Lyte: イギリスに対面決済を拡大し、2022 年末までに 2.5 倍の成長を予測

Lyte は 2020 年創業のカリフォルニアに拠点を置く企業で、顧客が携帯用スマートフォン充電器を借りて、返却できるようにするモバイル充電ソリューションを提供しています。アメリカとイギリス国内の 1,000 カ所以上で営業を行っており、ショッピングモール、スタジアム、レストランなどの会場にある店舗内キオスクのネットワークを管理しています。

使用製品

    Terminal
    Payments
グローバル
スタートアップ

課題

Lyte は、同社の顧客があらゆる場所で携帯用電源にアクセスできるようにすることを使命に掲げています。顧客は複数の都市にある同社の店舗内キオスクで、Lyte の携帯型充電器を借りて、返却できます。Lyte は現在、Stripe Terminal による対面支払いと、Stripe モバイル SDK で実行するアプリによる支払いの、2 つの決済方法を顧客に提供しています。多くの顧客はバッテリー残量が少ないときに、あえて新たにアプリをダウンロードしようとはしないため、Terminal の対面によるフォームファクターは Lyte の決済プロセスには不可欠です。

当初アメリカでの事業を目的に設立された Lyte は、ヨーロッパに進出する機会を得ました。しかし、新たな国際市場に進出する中で、時間的制約、PIN パッドの要件、ハードウェアサプライチェーンを管理するためのロジスティクスなど、特有の課題に直面しました。このため、個別の組み込みが必要で、顧客と製品へのサポートが限られた現地の決済ソリューションを使用せずに、アメリカで標準としていたものと同水準の顧客・開発者体験を実現できる Stripe の国際的なソリューションに切り替えました。

ソリューション

Lyte はすでにアメリカで Terminal SDK を利用していたため、イギリスでの導入に向けて必要な作業は SDK の簡単な更新のみでした。

さらに、Lyte は BBPOS WisePad 3 に対応する新しいフォームファクターを設計し、このデバイスを現地にデプロイするために、Stripe と連携しました。Stripe のリソースを活用して、国際的成長を簡単に推進し、効率的で暗号化された支払い体験を顧客に提供できるようになりました。

結果

Stripe が提供する明確なドキュメントとコードスニペットにより、イギリスの市場に規模を拡大するための全体的なプロセスを、1 人のエンジニアが数日で完了することができました。

Lyte の共同創業者兼 CEO である DJ Wei 氏は次のように述べています。「Stripe はこれまで数カ月かかっていた作業を数日に短縮してくれました。アメリカのワークフローを基にしてイギリスのワークフローを簡単に構築できたため、迅速かつシンプルに導入できました。Stripe Terminal はイギリスへの進出をサポートするだけでなく、ヨーロッパ大陸へのビジネス拡大の可能性を広げてくれました」

Lyte は今後 6 カ月で拠点を倍以上に増やす予定であり、翌年にはフランス、ドイツ、スペインへの進出を計画しています。Stripe の強力な決済機能は、Lyte の国際的な成長を加速させています。「Terminals を採用する利点は他にもたくさんあります」と Wei 氏は話しています。

シンプルな料金体系

手数料によるわかりやすくシンプルな料金。 初期費用や月額費用の固定費はありません。

簡単に導入開始

わずか 10 分程度で Stripe に登録し利用開始できます