち運ぶ必要はなくなりました。お客様も担当者のスマホをタップするだけで簡単にカード払いができることは便利だと喜んでいらっしゃいます」

FareHarbor はユーザー向けのシームレスな機能を構築するという目標を掲げ、Tap to Pay を活用して、旅行繁忙期に向けてクライアントが対応可能な顧客を増やせるよう支援することを計画しています。

「将来を考えたときに、当社はテクノロジー業界と旅行業界のイノベーションの最前線に立てることを嬉しく感じています。ツアーとアクティビティーを誰にとってもさらにすばらしい体験とするための最新の方法として、Tap to Pay を提供できることを光栄に思います」と Voicu 氏は語っています。

外出先で営業しているクライアントがどのくらいいるか考えてみれば、当社が Tap to Pay on iPhone に投資するのは当然のことでした。クライアントから直接寄せられたフィードバックによると、Tap to Pay on iPhone を導入したことでクライアントの日常業務にプラスの効果があったことがわかりました。

Lavinia Voicu 氏、シニアプロダクトマネージャー

シンプルな料金体系

手数料によるわかりやすくシンプルな料金。 初期費用や月額費用の固定費はありません。

簡単に導入開始

わずか 10 分程度で Stripe に登録し利用開始できます