オンライン請求書ページ
オンライン請求書ページでは、安全なプライベート URL が提供され、顧客はここで以下の操作を実行できます。
- 請求書の詳細、金額、ステータスを表示する。
- 有効な決済手段のいずれかを使用して請求書を支払う。
- PDF 形式で請求書と領収書をダウンロードする。
オンライン請求書ページの例
Stripe はすべての請求書に一意の URL を割り当てます。この URL は顧客に送信できます。Stripe はこうした請求書をオンラインで提供するため、追加のコードを実装することなく安全に支払いを回収できます。
請求書の URL
請求書を作成して送信するときに、Stripe は オンライン請求書ページの一意の URL を生成します。この URL には以下の例のような安全で長いランダムの識別子が含まれます。
https://invoice.stripe.com/i/acct_abcdefghijklmno/test_YWNjdF8xRGZ3UzJDbENJS2xqV3ZzLF9MNGJvMDBzY0xFQ2c1cG1QZzZ6Wk5jV0RXR2lOS1V6LDM0Mjk3NjEz0200wpYOWgBE?s=em
請求書の URL は、期日から 30 日後に期限が切れます。請求書に期日がない場合は、請求書を確定してから 30 日後に期限が切れます。どのような場合も有効期限までの期間が 120 日を超えることはありません。
注
有効期限が切れた後でも、ダッシュボードで表示される URL やユーザーが API を介して取得する URL はすべて、少なくとも 10 日間は有効であることが保証されます。
請求書メールのリンク
請求書メールを設定し、オンライン請求書ページへのリンクを含めることができます。有効にすると、オンライン請求書ページの URL が次の場所に表示されます。
- 請求書のメールに決済フォームへのリンクとして。
- 請求書 PDF のフッター
- Invoice API レスポンス (hosted_invoice_url として)
新規作成するすべての請求書でオンライン請求書ページを有効にするには、請求書テンプレートで、Stripe が提供するオンライン請求書へのリンクをメールに含めるチェックボックスを選択します。
デフォルトでオンライン請求書ページを有効化する
個々の請求書でオンライン請求書ページを有効にするには、請求書の編集時に歯車アイコンをクリックし、支払いセクションで、請求書をリンク付きでメールで送信するを選択します。選択すると、ラジオボタンの横に顧客に請求書をメールで送信する (支払いページへのリンク付き) が表示されます。
歯車アイコンをクリックして請求書またはリンクを手動で送信するを選択することでも、オンライン請求書ページへのリンクを生成できます (このオプションが選択された場合、Stripe は顧客にメールを送信しません)。請求書を完成したら、請求書の詳細ページで 詳細セクションに移動します。次に支払いページに移動し、リンクをコピーして手動で送信します。
ページのカスタマイズ
オンライン請求書ページは、以下を使用してカスタマイズできます。
- ブランドカラー
- ロゴ
- アイコン
これらのブランディング設定は、ダッシュボードでカスタマイズできます。
使用可能な支払い方法を設定する
オンライン請求書ページから、1 つ以上の対応可能な決済手段による支払いを受け付けられるように請求書を設定できます。請求書テンプレートでは、新規作成されるすべての請求書に適用されるデフォルトを設定できます。また、ダッシュボードでの請求書の作成時に請求書ごとに決済手段を選択することもできます。
オンライン請求書ページでは、使用可能な決済手段のリストを顧客に表示できます。このようにすると、顧客が最適な支払い方法を選択できます。さらに、オンライン請求書ページを有効にすることで、お客様を実装作業で煩わせることなく、顧客が複雑な支払いと認証の処理を Stripe に任せられるというメリットもあります。
注
支払い方法の保存
オンライン請求書ページに入力したカード、Bacs ダイレクトデビット、BECS ダイレクトデビットの詳細は、顧客に保存され、その後の支払いに使用されます。iDEAL、Bancontact、Sofort、giropay などの 1 回限りの支払い方法では、再利用を目的とした保存は行われません。
公開サポート情報
請求書には、サポートのメールアドレスやビジネスのウェブサイトなど、公開ビジネス情報で指定された公開情報が含まれます。これらの設定を使用すると、請求書の PDF やメールなどの顧客向けドキュメントにサポートの電話番号を含めるか、デフォルトでビジネスの住所を含めるかを選択することもできます。