Easy Crypto、決済システムに Stripe を選択

世界の大手仮想通貨交換所の 1 つでは、たった 2 人の開発者が 2 週間で完全な決済スタックを構築して実装しました。

サンフランシスコおよびダブリン — 企業向け金融インフラストラクチャープラットフォームの Stripe は本日、大手仮想通貨取引所の Easy Crypto がアカウント保有者の決済システムに Stripe を選択したと発表しました。

ニュージーランドに本拠地を置くこの取引所は、誰もが仮想通貨を平等、シンプル、かつ安全に利用できるようにするというミッションを掲げて、2017 年に設立されました。非常に優れたユーザー体験を実現するとともに、新規顧客が仮想通貨エコノミーについて学習し、自信を持って取引できるようにする教育リソースを提供しています。

Easy Crypto は、決済機能の連携の簡素化、受け付け可能な通貨および決済手段の増加、オーソリ率の最適化、不正使用対策のために Stripe を選択しました。

グローバル決済スタックの迅速な実装

資金をアカウントにさらに簡便に追加できる手段を求める顧客の要望に応じ、Easy Crypto は Stripe の強力な API を利用して完全な決済スタックを実装し、数日でクレジットカードおよびデビットカードの受け付けを開始しました。Stripe は、135 種類以上の通貨およびさまざまな決済手段を受け付けています。

Easy Crypto の CEO の Janine Grainger 氏は次のように述べています。「当社では、1 人のエンジニアが連携に取り組み、別の 1 人が UI/UX の変更を実装するだけで済みました。顧客の使いやすさを重視しているため、Stripe のアカウント登録の円滑さには目を見張るものがあります。2 週間足らずで Stripe の連携を完了させ、当社のプラットフォームで最も要望の多かった安全でセキュアなクレジットカード取引のための機能を導入し、顧客満足度を高めることができました」

不正使用対策

Easy Crypto は Stripe Radar も実装し、数百万社のグローバル企業から集めたデータでトレーニングした機械学習アルゴリズムを利用して、不正使用を検出・ブロックしています。Radar は他の Stripe 製品とシームレスに連携するため、同社はコードを一切追加することなく不正使用対策を導入できました。

Grainger 氏は次のように述べています。「Stripe Radar で実現できる内容はすばらしいものです。当社では独自のカスタムルールを設定して不正対策を実装し、顧客を保護する方法を継続的に進化させています」

Easy Crypto は、決済システムに Stripe を利用する世界の大手仮想通貨交換所に仲間入りしました。

Stripe の仮想通貨パートナーシップリードの Cyril Mathew は次のように述べています。「Stripe は Web3 の興味深いプロジェクトの多くと連携しており、世界の大手仮想通貨ブランドをサポートしています。Easy Crypto は好例であり、次世代の仮想通貨プロジェクトと連携し、コストを下げながらさらに迅速で安全かつ利用しやすい決済を実現することを楽しみにしています」