GoFundMe、Stripe との提携で北米での資金調達サービスを強化

  • Stripe は、GoFundMe の決済の受け付けと支払いを迅速化し、信頼性を向上
  • 世界展開する Stripe の利用で、資金調達活動の主催者は GoFundMe のコミュニティから効率的に寄付金の受理が可能に
  • Stripe によるエンタープライズグレードの不正防止テクノロジーの利用で、GoFundMe は最高レベルの信頼性と安全性基準を確保

サンフランシスコ発 — Stripe は本日、資金調達プラットフォームの GoFundMe が Stripe のテクノロジーを導入したと発表しました。これにより、寄付を必要とする人々には支援者からの寄付の迅速かつ効率的な受理が可能となります。Stripe との連携により、使いやすい寄付機能、資金調達活動の主催者による寄付金引き出しの迅速化、業務運営における信頼性の向上と安全性の確保を実現でき、GoFundMe での資金調達がさらに容易にできるようになりました。

ここ 12 カ月間に発生した大きな経済的、社会的混乱により、GoFundMe のプラットフォームには異例の規模の寄付のニーズと、それに応じた善意が集まりました。GoFundMe は先日、世界中の人々や目的、組織に向けた寄付が 1 億 5 千万件以上集まり、その合計金額が 100 億ドル以上に上ったことを発表しています。

Stripe、GoFundMe での迅速かつ効果的な資金調達に貢献、いざという時の欠かせない存在に

必要に応じた救済活動を可能にする GoFundMe のサービスを支援するため、Stripe は以下のように、シームレスなアカウント登録の流れと、コンバージョン率を向上できるように最適化された寄付機能の実現、および迅速な資金供給方法の提供に貢献しています。

  • Stripe Connect は、GoFundMe の新規資金調達者に向けて、決済のためのユーザー登録プロセスを効率化します。また、Connect は認証を処理し、入金を自動化する他、寄付者から資金調達者への資金移動に関する運営上の負担を軽減します。

  • Stripe は、個人の資金調達者および慈善団体やその支援のために開始された募金活動への寄付を安全に回収し、保持することで、GoFundMe の使用体験感性を最適化します。

GoFundMe 製品管理ディレクターの Daniel Cox 氏は次のように述べています。「GoFundMe は、当社のグローバルコミュニティに対して、いかに寄付を安全かつ迅速に処理することを重視しており、他に類を見ない資金調達機能を提供することを心がけています。Stripe と提携することで、寄付の処理を円滑化するだけではなく、支援意欲のある人々からの寄付を、必要とする人々の元に迅速に届けることができるようになりました」

Stripe の国際的な展開が GoFundMe のグローバルな規模およびビジョンと合致

現在、アメリカまたはカナダで GoFundMe をセットアップすると、Stripe により、募金者と、その寄付先の受取人との間の資金移動が自動化されます。Stripe のインフラとグローバル性を利用できるため、GoFundMe がその資金調達プラットフォームを新たな国々に展開し、導入する際には、その道筋を整備できます。

Stripe の Jeanne DeWitt Grosser は次のように述べています。「GoFundMe は、国境を越えて善意にあふれる心を持つ人々が集う、グローバルなコミュニティです。GoFundMe が、どの地域からでもより容易に寄付ができ、寄付を必要とする人々が確実かつ迅速に寄付金を受理できることで、世界中でこれまでよりもさらに多くの寄付を引き出せるようになります。この一連のフローに Stripe が寄与できることをとても嬉しく思います」

Stripe のエンタープライズグレードの不正防止テクノロジーにより、GoFundMe における業界最高峰の信頼性と安全性基準をサポート

GoFundMe は、Radar for Teams を利用して自社の高度な信頼性と安全性に関わる業務を大規模に支援しています。Radar for Teams は、Stripe が開発した機械学習ベースのエンタープライズチーム向け不正使用対策ツールです。GoFundMe の信頼性・安全性を管理する責任者は、Radar を利用することで、レビューをより迅速かつ正確にできるように最適化やリアルタイムのフィードバックを活用したカスタム規則の構築、リスクしきい値のカスタム設定、不正使用対策の性能に関する豊富な分析を利用しています。